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男はつらいよ 寅次郎真実一路

[オトコハツライヨトラジロウシンジツイチロ]
1984年上映時間:107分
平均点:6.57 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-12-28)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
大原麗子(女優)富永ふじ子
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
吉岡秀隆(男優)諏訪満男
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
笠井一彦(男優)中村
マキノ佐代子(女優)ゆかり
美保純(女優)小島あけみ
谷よしの(女優)鹿児島の旅館の仲居
関敬六(男優)寅次郎のテキヤ仲間
津嘉山正種(男優)部長
桜井センリ(男優)タクシー運転手
風見章子(女優)和代
米倉斉加年(男優)富永健吉
津島恵子(女優)静子
辰巳柳太郎(男優)進介
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作中川滋弘
島津清
企画小林俊一
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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1.《ネタバレ》 マドンナは2回目の大原麗子。

彼女には不幸な役がよく似合う。(『居酒屋兆治』しかり) 今回もエリート証券マンの夫が仕事と家族を捨てて失踪してしまう。(前回は離婚直後の女性でした) エリートサラリーマンの失踪と言えば、管理社会からの逃避を扱った名作『寅次郎相合い傘』の船越英二と同じパターンだが、今回は残された側からの視点というところが違う。

寅さん曰く、「毎晩必ず残業だ。早くて10時、遅くて家に帰るのが真夜中の12時から1時だ。ひと言も口をきかず、ずーっと風呂に入る。ごろんと寝る」 タコ社長「厳しいねぇ」 寅さん「あー、もったいない」 博「何でですか?」 寅さん「鈍いやつだな。あんな綺麗な奥さんがいながら、旦那はろくにその顔を見る時間がないということなんだぞ」 その後、寅さんが髪結いの亭主のごとく、綺麗な奥さんを眺めて暮らすという男の理想をのたまうのであるが、それは全員に否定されてしまう。綺麗なものを愛でて暮らす。それは確かに理想であり、夢ではあるけれども、結局は経済を度外視した夢想家の発想である。それが寅さんの口から出るところがミソなのだな。

今回のラストシーンは久々に泣けた。名作である。
onomichiさん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-29 23:33:02)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.57点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.35%
514.35%
61043.48%
7730.43%
8313.04%
914.35%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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