1.《ネタバレ》 映画の面白さを感じました。映像、音楽、テーマ、メセジ、脚本、役者、分かりやすさ。どれをとっても◎。
特に子役が素晴らしい。オクジャが捕えられてからの彼女のすべて、その瞳が行動が感情が観ている者に迫ってくる。オクジャとの再会シーン。上手いな~、子役も監督も。
食肉文化のみならず世の中は不条理と矛盾に満ちている。動物愛護団体が食べている野菜も遺伝子操作された命という点ではオクジャと変わらない。木に実るカキや滝壺の魚は同じなのか、違うのか。
エンタメとして十二分に楽しめる映画を見ていろいろ感じてくれ、心を震わせてくれ、と巨匠ポンジュノ監督は言ってるのかな~と思う。
Netflixに新作として登場した時、子役と豚のポスター見て、まさかこんな映画とは知らずスルーしていました。鉄腕麗人さんのレビューがきっかけです。ありがとうございました。