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檸檬のころ

[レモンノコロ]
2006年上映時間:115分
平均点:5.64 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-03-31)
ドラマ青春ものロマンス
新規登録(2007-02-13)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2018-09-18)【かっぱ堰】さん
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監督岩田ユキ
キャスト榮倉奈々(女優)秋本加代子
谷村美月(女優)白田恵
柄本佑(男優)佐々木富蔵
石田法嗣(男優)西巧
浜崎貴司(男優)丹波先生
石井正則(男優)金子晋平
中村麻美(女優)咲子先生
山田辰夫(男優)加代子の父
田島ゆみか(女優)大住志摩
波瑠(女優)吉井薫
仲村瑠璃亜(女優)高塚のぞみ
織本順吉(男優)金子商店の主人
大地康雄(男優)白田恵の父(特別出演)
脚本岩田ユキ
音楽加羽沢美濃
作詞岩田ユキ「hikari~檸檬のころ~」(名義「白田恵」)
製作奥田誠治
日本テレビ(「檸檬のころ」製作委員会)
編集日下部元孝
録音柴崎憲治(音響効果)
照明三善章誉
その他高橋伴明(プロダクションスーパーバイザー)
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1.この作品はぼくの目から見れば、青春そのものだった。誰もが通り、誰もが少なからず感じる学生時代の淡い感情。ぼくの中での青春の定義は、夢中になっている状態で、それは人によって色や形や大きさは様々だけど、誰の心にも少なからず必ずあると思う。この作品に出てきた五人の男女は皆、何かしら夢中になっていた。またそれと同じように皆、悩み苦しみ、そして今を精一杯生きていた。目をキラキラと輝かせ、生き生きとしていた。理由も考えず、ただ無意識のうちに着実に大人へと成長していた。ある者は音楽に夢中になり、またある者は夢中で人を好きになり、けれども皆同じように自分の力を疑い、迷い、苦しんでいた。順風満帆に生きていない彼らの心は、痛いほど共感できる想いで一杯だった。「あと一歩踏み出せ」「もう一言なのに」そんな風に胸の中で叫んでしまう。あの頃のぼくらは、みんな不器用で、諦める勇気も始める勇気もなくて、いつも何か不安を抱えていた。だからこそ、応援したくなる。がんばれと、背中を押したくなる。青春の中で悩み苦しんでいる人間を見ると、ぼくも同じようにがんばりたくなる。大人になる少し手前の彼らは、誰かの何気ない一言で、簡単に前に進めたりする。だから、ぼくの変わりに言ってくれると、自然とありがとうと感謝したくなる。今までにも数え切れないほどの青春映画が世に生み出されてきた。それでもその中に一つとして同じものがないように、ぼくらの経験も一つとして同じものはない。だけど、心は同じ人間だから、彼らの感じることは同じように感じることができる。夕陽に染まる町並み、蝉の鳴き声、誰もいない静かな教室。日本にしかない日本の文化の中で、同じ日本人の心を持つぼくらは、彼らの見た世界に心震わす事が出来る。
夢を追い、一つの恋を終え、それでも前に進み続ける。そういった事の積み重ねが何より大切で、生きるということはまさにそういうことなのではないだろうか。この映画は呼吸をしている。ぼくはまた一つ、大切な映画に出会うことができた。
ボビーさん [映画館(邦画)] 9点(2007-04-22 22:16:27)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 5.64点
000.00%
100.00%
219.09%
319.09%
400.00%
5327.27%
6327.27%
719.09%
819.09%
919.09%
1000.00%

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