1.《ネタバレ》 矢口監督の作品とは知らずにスタート。
矢口監督と言えば、ウォーターボーイ、スウィングガールズと二本見て「若い頃に出会いたかった」という感想だったのですが、・・・
これは・・面白い。
歳をとって自分が一周したからか?
それとも単純にこの作品が面白いからか?
恐らくは後者なのでしょう。
ダメダメな主人公が少しずつ成長(本人には頑張り感は無いのに)していく様に感動し、
ヒロインの長澤まさみの演技に惚れ惚れし・・
昨年大河ドラマで脱純情女優、汚れ役もこなし二度目の大ブレイクを果たした彼女。
その片鱗を垣間見れる作品ですね。
惜しむらくは、再会を果たすシーン。
主人公の手から◯◯がパラパラと・・なったところ。
あれは蛇足。
ヒロインは嫌悪感しか湧かないだろうと思え、それからどんな頑張っても「好き」になるはずがない
と感じた。
あのシーンが無ければ、10点をつけていたかもしれない。
追加でもう1つ
中村林業(株)の社員で、柄本明に似ている俳優さんがいらっしゃるが、
ミスキャストだと思う。
祭りに参加させないとした寄り合いで、お茶を持って座る社長の隣にいらっしゃる方。
このシーンまで、えっとぉぉ違う方だよね? いや、・・・
と感じていた。
私だけ?