マッドマックスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マッドマックス

[マッドマックス]
Mad Max
1979年上映時間:94分
平均点:6.54 / 10(Review 196人) (点数分布表示)
アクションサスペンスSFアドベンチャーシリーズものバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
キャストメル・ギブソン(男優)マッド・マックス(マックス・ロカタンスキー)
ヒュー・キース=バーン(男優)トーカッター
安原義人マッド・マックス(マックス・ロカタンスキー)(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
富山敬ジム・グース(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
坂口芳貞トーカッター(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村山明ババ・ザネッティ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石丸博也ジョニー・ザ・ボーイ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大宮悌二フィフィ・マカフィー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小島敏彦サース(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千田光男チャーリー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
亀井三郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
藤城裕士(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
城山堅(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
松岡文雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北村弘一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小滝進(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
井上瑤(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
佐々木優子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
鳥海勝美(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宗形智子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
脚本ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
音楽ブライアン・メイ〔音楽〕
主題歌串田アキラ「Rollin' Into The Night」(日本版主題歌)
撮影デヴィッド・エグビー
配給ワーナー・ブラザース
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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20.《ネタバレ》 “Mad Max”『狂ったマックス』になるのかな。マックスは人名ですが、文字面から受ける印象は『最高潮の怒り』でしょうか?
この映画は衝撃でした。今より少し先の未来。治安は悪化の一途を辿り、法に縛られる警察の対応は常に後手に回る。
当時のオーストラリアでは暴走族が社会問題になっていて、同様に日本でも校内暴力など、若者による暴力行為が問題化してきた時代でした。そのため、こんな近未来も可能性として存在するんだろうな…と素直に思えました。
マッドマックスは止まらない暴力に対し、より強力な暴力で抑え込むという、一つの答えを示していたんでしょうね。黄色いパトカーも【INTERCEPTOR=迎撃】に【PURSUIT=追撃】と、物騒な役割分担がされていました。

'70年代の海外の暴走族イメージと言うと、ピカピカのハーレーに乗った髭面ロン毛、サングラスにノーヘルといった、イージー・ライダーのスタイルが思い浮かびます。彼らに直接的な暴力イメージはなく『俺を見てくれ』と言わんばかりの美しさも感じますが、本作の暴走族は、薄汚れたカワサキに乗ってて、ヘルメットの中に血走った目。革ジャンはホコリまみれ。ナイトライダーの死体を受け取りに来た際の、理不尽で一方的な暴力が、交渉の余地を感じさせません。このあと逃げ出したカップルが襲われますが、マックスたちに発見されたときは、男性もズボンを脱がされ、お尻に血が…関わりたくない野犬集団の怖さを感じさせます。

野犬の狂気を見せ付けたのが、冒頭のナイトライダー。薬物の影響か、ず~~っと叫んでます。『スーサイド(自殺)・マシーン』はBスプリングスティーンの“明日なき暴走”の歌詞にも出てきますね。
「アイアム・ロッカー!アイアム・ローラー!アイアム・アウト・オブ・コントローラー!アイアム・ナイトライダー・ベイビー!!」きちんと韻を踏んでてカッコイイです。そんなキレッキレのナイトライダーが、マックスとたった1回交差しただけで、自信を喪失して泣き出します。薬の効果が切れたのか、内なる狂気が一気に冷めて、ちっぽけな人間に戻った瞬間です。この落差こそが、狂気を抑え込む狂気の演出として際立ってます。

友人と家族を失ったマックスは、法を捨ててトーカッター達を追い回し、無慈悲に殺して回ります。暴走族を殺す行為に、何の感情も、カタルシスも、達成感もありません。ただブッ殺すだけです。
でもジョニーだけは違いました。ババも言ってましたが「奴はナイトライダーとは違う」と。ラリったジョニーはトーカッターの台詞「夜空を見上げるたびに…」を叫びますが、ちゃんと覚えてるのは「ナーイトライダー!!」だけ。ジョニーはファッションとしてトーカッター達に憧れるだけの弱い若者です。
マックスはそんなジョニーを野犬の一匹として無慈悲に殺すのではなく、人間として助かる選択肢を残します。でもそれは、とても選べない選択肢でした。暴走族に身を落とすという選択は、もう人間として後戻りができない選択なんだと。
全てを失ったマックスからの、暴走族に憧れる現代の若者へのメッセージ。2以降のバイオレンス作品とは違う、至高の一作です。
K&Kさん [地上波(吹替)] 9点(2024-07-07 15:12:06)(良:1票)
19.《ネタバレ》 もう何度も観てます。シュールですねこの世界。強いものは生き残り、弱いものは消えてゆく。ある意味リアルです。この映画「人間の弱さ」を描きたかったのではないでしょうか。車・バイクがあればマックスも警察も暴走族も無敵です。しかしそのマシンを失うと無力になってしまう。マシンの性能が強くなればなるほど人間は弱くなっていく、そんな感じがします。
金田一耕助さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 17:25:34)
18.《ネタバレ》 世の中の犯罪の生々しさと狂気を描いたこのバイオレンス・バイク映画の傑作。
「ワイルド7」大好きな俺がこの映画の中毒にならないワケがない(何のこっちゃ)。

