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麦子さんと

[ムギコサント]
2013年上映時間:95分
平均点:6.32 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-12-21)
ドラマ
新規登録(2013-09-16)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2021-05-22)【イニシャルK】さん
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監督吉田恵輔
キャスト堀北真希(女優)小岩麦子
松田龍平(男優)小岩憲男
余貴美子(女優)小岩彩子
温水洋一(男優)井本まなぶ
麻生祐未(女優)ミチル
ガダルカナル・タカ(男優)麻生春男
ふせえり(女優)麻生夏枝
岡山天音(男優)麻生千蔵
田代さやか(女優)
星美智子(女優)
脚本吉田恵輔
音楽遠藤浩二
作詞松本隆「赤いスイートピー」
作曲松任谷由実「赤いスイートピー」(名義「呉田軽穂」)
挿入曲松田聖子「赤いスイートピー」
撮影志田貴之
製作ファントム・フィルム(「麦子さんと」製作委員会)
制作Production I.G(劇中アニメ制作)
配給ファントム・フィルム
編集太田義則
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3.コメディと思って油断してたら、無茶苦茶泣かされた。
堀北真希は可愛いけど、女優としての存在感は圧倒的に余貴美子。
演技がどうこうじゃなく、余貴美子から滲み出る居心地の悪い雰囲気がリアル。
それでも、堀北真希が完全に食われてしまってるというわけでもなく、一人二役をきっちり演じ分けて見せたのは偉い。
ラストは堀北真希に泣かされてるのか、余貴美子に泣かされてるのか、よくわからなくなってしまった。
あと、うちの妹の名前がマキ、母親の名前がキミなので、このキャスティングには妙な親近感を覚える。
僕も親不孝してしまってるので、心に突き刺さるものがありました。
涙が治まったら、母親に電話してみようと思う。
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2015-11-03 16:02:31)
2.《ネタバレ》 いきなりタクシーの運転手が温水洋一というところで何かあると思ったが、まさかあんな重要な役柄だったとは。
ストーリーは何も知らずに観たので、最初アニメ好きの妹と兄の2人の生活を追った軽いコメディ的なお話なのかなと思ったら、急に母親が帰ってくるわ、お兄ちゃんは彼女と同棲するとか行って出てっちゃうわ、あれよあれよの急展開で意外性があって良かった。

ストーリーはいたってシンプルで、よくありそうな話。なのに何故こんなにもこの作品は私を惹きつけるのだろうか。堀北真希の魅力による所が大きいが、まず母と娘の関係という分かりやすいテーマに加えて、伏線の張り方が上手く無駄がない。さらにテンポの良い展開と随所に散りばめられた適度な笑いが絶妙で飽きさせない。それでいてしっかり感動させる所は感動させるという、まさに至れり尽くせりな作品。ちょっと誉め過ぎかもしれないが…。

母親を鬱陶しく思ったりするのは誰しも経験のあることだろう。だから母親に対して辛く当たる麦子の気持ちは良くわかった。でもそんな彼女にも母親の故郷を訪れたことで、様々な思いに駆られ徐々に気持ちに変化が生じていく。特に印象的だったのは、自分が壊してしまった目覚まし時計の真実が分かり、ボーリングの球を放ったまま茫然と立ち尽くすシーン。そんな彼女の微妙な変化を堀北は上手く演じていて、最後まで集中して観ることが出来た。

後半やや説教臭く、無理矢理泣かせようとしてくる演出などが目立つが、なかなか自然に描かれているので不覚にもちょっと泣いてしまった。まさか、温水洋一に説教されるなんて…。しかも、麦ちゃんも全く反論出来ないほど説得力があるなんて…。こんなのいつもの温水洋一じゃない…。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 9点(2014-09-12 04:34:13)
1.本作の脚本は巧みです。
ちょっとした登場人物の行動を、後になって他のキャラクターが反芻をします。
なんでもないようなシーンが、後に重要な意味を持つようになります。
いろいろなことが「後で気づける」のです。
脚本家になりたい方、将来映画の仕事に携わりたい方は、この映画を観て学べばよいのではないでしょうか。
地味な映画に思えますが、凡百のお金をかけた映画よりも細かな工夫がされているため、全く退屈することがありませんでした。
本作で描かれるのは①母と娘の確執②夢に破れた&向かう人へのエールです。
①は普遍的なもので、多くの人の共感を呼ぶでしょう。
本作で描かれる母親は、いい母親ではありません。
離婚をしてから長年子どもの前に姿を見せなかったため。娘と息子からうっとおしく思われてしまいます。
母親役の余貴美子の演技がまた素晴らしく、端々に「母親特有のウザさ」がにじみでています。
おかげで娘役の堀北真希に感情移入しまくり、気持ちがわかりまくるのです。
母親に対して「うっとおしいと思うこと」「素直になれないこと」は、後の主人公の想うことに強く関係しています。
そのことがわかる終盤の展開は、涙でスクリーンが見えないほどのものでした。

②は監督の前作「ばしゃ馬」でも描かれたことです。
主人公の麦子はアニメオタクで、声優学校の進学を希望しています。
バイト先のアニメショップでは勤務中にノリノリでアニメ声を練習(?)しています。
堀北真希がアニメオタクとして描かれる作品は、おそらくこれが最初で最後でしょうね。
麦子は「これから夢に向かおうとしている(ちょっとダメな)若者」の象徴でしょう。
母親も、かつてはある夢を持っていました。
現在はくたびれた中年女性になっており、その生活はいいものとは到底思えません。
夢に破れた彼女が、どういう人生を歩んでいたか、その人生に意義があったのか、そして幸せだったのか・・・
観た後は、そのことを考えてみることをおすすめします。エンドロール後にもおまけがありますよ。
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 9点(2014-01-13 16:54:17)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.32点
000.00%
100.00%
215.26%
300.00%
4315.79%
515.26%
6526.32%
7421.05%
8210.53%
9315.79%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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