バジュランギおじさんと、小さな迷子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バジュランギおじさんと、小さな迷子

[バジュランギオジサントチイサナマイゴ]
Bajrangi Bhaijaan
2015年インド上映時間:159分
平均点:6.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-01-18)
ドラマロードムービー
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キャストサルマーン・カーン(男優)パワル
カリーナ・カプール(女優)ラスィカー
ナワーズッディーン・シッディーキー(男優)チャンド・ナワーブ
製作サルマーン・カーン
あらすじ
パキスタンの山村に住む少女・シャヒーダーがインドで迷子になってしまった。馬鹿正直なインド人・パワンが少女を保護するが、喋れないシャヒーダーは家の場所を伝える事も出来ない。 パワンは結婚資金を貯めている所だったが、ある日少女がパキスタン人だと分かった事で選択を迫られる。パワンは結婚資金より少女を故郷に返す事を選んだが、政治的・軍事的に対立するパキスタンへの旅は簡単ではない。それなのにパワンは相変わらずの馬鹿正直で・・
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2.《ネタバレ》 馬鹿が付くほど正直な男が、言葉を話せない異国の迷子を親元に帰すハートフルなロードムービー。だと思っていたのだが、この作品はそれだけではなかった。
国籍の違いや宗教の違いを始め様々な障害にぶつかりながらも、湿っぽくならず進んでいく様は良い。道中で出会う人物も魅力的だ。
突然のダンスシーン等「インド映画だなーw」となる部分もあるが、全体的には良く出来ており、名作と言って差し支えないだろう。
alianさん [DVD(字幕)] 9点(2020-04-26 22:54:26)
1.《ネタバレ》 年々ぶっ飛んだ王道エンタメ映画を提供してくるインド映画の、今年の1本。

近年のインド映画はとにかくコテコテでベタベタな表現に、あの耳について離れないカレー味のキレキレのダンスと歌と踊りで押し寄せてくる印象で、最近はインドの社会問題もうまくエンタメに乗せて扱うようになってきており、今回はいまだ紛争をしてると思われるインド・パキスタン問題でした。

そこ来ますか(笑)。

インド主流のヒンズー教は多神教ですが、信奉する神様によって思想というか信条が変わるみたいで、このバジュランギおじさんは「ハヌマーン」を信奉しており、その教義に基づくのかよくわかりませんが、

・レスリングを親から習わせられる(弱いと言われてたけど実は強い)
・卑怯なことは絶対せず常に正々堂々真正面から対決する
・嘘は絶対つかない

という信条を持っており、絶対的に自分に課している。
それが、助けた迷子が、実はパキスタン人だったことが明らかになり、母親のもとに連れて行こうとするが、そもそもインドとパキスタンは過去のガンジーの件があって政情不安でお互い憎しみあっており、デモや場合によってはテロすらもあり得る。入国すら困難。

というところで、ただ、迷子の子供をパキスタンの親元に届けるだけでも大変なのに、上記の主人公の信条、「卑怯なことは絶対せず常に正々堂々真正面から対決する」「嘘は絶対つかない」があるため、道のりは限りなく困難になり到底実現不可能と思われるのが、最終的に主人公がどこまでも善良で「卑怯なことは絶対せず常に正々堂々真正面から対決する」「嘘は絶対つかない」を貫き通すがゆえに、主人公の善意のみによる行動に周りがほだされて、到底不可能と思われたものが共感した人々の協力によりだんだんと実現されていく、そんな熱い話でした。

現実にこんなことが可能かというと、非常に難しいんじゃないかなと思うんですが、現実に無理であったとしても


「こうあって欲しい」


を描くのが、エンタメであり、もしかしたら現実自体を変えうるのがエンタメのすごいところで、この作品はとてつもなくベタだけれどもまさにエンタメの王道と言っていい作品と思います。

いま、ちょうど高評価によるリバイバル上映が各地で行われ、観れる機会が増えてきてますので、興味を持たれた方はぜひ見てみるとよいかもしれません。
simさん [映画館(吹替)] 9点(2019-03-02 13:15:35)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
2112.50%
300.00%
4112.50%
5112.50%
600.00%
7112.50%
8225.00%
9225.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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