レヴェナント 蘇えりし者のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レヴェナント 蘇えりし者

[レヴェナントヨミガエリシモノ]
The Revenant
2015年台湾上映時間:156分
平均点:6.49 / 10(Review 76人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-04-22)
アクションドラマサスペンスアドベンチャー実話もの
新規登録(2016-02-05)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【TOSHI】さん
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監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)ヒュー・グラス
トム・ハーディ〔男優〕(男優)ジョン・フィッツジェラルド
ドーナル・グリーソン(男優)アンドリュー・ヘンリー
ウィル・ポールター〔男優〕(男優)ジム・ブリジャー
クリストッフェル・ヨーネル(男優)マーフィー
ルーカス・ハース(男優)ジョーンズ
ブレンダン・フレッチャー(男優)フライマン
加瀬康之ヒュー・グラス(日本語吹き替え版)
桐本拓哉ジョン・フィッツジェラルド(日本語吹き替え版)
鶴岡聡アンドリュー・ヘンリー(日本語吹き替え版)
木村良平ホーク(日本語吹き替え版)
脚本アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
音楽坂本龍一
ヒドゥル・グドナドッティル(チェロの奏者)
撮影エマニュエル・ルベツキ
製作アーノン・ミルチャン
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
スティーヴ・ゴリン
ジェームズ・W・スコッチドポール
製作総指揮ブレット・ラトナー
配給20世紀フォックス
美術ジャック・フィスク(プロダクション・デザイン)
衣装ジャクリーン・ウェスト
編集スティーヴン・ミリオン
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4.《ネタバレ》 過酷でグロテスクな描写が続くが大自然の映像がそれを凌駕して決して嫌悪感だけを抱かせない。ディカプリオはここまで追い込まれた演技を求められればアカデミー賞も取れるだろうよ、というぐらい監督の演出が素晴らしかった。「ギルバート・グレイプ」で初めて彼を観た時は天才俳優現る!と感じたが、その後世間の評価はジリ貧に。でもついにやってくれましたね。ただ息子役がお父さんにもお母さんにも似ていなかったのはちょっと残念でした。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-09-17 00:11:10)
3.《ネタバレ》 「生きようとする力」で云えば、フィッツジェラルドからも凄まじいものを感じられた。常に死と隣合わせのような状況で生き残ろうとするとき、仲間を欺くという選択肢も必ず出てくるはずだ。実際にやるかどうかは別として。
フィッツジェラルドの話を聞く限りだと、彼はどこかの部族に捕らわれて頭皮を剥ぎ取られるという凄惨な過去を持っている。彼もまた一度死んだ身、レヴェナントなのだろう。

林の中で高木を見上げた映像と、地面を這って前進するヒュー・グラスのコントラストが、自然の過酷さを観ている者に体感させる。熊に襲われるシーンはもちろん、川の激流に巻き込まれる場面など、臨場感のあまり息苦しくなることが度々あった。
しかし、観ていて最もゾクゾクしたのは、グラスとフィッツジェラルドの決闘だったかもしれない。自然の強大すぎる力を掻い潜った後の、等身大の相手との重力と重力のぶつかり合いは生々しかった。

「映画を観た」という満足感を与えてくれる映像が十二分に詰まった、素晴らしい作品だと思う。
Y-300さん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-24 12:56:21)
2.《ネタバレ》 すばらしい作品だった。緊張感と怒りが全編に満ちている。さらに痛みがこちらにまで伝わってくるような演技、抑えた色調による画面構成が映画の主題を明確にしている。そして、自然の壮大さがその中で繰り広げられる人間の争いの無意味さを嘲笑っている。余韻の残る終わり方もよかったと思う。
さん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-06 00:16:04)
1.《ネタバレ》 何と言ってもレオが悲願の受賞を達成したことが一番に耳に入るが、同時に監督・撮影賞受賞のお墨付きどおり、熱のこもった力作に仕上がっている。

その出来栄えたるや、どの場面を切り取っても圧巻。長回しと視覚効果の融合が激しい臨場感を醸成する一方で、自然光の生む映像美が野蛮さと過酷さの中によく映える。雪原でバイソンを喰う先住民と遭遇するシーンなど、あまりの美しさにおしっこ漏らすかと思ったほどである。
かなりチャレンジングな制作内容だが、制作努力だけでなくしっかりモノにできているからこそ評価したい。

レオの演技もやはり大きな見どころで、ヒューの復讐劇を体現する様は壮絶。受賞を逃し続けたレオだが、逆に言えばいつもオスカーを狙うパフォーマンスを見せる名優だ。ベジタリアンなのに生肉を貪ったり、骨折するまで殴り合ったりの演技はもちろんすごい。しかし本作の言葉で表現すると「神」に出会う瞬間だろうか。そういったシーンでは、心情を表す表情の演技が印象に残った。
過酷な撮影を耐え抜き、素晴らしい演技でオスカーを受賞したレオには素直に拍手である。


惜しい点としては、やはり賞取り映画に寄りすぎていて如何せん一般の客層には向かないところか。
監督の個性ではあるが、バードマンの時のようなユーモアが封印されたため、結果的に更に間口が狭くなり、長尺の暗い感触に仕上がっている。

かといってダラダラと長尺を消化していくわけでもない。美しい映像と過酷なサバイバルの途中にはなかなか興味深い描写もある。
この映画では色々な人物が「神」に遭遇する。これはヒューが一度死んで蘇ったという伝説にキリストをイメージして、映画的なメタファーを込めたものだろう。

ヒューはバイソンの群れと遭遇し、フィッツジェラルドは親父がリスを食べて生き延びたと話す。開拓民に破壊された集落で先住民はブリジャーから食料を得た。ポワカは突如現れたレヴェナントにより部隊に合流し、ヒューは自らを神と思えと怒鳴った男と対峙、ポワカ達はフィッツジェラルドを裁き、レヴェナントを生かした。
映画ではヒューの生死があいまいに描かれたことによって、ブリジャーの顛末もあえて宙ぶらりんになっている。フィッツジェラルドの言葉では、神は与えそして奪う(ヒューに施しを与えた先住民は開拓民に奪われてしまった)。ブリジャーに対して神がどのような運命を与えるのか。予想してみると面白い。
(ちなみにブリジャーは史実では生き延びていて、開拓時代ではわりと有名な人物です。よかったね。)
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 9点(2016-04-26 18:00:16)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 76人
平均点数 6.49点
011.32%
100.00%
200.00%
300.00%
445.26%
51317.11%
61722.37%
72228.95%
81519.74%
945.26%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review5人
2 ストーリー評価 5.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review5人
4 音楽評価 5.25点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人
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【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞レオナルド・ディカプリオ受賞 
助演男優賞トム・ハーディ〔男優〕候補(ノミネート) 
監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ受賞 
撮影賞エマニュエル・ルベツキ受賞 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞ジャック・フィスク候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジャクリーン・ウェスト候補(ノミネート) 
編集賞スティーヴン・ミリオン候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)レオナルド・ディカプリオ受賞 
監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ受賞 
作曲賞坂本龍一候補(ノミネート) 

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