2.《ネタバレ》 公開前、映画館に貼ってあるポスター見ただけで「この映画好き」と思いました。
そしてオープニング、屋敷の全景に番犬2匹が走り抜ける。クラシックな雰囲気でここだけで合格、期待値も上がる
室内も言うことなしで、どことなく70年代にあったサスペンスコメディみたいだなと。
「名探偵登場」とか「料理長(シェフ)殿ご用心」が思い出されそっちも無性に観たくなりました。
人物のファッションもヘアメイクもレトロ感ありで、俳優たちのキャラもバラエティに富んでいる。ドン・ジョンソンを久しぶりに見ました、年取ったら暑苦しさが上手い具合に抜けた感じでイイ年のとり方してるなと。
クリス・エヴァンスの髪型が、まるでカツラ被ってるみたいに見えたり。
探偵役のダニエル・クレイグの名前がブノワ・ブラン、なんかフランス産のフレッシュチーズの名前みたいで可笑しい。
もうこのシチュエーションだけで楽しめます。
真実が明かされた時は素直に「そうだったのか~」とスッキリしました。
「フッ」と意地悪な笑いを誘うようなラストもいい。ものすごく好みの映画です。
出てくるだけで「なんかあるぞ」「何企んでる?」と感じさせるクリストファー・プラマー、高齢になるほど映画の中の存在感が圧倒的になった人だと感じます。