幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦

[マクガアガルソノマエニカノジョタチノヒトナツノチョウセン]
2015年上映時間:93分
平均点:7.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-03-11)
ドキュメンタリーアイドルもの
新規登録(2015-05-15)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2018-11-22)【イニシャルK】さん
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出演百田夏菜子
玉井詩織
高城れに
有安杏果
佐々木彩夏
平田オリザ
原作平田オリザ(原作協力)
製作フジテレビ
東映
ROBOT
電通
講談社
パルコ
配給ティ・ジョイ
東映(配給協力)
あらすじ
ももいろクローバーZ本格主演映画『幕が上がる』の撮影風景に密着。演技経験ほぼゼロのアイドルが、徐々に女優としての輝きを放ち始める成長過程をつぶさに切り取ったドキュメント映画。ファンなら必見。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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2.《ネタバレ》 この映画にリアリティがあるのは文字通り演技が素人だったももクロが撮影を重ねるにつれてどんどん成長していくところだと思います。確かになんちゃって女優を披露したももドラや、もはや初主演映画として半分なかったこと(笑)にされてるシロメのころのようなポンコツぶりを知っている者としてはそれが一層感じられます。
体裁は豪華なメイキングというものですが、撮影自体にもそれぞれドラマがあり、本編には描かれていなかった原作の合同合宿でのワークショップを髣髴させる、平田オリザ氏のワークショップなど、見ごたえもあり演劇ドキュメンタリーとしてもなかなか楽しめました。
時折見せるももクロらしさもファンとしてはニヤニヤできるのですが、撮影に挑む彼女たちの本気のまなざしにハッとさせられ、「銀河鉄道シリーズ最後の撮影」で、カットがかかった後の彼女たちの涙は、高校時代には打ち込むことができなかったぬ活動というものの疑似体験、そして苦楽を共にした仲間たちとの別れなど様々な思いが込められており見ているこっちもこみあげてくるものがありました。
舞台の千秋楽の挨拶でも、れにちゃんは「西条美紀役のガルルです」と名前を間違えてしまうくらい、役に向き合い、役柄との混同は決してプロの役者としてはあってはならないのかもしれませんが、そのくらい、彼女たちの中では大きな存在であり、どんな形であれこの作品に出合えたことを自分もうれしく思います。
ぜひ、本編と合わせてみてほしい作品です。
クリムゾン・キングさん [映画館(邦画)] 9点(2015-08-18 00:32:02)
1.私はDVDなどで“特典”として付くメイキング映像の類が嫌いです。ジャッキー・チェン主演映画のエンドロールで提供されるNG集などもってのほか。観客へのサービスなのは分かりますが、正直いって有難迷惑な話です。物語の世界に浸りたいのに、その裏側を見せられるなんて艶消しもいいところ。そう、私のスタンスは“メイキング映像・NG集”否定派です。ですから、どんなに『幕が上がる』が好きな私でも、本作に高得点を付ける事は無いと考えていました。あくまでもファン向けのオマケ映画であると。ところが、ところがです!本作はももクロが『幕が上がる』を通じて、女優として成長する過程を追ったもの。弱小演劇部が全国大会を目指して成長していく『幕が上がる』の世界感と見事にリンクしていました。艶消しなんて、とんでもない。『幕が上がる』では描き切れていなかった“演技上達の道程”を図らずも補完する内容でありました。平田オリザ氏のワークショップで演技の意味を知り、監督に対して自らの思いを語る姿。5万人のライブでもおどけて見せる彼女たちが『肖像画』で見せた張りつめた表情。『ももドラ』での“なんちゃって女優”ぶりを知る者にとっては、実に感慨深いものがありました。例えるなら寝返りもままならぬ乳飲み子が、ランドセルを背負って駆けて行くまでを目にしたような。あくまで『幕が上がる』があってこその本作ですし、ファンサービス映画であることは否定しません。ですが、このように“本編の世界観を邪魔しないメイキング映画”があることに驚いた次第です。しおりん、れにちゃんの涙、美しかったなあ。夏菜子は、本当に大きくなりました。ももクロにとっても、そしてファンにとっても、『幕が上がる』が大きなターニングポイントであったと再確認することが出来た『その前に。』でありました。
目隠シストさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-08-14 22:29:59)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.75点
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6125.00%
7125.00%
800.00%
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