あの改造バイクの群れ、群れ、群れを見るだけでもゾクゾクワクワクしてしまう。
凄まじいカーチェイス、
血で血を争う凄惨な殺し合い。
追うものと追われる者。
そして戦いに巻き込まれる民衆。
残虐である。
変わり果てた姿になる同僚、
「あの時」のメル・ギブソンの絶望に打ちのめされた顔。
赤ん坊も愛する我妻も・・・復讐の“道”は出来上がる。

ラストの執念に満ちた復讐!
執念が奴らを一人も生かしちゃおかない!!
脚を引き連りながらも復讐への執念を燃やすメル・ギブソンの姿がカッコイイ。後の「ブレイブ・ハート」でのギブソンも好きだが、ギラついた感じはこの映画がベスト。

不条理極まりないこの現代。
そんな人々の断片がこの物語である。

「マッドマックス2」はギャグ映画です(賛辞)
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-13 19:08:32)
17.《ネタバレ》 久々に観賞したけど、CG抜きのバイオレンスアクションは面白いの一言。
今回初めて気付いたのは冒頭で突っ走るナイトライダーは黒の追跡用インターセプターを盗んでいたこと。
あの車は2台あったんですね。
私が監督だったら「3」にも、もう一台インターセプターがあった…!
なんてことになれば、シリーズとして面白くなっていったと思う。
クロエさん [地上波(吹替)] 9点(2011-12-09 10:51:28)
16.小学生の頃はこういう映画は「観ちゃいけない映画」だという恐怖感があったのですが(“こういう映画”の中には何故か『キャノンボール』等も含まれていたんですけどね)、中学生くらいになると、恐る恐る手を出してみたりするわけで。そうすると、解説の淀長さんが「何とスタントマンが二人も死んでいるんです」とか言うもんで(しかも放送のたびに欠かさず言ってた気が)、ますます緊張しながら観ておりました。観終わった時には一回り成長した気がしたもんです(大いなる勘違い)。その後だんだんスレてきて、さすがに恐怖感は薄れてきましたが、本作のスリル感というのは、何度観てもやっぱりスゴい。まずオープニングタイトルと音楽が、粗野で無骨でカッチョイイ! そしていきなり始まるカーチェイス。低い位置のカメラによる、煽るような独特のバイオレンス描写、早くも映画自体が壊れかけ。「肉は腐りかけが一番美味い」というけど、映画は崩壊しかけが美味なもの(ホンマかいな)。例によって、晴れてるシーンと曇ってるシーンが入り混じるいい加減さは勿論あるけれど、気にしない、気にしない。冒頭、“ナイトライダー”が調子よく暴走しているのに、マックスに追跡された途端に泣きべそをかくのが、最高! 形而上学的かつ超自然的かつ非論理的なこの映画の魅力がここにあります。映画の物語は一応、「妻子の復讐」という形をとってますが、ほとんど言い訳みたいなもんで、映画中盤で警察を去るマックスのセリフにもあるように、「暴力への衝動」こそが真のテーマです。切っ先鋭い映画語法もこれに応えるもの、これはまさにバイオレンス映画ならぬ、映画バイオレンスそのもの。冒頭シーンはさしずめ、泣きべそをかく“ナイトライダー”がハリウッド映画で、これを猛追し蹴散らすマックスが、この鮮烈極まりない“豪映画”ってなところか。とまあ、この映画の乱暴狼藉ぶりばかりを書きましたが、実は他にも印象的で好きなシーンは色々あって、例えば暴走族がタイヤで円を描くシーン(犬がまとわりついていて、妙にオモロイ)、暴走族がリンチで人を引きずるシーン(その犬が追いかけていって、妙にオモロイ)などもそうだけど、何故か私がとても好きなのは、倒れた妻にむかってマックス役のメル・ギブソンが走っていくシーン。妙に気に入っているので、2、3作目でも是非一生懸命走って欲しかったのですが、だんだん走らなくなりましたね。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-01-25 17:11:47)(良:2票)
15.B級アクションのお手本のような映画です。クールな主人公、悪すぎる敵、暴虐な展開と、メジャーでは出せない味が凝縮されています。それにしても暴走族が怖すぎです。はじめて見たのは小学生の時でしたが、コアラとカンガルーが作り上げたおおらかなオーストラリア像を完全に壊されました。あんなにもバイオレントな国には一生近寄るまいと心に決めましたね。そして、これ、「リーサル・ウェポン」「ブレイブハート」「パトリオット」「サイン」と、メルギブはよく奥さんを亡くしますね。
ザ・チャンバラさん 9点(2004-07-08 16:07:34)(笑:1票)
14. 凄まじい暴力描写、ハリウッドのカーアクションとは一味も二味も違う鋭利で乱暴な演出。最初観た時は衝撃でした。
ロイ・ニアリーさん 9点(2003-12-12 16:05:53)
13.中学生の時ハマりました。バカみたいに繰り返し、友達と見た。今、見たらどう思うかはわからないけど、タイトル聞いただけでノスタルジックな気分になるから、思い入れで高得点。 マックスターン(正確にはババターン?)練習しました。
ウメキチさん 9点(2003-10-18 13:27:54)
