1.《ネタバレ》 例の、桜を見る会・前夜祭についての国会質問(令和2年2月17日)。まるで、大きな風呂敷をきれいに畳むが如く、丁寧で美しい小川淳也議員の国会質問を見て、本作に辿り着きました。本作を視聴して、なんと応援しがいのある小川議員なんだと思う。明朗で明晰。屈託がなく頭がいい。ワタシ、本来こういう人が苦手なんですけど、なんかそういうヒガミの対象にならないんですよ。家族にこれだけ応援されている人は本物です。井出教授の応援演説もすごい。暗雲立ち込めるなか、光が差し、そしてまた暗雲すら味方につけるかのよう。泣けるドキュメンタリー。32歳の初陣の輝きに泣いたし、小池禍(希望の党ブーム)の逆風を戦い抜いたところで泣いた。視聴後、タイトルの趣が変わる。視聴前は「疑問文」、つまり「あなたが総理大臣になれない理由はなんですか」なんだけど、視聴後は「詠嘆文」になります。「君のような人こそ総理大臣になるべきなのに、ああ、なぜなれないのか」。オレ、これ書いてる今、どうにかしちゃってるかなとも思うんですが、これは10点だ。【231223変更】10→9点。最近は、「だから君は総理大臣になれないんだ」。