モラン神父のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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モラン神父

[モランシンプ]
Leon Morin, Priest
(Léon Morin, prêtre)
1961年上映時間:130分
平均点:7.14 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-11-22)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2009-12-01)【もっつぁれら】さん
タイトル情報更新(2024-10-02)【にじばぶ】さん
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監督ジャン=ピエール・メルヴィル
キャストジャン=ポール・ベルモンド(男優)レオン・モラン
エマニュエル・リヴァ(女優)バルニー
パトリシア・ゴッジ(女優)バルニーの娘フランス
脚本ジャン=ピエール・メルヴィル
撮影アンリ・ドカエ
製作カルロ・ポンティ
ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
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1.モノローグのナレーションを活かし、男女の機微を静かに見つめる作風は、デビュー作『海の沈黙』の趣向と非常に似通う。

様々な対話の劇によって映画は進行するが、神父(ジャン=ポール・ベルモンド)とベルニー(エマニュエル・リヴァ)の対話においては、古典的な「心を通わす」切り返し編集は抑制され、距離を置いて二人をツーショットで捉える構図を中心に展開される。(告解室の二人の構図が特徴的だ。)

「切り返しの排除」あるいは不徹底と、そして特に神父側の心理を表象させない自制的な人物造形(表情と仕草とリアクション)によって、悲恋を予感させながら緊張感を呼び込んでいく。

そして、結部のシーンの静かな情感の高ぶりが素晴らしい。
階段上にある神父の部屋。風が窓を震わせ、戸を揺らしている。向かい合う二人の対話。アンリ・ドカエのカメラは二人をどのように捉え、どう切り返すのか。正面中央に大きく据えられる神父と、距離を置いて中心からずらされるベルニー。その非対称の視線劇がせつなく印象深い。

※バルニーの娘役で、マリエルとパトリシアのゴッジ姉妹が共演。幼少期と少女期をそれぞれ愛らしく演じている。
ユーカラさん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-09 22:09:20)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.14点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
6114.29%
7228.57%
8228.57%
9114.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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