18.《ネタバレ》 ジェイク・ギレンホールが大好きなので、彼が出ているからという理由で鑑賞。 序盤でジャックが、イニスに「ひつじを撃って食べちゃおう」って誘った場面を見た瞬間、「ジャックがウケで、イニスがセメだな」と直感で分かりました。ルールを破ることをそそのかす、まるでそれはアダムとイブのイブのよう。ゲイはどちらも男だけれど、やはり男役を受け持つ側と女役を受け持つ側がある。ジャックはあきらかに女のほうだと思った。 その後テントで初メイクラブのときも、最初はジャックから襲いかかったものの、すぐさまジャックがウケの態勢に・・・やはり直感どおり。 さてそんな目線(ジャック=女、イニス=男)でこの映画を見ていくと、まことに男女の恋愛そのものである。 ジャックの言動を見ていれば、まるで女そのものだ。 世間体とか気にしないで「一緒に農場やろ!」って無邪気に何度も誘うところといい、イニスが離婚したとわかったら車すっとばしてかけつけて「引越し先さがしてきたよぉ~!」ってニコニコうれしさ200%な表情を見せるところといい、イニスとなかなか会えないことを愚痴って「アタシ、もっと一緒にイチャコラしたいっ!」ってキ~ってなるところといい、イニスに冷たくされて帰りの車でクスンクスン泣いてそのあと誰でもいいから抱かれたいってなって路上の男を拾って抱かれるとことといい、いやまさにジャックの女っぷりがその女そのものな微妙な表情の演技によって痛いほど伝わる。 一方イニスはまさに男であり、いかにも女な感情的なジャックに対して、無口なくせに実はツンデレな男を見事に演じきってくれた。 私の中では、同性愛映画というと、どちらかといえば「モーリス」や「アナザーカントリー」のように、登場人物のイケメン俳優がからむ場面で萌えとか、そういう需要のためにあるというイメージだった。しかしこの映画は、そんな既成概念をふっとばすような、内容ありきな、すばらしい映画だったと思う。 この時代におけるゲイに対する偏見が、不倫という障壁と共にふたりの前にたちはだかり、「そんなの気にしないモン!」っていう無邪気なジャックと「いやそれやっぱむりでしょ」という現実主義のイニスの、お互いへの想いは本音であっても、どこまでも交われない平行線の建前が、心をしめつける。そう、この映画は男女のロマンス映画では描ききれない、ゲイだからこその苦悩を、それぞれの妻、あるいは恋人、仕事先、実家の家族・・・あらゆる関係者を巻き込んで、これでもかこれでもかという勢いで、完全に描ききった作品なのだ。 それを証拠に、この映画の受賞歴はおびただしい数。ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞、脚本賞、アカデミー賞でも脚色賞、監督賞・・・やはりこの映画、だたのゲイ映画というククリでは終わらない、深いものを持っていることは確実。 ところでジェイク好きでジェイクのいろいろな作品を見てきた私の意見だが、ジェイクがイニスを見つめるときの色っぽい目つき、これ、女優相手の普通のラブシーンで見せてきた演技のどれよりも色っぽい。その他にも、イニスがらみで見せる、いろいろなシチュエーションでの喜怒哀楽やそれがにじみでるようなとても繊細で美妙な表情・・・すべてが色っぽい。ゲイの女サイド・・・という立場を演じているから、特に意識しているからだと思うけれど、とにかくイニスがらみで見せる表情がドキドキすぎて、ジェイク出演作品の中で一番ジェイクの”艶”が出せている作品だと思う。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-07-25 17:36:17) |
17.《ネタバレ》 最高のヒューマン映画にして友情(純愛)映画の傑作。 同性愛モノって嫌煙されがちだと思うのですが、 ヒューマンな部分とアメリカン情緒がそれを全部包み込んで補ってる。 よく出来ているヒューマン映画はなぜこうも人生を通しての人間観察が見事なのかと感じる。 ブロークバックマウンテンの自然描写があまりにも美しい。 アコースティックなサウンドがまた最高に情緒的で、同性愛の雰囲気とも合っている。 ある種の過ちを犯した二人のその後の日常生活はやがて荒涼と化し、年月は無情にも刻々と移り変わってゆくが、 それとは逆にブロークバックマウンテンの自然は変わらぬ美しさで雄大に、二人の心の中にあり続けるのだった。 「日常」や「現実」と真逆な意味でブロークバックマウンテンが描かれているようで印象的だった。 ジャック・ツイストが義父を制する場面が最高だと思う。 奥さんが二人の情事を目撃する場面は印象的だ。 また実家の屋内が真白で、老夫婦の空虚な心情を表したかのような不思議な感じだったのは印象に残る。 憎むべきは差別であり、自分にとって害のない人を自分と違うからって攻撃するなんて馬鹿だと思う。 それにしたってジェイク・ジレンホールに揉み上げつけてカウボーイハット被せちゃアウトでしょ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 9点(2014-02-09 23:19:31) (良:1票) |
