10.《ネタバレ》 「思いやりがいかに大切か」ということを再認識させてくれた映画です。
大切なのはお金じゃない。
本当に欲しいのは便利なモノじゃない。
どんな小さなことでも良いから「自分のことを考えてくれてる、想ってくれている」
と感じられる言葉や行動を相手がしてくれること、それが何よりも嬉しいのです。
モノがあれば便利だし、お金だってあるに超したことはない。
だけど根本にお互いが愛し合い、想い合う気持ちがなければ、
それらの価値を二人で喜び、分かち合うことは一生出来ないのだと思う。
モノはいずれ壊れ廃れる。
湯水の如くお金があっても、一瞬で消え去ることも無きにしも非ずだ。
”目に見えるモノ”ほど”無価値”になるのも早いが、
”目には見えないモノ”はお互いの想いが消えない限り、
”永遠に価値があるもの”に生まれ変わるのだろう。
二人が夫婦に間違えられたシーン、キスの練習シーン、飛行機のシーンなどは、
二人の想いが本物で真剣だからこそ周囲の心を打ち、
結果的に人や状況が変わったのだと思う。
ただ、いくらショックとは言え公私混同は良くないのでマイナス1点。
最後のサンドラーの歌には、私まで胸がいっぱいになり声を詰まらせた。
ラブストーリーでこんなに幸せな気持ちになったのはいつ以来だろう。
ドリューの笑顔は最高に幸せにしてくれる!