1.《ネタバレ》 しつこい三浦、小さすぎんか三浦、唐突にスボン降ろして襲ってくんなってば三浦、それにも増して、三浦のバーターとなって常にセットで登場してくるようになった姉の不気味さも有りでずっと恐怖感がビシバシ満載なんですが、それ同等にテーブル越しに向き合った松原女房の数分にも渡る笑顔が怖かった。全体通していつ何が起こるんだという不安と期待感が大きくすごくむず痒い雰囲気で楽しめた。
これ山内監督さんの長編映画デビュー作なんですね、この後の作品となった《友だちのパパが好き》こちらを先に観賞し面白かったので遡ってこちらへと辿り着きラッキーだったと思えました。
ただ〈みんななにかおかしい〉というキャッチコピーには違和感が。ミツコは正常だと思えるのですが、おかしいのは、三浦とその姉とミツコの姉エミの3人だけですね。あえてあと一人を足すならこれを撮られた山内さんご自身ですね。