16.これはすごい。こんなに見た後 色々考えさせられる映画は久しぶり。 イニスの口に出さない感情表現がリアルで、胸を締め付けられる。 「あの時こうしていれば、ああしていれば」と、思うことはあっても、 きっと同じ道しか選べないであろうイニスが切ない。 人間の弱さ・小ささに対比されるように、自然は美しく・雄大だ。 【ここなっつ】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-03-07 09:21:59) (良:2票) |
15.《ネタバレ》 自分でもなぜ10点ではないんだろうと思うのですが、やはり悲しすぎる映画だからですかね。救いはないです。それだけ現実的な話です。 興味を持てない映画でしたが、ダークナイトを見たあとに、あのヒース・レジャーが出演している作品ということで鑑賞しました。 平たすぎる表現ですが「素晴らしい」映画でした。フィクションにすぎないはずなのに、現実の事件に衝撃を受けたかのように、鑑賞してしばらくしてからも映画のことが頭から離れなかったです。特にヒースが演じたイニスのことが気の毒でたまらなかったですね。幼稚な表現ですが、でも素直にそう感じました。なんとも言えないラストシーンに描写されているイニスの気持ちを必死に検証して何か希望を持ちたいと思うのですが、難しかった。どうすれば二人で幸せになれたのか?答えがないんです。イニスと一緒になって、いつまでも悲しい気持ちを引きずってしまいました。 ワイオミング在住の作家、アニー・プルーがこの物語に「気づいた」きっかけは、地元のバーに行った際にふと目にした初老の男性だったそうです。にぎやかにビリヤードをやる男の子たちにじっと目をやっていた、その孤独感漂う男性を見た時、「何か」を感じたらしいのですね。つまり、その男性がイニスのモデルです。 「愛はいつだって純粋で完璧なのに、いつも社会や、外部の何かが邪魔をしてくる」サンドラ・ブロックが何かのインタビューで言っていましたが、この映画の二人もまさにそう。イニスとジャックの愛は完璧だったけど、その完璧さゆえに逆に、周囲を巻き込んでさらに不幸になっていく。 「愛ってスバラシイ、」ではなく「人間て。。。。」って感じてしまうから、音楽、脚本、撮影、演技、すべて素晴らしい映画だと思うけど、やっぱり10点はつけられないかな。 【hatomix】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-05-04 19:33:03) (良:2票) |
14.《ネタバレ》 ブロークバックマウンテンの大自然を見る行為と供に、二人の思いを感じ取る映画だと思います。台詞としての説明はかなり省略され、観る者の想像に委ねられています。感情の機微が鋭い時、弱ってる時、そんな時に見るとやられてしまいます。ラストのシャツの入れ替わりがガツンときましたね。ジャックの死因も、ジャックの親の行動がすべてを語ってるのでしょう。余談ですが、ジックがおっさんに仕事を貰いにいくシーンで、吹き替えで見ると市民ケーンのあれが出てきます。字幕じゃ語らないですが…。ああ、ネイティブになりたい。 【Nujabest】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-25 22:10:21) |
13.男同士なんて理解できないと思っていたけど、好きな人の後ろ姿をあんなに切ない表情で見つめたり、追い返されて涙しながら帰ったり、それは相手が男だろうと変わらない、恋する気持ちなのだ。最後の最後まで丁寧に作られた、素晴らしい映画だった。 【フィアット126】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-09 01:02:00) |
12.ちなみに俺はヒース・レジャーよりアン・ハサウェイです。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-04 23:39:39) (笑:3票) |
11.《ネタバレ》 見た直後は素直になれず「ホモ」が前面に出て自分の恥じらいがあったが 数時間たった今では素直にいい映画だったと思える。 恋愛の描写は 男同士なので「アメリカ的だなぁ」とも思えるが、あの「山」を心の頼りに 堕ちてゆく「普通の夫」は幸せを求めることすら出来ないのかと この世のもどかしさを的確に描写した秀逸な逸品。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-02-17 21:41:14) |
【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-18 15:02:39) |
|