12.家族が呆気なく殺されるシーンも非情なら、バイカー達が次々と薙ぎ倒されていくシーンも非情だ。もう20年以上前、中学生だか小学生だかの頃に観た時は、その荒んだストーリーと迫力ある映像<危険なスタント>に唖然としながらも、これまでに感じたことのない奮えを覚えたものだった。この映画がテレビの洋画劇場で流れた翌日には、教室内の悪ガキ連中みんなで昨日の奮えを語り合った。「あれ、絶対ぇー、死んでるよー!」当時のガキんちょはみんな「マッドマックス」に興奮したのだ。(僕の周りでは)
onomichiさん 9点(2003-10-18 11:08:26)(良:1票)
11.この作品を初めて見たのは水曜ロードショー(現在の金曜ロードショー)TV初放映だったでしょうか。なぜか日本語のテーマ曲が流れていたような気がするのですが・・・。当時小学生だったわたしは”マックス”という新ヒーローに衝撃を受けたものでした。オーストラリアの広大な草原で繰り広げられるカーチェイスは今だ色あせることない迫力です。近年この映画を初めて見た方々にはシンプルで物足りなさを感じるかも知れませんが、それはこの映画が後の映画界に与えた影響が大きかったからだと思います。この作品が無ければ続編も生まれなかったわけですから「北斗の拳」も生まれなかったでしょう。
カズゥー柔術さん 9点(2003-08-21 15:58:47)
10.加速感、疾走感。ひたすら速くて、怖い。ちょうど映画を映画館で見出した頃に出会った作品で、無垢な心に衝撃的でした。テーマソングも気に入ってました。あと、チラシに書いてあった「V8、600馬力」を8600馬力と読んで目が点になった記憶も・・・
しなけいさん 9点(2003-07-19 06:50:03)
9.バイク好きにはたまんないね。バイクスタントかなりいいです。もう少しライディング時のアップが欲しかったけど、スピード感があるのでよし。
phantomさん 9点(2003-07-02 16:11:11)
8.面白い 画も最高 ドキドキもん PART2以降の駄作っぷりがさらにこいつを名作にしちゃったかも けどオーストラリアはめちゃんこ治安いいよ
2cvさん 9点(2002-12-31 02:22:18)
7.評価分かれてるけど、映画館で見た時の驚き!メル・ギブソン主演の映画ではこれが一番だと思う。個人的にはね。あんな族いたら怖いよね・・。
ルーキー39さん 9点(2002-12-19 17:16:56)
6.バイク好きにはたまんないね。グースのKAWASAKIいいです。もう少しライディング時のアップが欲しかったけど、スピード感があるのでよし。
phantomさん 9点(2002-08-23 22:59:27)
5.相手役の暴走族はリーダー以外全部現役の暴走族(日本のそれとは、違うと思うけど)なんだよね。確か…。マックイーンの再来か?なんていわれてたね
クーガさん 9点(2002-03-30 01:14:55)
4.あの殺伐としたオーストラリアが、”今から数年後(世界)・・・”と言うのに今見ても、時代背景を感じさせないのが、すごいですね。警官が、皆(そうではない人もいますが)短髪と言う設定が、見逃せない点です。70年代に作られながら、長髪でない設定を考えた映画関係者に拍手。本物の暴走族を使ったり・・・すごいです。暴走族の副リーダーのババ・ザネティが、格好良すぎです。硬派だし、メル・ギブソンより、かっこいいです。車やバイク乗りなら、絶対見逃せない映画の1つですね。
マーチン・リッグスさん 9点(2001-10-26 04:44:12)
3.自分もバイク乗ってるんだけど、バイク好きな友達の間で”1番DVDソフトの回転率高い映画”と言ってよく互いの部屋で見ます。見ると言ってもラストのチャプター19からだけどね。もうほんとにラストはセリフないしひたすらインターセプター V8 600馬力に見とれたりトッカ-ターのバイクにみとれたりです。
四次元大介さん 9点(2001-10-22 18:10:18)
2.MADMAX2に出てくるヒューマンガスは、もしかして1作目のマカフィー隊長?だってお互い後頭部に同じホクロがあるんだけど...
スプロッグさん 9点(2001-05-27 00:42:32)
1.この映画は映画館で見たが、凄かったぞよ。今でも鮮明に覚えてる。マックスの怒りの表情なんかも鮮明に。ストーリーは単純だけど、なんかカッコイイんだよね。この映画を見ると北斗の拳を連想するのは、ひょっとして俺だけ?
やわらかうんこちゃんさん 9点(2001-04-25 05:16:43)
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【点数情報】

Review人数 196人
平均点数 6.54点
000.00%
121.02%
263.06%
3147.14%
4126.12%
52110.71%
63819.39%
73819.39%
82613.27%
92010.20%
10199.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.57点 Review7人
2 ストーリー評価 6.61点 Review13人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review14人
4 音楽評価 6.30点 Review10人
5 感泣評価 6.00点 Review5人
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