ホーリー・モーターズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ホーリー・モーターズ

[ホーリーモーターズ]
HOLY MOTORS
2012年上映時間:115分
平均点:6.77 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-04-06)
ドラマ
新規登録(2013-04-28)【すぺるま】さん
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監督レオス・カラックス
キャストドニ・ラヴァン(男優)オスカー
エディット・スコブ(女優)セリーヌ
エヴァ・メンデス(女優)ケイ・M
カイリー・ミノーグ(女優)エヴァ/ジーン
ミシェル・ピッコリ(男優)あざのある男
レオス・カラックス(男優)
脚本レオス・カラックス
撮影カロリーヌ・シャンプティエ
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3.《ネタバレ》 見た目よりは素直な映画で、カラックス自身の映画体験を描きながらある種の古き良き時代への郷愁をユーモアとサイケデリックな映像で表現している。冒頭、カラックス自身が扉を開け、映画館の中へ入っていく。ここから彼の頭の中に入り込むようなイメージ。したがって単なるオマージュではなく、彼の頭の中に残っているままのかつての映画が、デフォルメされて、背景化されてちりばめられることになる。前作TOKYO!で出てきたメルドだけをとってみても、その前作とのつながりと同時にノートルダムのせむし男やキングコング、美女と野獣、そしてゴジラと様々な映画のイメージの凝集であることがわかる(おそらくもっとあるのだろう。マンホールに潜る所もいろいろ挙げられそうだ)。そうした彼の一種の夢の相方はやはりドニ・ラヴァン以外に考えられないのであって、そして「行為action」の美しさを徹底的に追及していることもわかるのである。車もmotorを持ち、動きで魅了するはずのものであったが、ラストの車庫はそれが失われることへの寂寥が感じられるシーンであった(「カーズ」を思い出す)。傑作。
Balrogさん [映画館(字幕)] 9点(2013-06-10 10:42:57)
2.《ネタバレ》 まさにレオス・カラックス版の「Takeshi's」。「Takeshi's」も好きだけど、完成度で言えば「ホーリー・モーターズ」のほうに軍配が上がる・・・かなあ。行く先々で色々な人間を演じて行く摩訶不思議な物語。印象に残っている場面は、CGのモーションキャプチャースタジオ。光のセンサーを全身に付けた状態で、ぬめぬめタコ女と交わるシーンが強烈。次第に人物のシルエットが見えなくなって、光センサーだけが蠢いている様子が異様でした。CGクリエーターだったら絶対にやらないような発想であり映像です。これも「演じる」という行為なんだな。そしてラスト。その日の「アポ」をすべて終えて停車場に戻ると、なんとそこには他のリムジンの行列が!ちょっとこの場面で鼻水が出そうになりました。主人公以外にも、毎日を「演じる」ことで暮らしている人がこんなにいるとは・・・。とどめに、そのリムジンたちまで会話し始めます。リムジンでさえ、リムジンであることを演じていたのか・・・。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 9点(2013-06-06 01:22:40)
1.言葉でうまく感想が書けない。ひと通りのストーリーを語ることはできるけど、解説なんかできない。言葉で語れないっていうのはいい映画の証拠だ。だってその映画を知るにはそれを見るしかないのだから。こんなに呆気にとられた映画は久々だった。映画ばんざーい!
ととさん [映画館(字幕)] 9点(2013-06-03 14:02:36)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.77点
000.00%
100.00%
2215.38%
300.00%
400.00%
517.69%
600.00%
7646.15%
800.00%
9323.08%
1017.69%

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