9.《ネタバレ》 最初は、どうしてもノーマルな男二人がああいう関係になる程、お互い何がそんなに好きなわけ?と思ったし、男同士の行為の描写が生々しくて、これは私にはちょっと~、と重いながら半分目を伏せていたんだけど、だんだん、人を愛するって言うのはこういう事なのかなぁ、相手を好きなのに理由なんていらないのかも、うん、こういう形もアリなんだな、と思えてきた。私は女で、妻であり、母であるので、どうしても最初はアルマに共感してしまって、言い寄ってくるジャックがうっとうしいなと思ったんだけど、それもだんだんジャックの切ない気持ちに胸が痛くなった。ヘタクソに作れば多分相当シラける話だろう。でもすんなり見る者の気持ちを動かしてしまうあたり、この映画はスゴイ。ジャックとの関係においても、家族とでも、いつも家畜がどうのとか牛の出産がとかいって仕事を優先し、一番大事なことを二の次にしてきたイニスが、最後娘の結婚式は仕事を誰かに代わってもらうと言ったのがとても印象的で、ここにこの映画のメッセージが表れてるのかなと思いました。 【あやりん】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-15 21:59:34) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 キっつい映画でした。鑑賞後にものすごく苦しかった。悲しいんじゃなく苦しい。映画として悪い意味じゃないからね。イニスとジャックのどちらにも共感できるから余計に苦しかった。だってあんな風に終わってしまったら、気持ちをどこにも持っていけないじゃない。ジェイク・ギレンホールの無理な老けメイクに1点減点。 【がんな】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-11 23:22:31) |
7.《ネタバレ》 題材は同性愛ではあるが、けっして社会的には容認されない愛情を隠れて守り続けることの苦しさは、性癖の壁を超えて共感できた。荘厳な前半の風景に対して、後半は世知辛く現実的な場面ばかりが続き、二人の記憶のなかでただブロークバック・マウンテンだけが美しくあり続けたのだとわかる。結末、二人の愛はあっさりと暗い現実に押しつぶされてしまったように見えた。だけれど最後の台詞で、儚さの奥にある力強い絆が垣間見える。甘ったる過ぎるくらいの陳腐な台詞なのに、胸が潰れるような思いがした。 【no one】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-10-26 18:49:30) |
6.こんなに一途な愛ってある?どんなに年月を経ても、人目を避けてしか会えなくても、妻がいても、浮気をしても、やっぱり本当に愛しているのは一人だけ。この二人の愛がずっと続いたのは、まぁ、本当に愛し合っていたからなんだろう。始まりは唐突だったが、男と女の恋だったとしても、始まりは色々だ。愛に理由が要る?同性愛が認められない時代ゆえ障害だらけだが、人目を忍ぶ恋というのもスリリングで、彼らの恋情に拍車をかけたのかもしれない。 ブロークバックの大自然を、馬、羊、熊などの動物達が彩る景色はすばらしい。主役二人と、あとイニスの妻の演技も良かったと思う。 【にゃ~】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-06 20:34:24) |
5.「同性愛は究極の純愛」が持論(?)の私にとって、かなり心に染みる映画だった。投げ縄でイニスの足を引っ掛けて別れがたい気持ちを表現するジャック。愛する妻を抱く時に後ろを向かせてしまうイニス(あんなに柔らかそうな胸なのに......!)。琴線に触れるシーンはいくつもあったけれど、ラスト近く、立ち寝するジャックをイニスが後ろから抱きしめてあげるシーンで、完全にノックアウトされたしまった。2人にとってブロークバックでの時間は、人生で初めての安らぎのときだったんじゃないだろうか。とはいえ、そんな2人だけの世界は、思い出だからこそ美しいのだということを実はみんな解っているんだよね、きっと。「逢わずにはいられない。逢うともっと辛くなる」そんな台詞がかつての映画にあったような・・・・。 胸を焦がすような想い、どうにもならない気持ちはどこへ持っていけばいいんだろう? 【showrio】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-10 22:51:57) |
4.《ネタバレ》 映画を見終わった後、「純愛」という言葉について辞書で調べてみた。【純愛】その人のためなら一身を犠牲にすることをもいとわない、ひたむきな愛情。なるほど、純愛とはそういう意味か。ということは、本作でのイニスとジャックの間に芽生えた感情は、紛れも無く「純愛」と形容できるのかもしれない、例えそれが同性愛でも。イニスとジャックの二人はお互いを愛し合っていた。しかしそれは決して健全な愛ではなかったし、二人は出来ることなら関係を断ち切ることも望んでいた。しかし、二人はお互いを思い続けることを誓った。そしてそんな二人に神が代償として払わせたのが、未来への希望と平和だった。苦悩と心の傷は止まらなかった。音をたてて崩れていく平穏な生活、少しずつ壊れていく愛、ボロボロになっていく心。しかし、それでも二人はやはり、お互いを愛することをやめなかった。暖かい生活と安定した将来を永遠に奪われ、心を引き裂かれてもなお、お互いを愛し続けることを誓ったのである。何故そこまで出来たのか。それは紛れも無く、二人の間に”純愛”が生まれていたからに他ならない。相手のためなら、平和な生活と心の崩壊という「犠牲」をもいとわない、ひたむきな愛情。二人の間にはそれが確かに根付いていた。そして純愛というのは決して男女間だけで語られるものとは限らず、相手に対する思いがあるならばたとえ同姓でもそれは純愛と形容されるのだ・・・・・・。今の世の中の恋愛価値観って、カラダ目当てだったり、すぐに二股したり、結婚してもすぐ離婚したり、それはそれは下らないカスみたいな”恋愛もどき”が多いし、それがかなり浸透してると思う。だけどそんな世の中だからこそ、こういうひたむきな純愛が見られるのは、たとえ映画の中でも、そしてたとえ男同士の恋愛でも、やはり幸せです。ヒース・レジャーやジェイク・ギレンホールの名演は言うまでもないし、ミシェル・ウィリアムズやアン・ハサウェイといった脇役の存在感も素晴しかった。何よりアン・リー監督による映像美が何より印象的だった名作でした。 |
3.《ネタバレ》 舞台が中西部でありアメリカの男らしさの象徴であるカウボーイ同志の性欲を絡めた恋愛であるからこそ、傑作足りえるのだと思う。これが美容師や画家、あるいはNYやLAのごく普通のサラリーマンだったりすると現代ではさほどタブー視されないだろうし、なおかつ性欲を伴わなければ少し濃いめの「友情」という言葉でくくってしまえたかもしれない。二人を隔てる障壁が高ければ高いほど、昇華されない二人の思いがせつなく胸に迫ってくる。また、極端に寡黙なイニスをはじめ、少ない台詞で二人がおかれる状況も、感情も表現しきった脚本・演出。アン・リーらしさ全開の俯瞰して見せる透徹な視線、そして息をのむほど美しい大自然。俳優たちの演技。パーツパーツも素晴らしい。生きてゆくうえでのままならなさがリアリティをもって描かれているので、男でもなくカウボーイでもなくアメリカ人でもない私が見ても共感できる作品になったのではないだろうか。ゲイというだけで生理的嫌悪を感じる人には勧めないが、切ない恋愛映画を観たい方はぜひ観て下さい。 【HIDUKI】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-04 14:37:22) |
2.傑作だと思う。愛の強さゆえに苦しむ主人公の二人がとても切ない。そして悲しい。僕は別に同性愛者ではなく、この世界のマジョリティであるヘテロセクシャルだけど、主人公に感情移入し、一人で行った映画館で一人で男泣きしてしまった。「グリーンディステニー」「ハルク」は全然好きじゃなかったけど、この映画の繊細なタッチはかなり気に入った。音楽も好きだ。良質な小説を読んでいる気分にさせてくれる。主演の二人の演技も頑張ってたと思う。ただ、テーマがテーマだけに見る人によっては見るに耐えかねるだろうし、娯楽性も薄いので退屈に感じるかもしれない。でもこれは傑作だと確信しました。9点! 【ジャザガダ~ン】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-03-30 02:11:42) |
1.《ネタバレ》 最初「ラッキーストライク」や「マールボロ」か何かのコマーシャルみたいなオープニングシーンだなあって思いました。カウボーイハットを目深に被った、昔ながらのいでたちをした西部男二人の味も素っ気もない出会い。自分は自然にこの長いスパンの物語の中に引き込まれていきました。日本でも武士の時代「衆道」が公然と認められていたように、アメリカ西部開拓史時代にあっても、男同士の関係はこれまで描かれてなかっただけで確実に存在していた事実だと思います。それをごくごく真っ当に、二人のズルズルした腐れ縁をありきたりの男女の関係のごとく描いたのがこの作品の優れた点ですね。60年代初頭から80年代に至る時代描写や寂れつつある西部の風物を捉えたカメラも良し!ただ気になったを二点。ブロークバック・マウンテンで意外に早く二人が結ばれてしまった事、衝動的だったとはいえもう少しある種の葛藤があった方が、後々まで続く二人の離れられない愛憎関係が生かされたんじゃないかって思います。あと男同士の性愛描写にどうしても拒絶反応を示す方の偏見を払拭するまでには、残念ながら至っていないのかなっていうのが自分の所見です。最後にヒース、ジェイク(←でも後半のチョビ髭は似合わないぞ)ミシェル、アン・リー監督、オスカー最多部門ノミネーションおめでとうございます!字幕スーパーなしでアメリカ本国で観たんで再度じっくり鑑賞したいと思ってます。日本では当たらない種類の映画だと思うので、公開時、ただ「彼らの奥さんがカワイソー」っていうだけの意見が大勢を占めるようにならない事を祈りつつ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-11 11:30:28) |