ハタリ!のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ハ行
 > ハタリ!の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ハタリ!

[ハタリ]
Hatari!/HaTaRi!
1962年上映時間:159分
平均点:6.92 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-10-06)
アクションドラマコメディアドベンチャー動物ものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-10-19)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ハワード・ホークス
キャストジョン・ウェイン(男優)ショーン・マーサー
エルザ・マルティネリ(女優)アンナ・マリア・“ダラス”・ディアレサンドロ
ハーディ・クリューガー(男優)カート・ミュラー
レッド・バトンズ(男優)ポケッツ
ジェラール・ブラン(男優)シャルル・“チップス”・マレー
ブルース・キャボット(男優)酋長ことリトルウルフ
小林昭二ショーン・マーサー(日本語吹き替え版)
武藤礼子アンナ・マリア・“ダラス”・ディアレサンドロ(日本語吹き替え版)
中田浩二カート・ミュラー(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫ポケッツ(日本語吹き替え版)
堀勝之祐シャルル・“チップス”・マレー(日本語吹き替え版)
鈴木弘子(日本語吹き替え版)
原作ハリー・カーニッツ(脚本原案)
脚本リー・ブラケット
音楽ヘンリー・マンシーニ
作詞ジョニー・マーサー"Just For Tonight"
作曲ホーギー・カーマイケル"Just For Tonight"
ヘンリー・マンシーニ"Baby Elephant Walk"
撮影ラッセル・ハーラン
ブライアン・ウェスト〔撮影〕(カメラ・オペレーター)(ノンクレジット)
製作ハワード・ホークス
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ジョン・P・フルトン(special photographic effects)
美術ハル・ペレイラ
カール・アンダーソン〔美術〕
サム・カマー(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
編集スチュアート・ギルモア
スタントキャリー・ロフティン(ノンクレジット)
テッド・ホワイト[スタント](ノンクレジット)
その他ハワード・ホークス(presenter)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.《ネタバレ》 再見。やっぱりメチャクチャ面白いぞこの映画は!
ホークス入門にも打ってつけ、アフリカを舞台に西部劇さながらの“追跡”アクションが詰め込まれた面白い映画だ。

ジョン・ウェインとホークスのコンビは「エル・ドラド」や「リオ・ブラボー」、「リオ・ロボ」「赤い河」とあるが、俺が一番好きなのはコレ。ウェインが一番優しい映画かも知れない。

冒頭から広大なサバンナで何かを探すように双眼鏡であたりを見回す男たち、遠くに点在するもの、何かを見つけ、無線で合図を送り、一斉にジープを飛ばし獲物めがけて突っ走る!

水牛の群を切り裂くように、ハンターたちの視点で猛然と走るサイに並走し追い続けるスピード(尊敬する存在でありライバルでもあったジョン・フォードさながらの映像)、サイも捕まるものかと角を突き立て体当たりを繰り返すド迫力。キリンも凄いスピードで走ること。

男も、女も、動物もみんな活き活きしていてひたすら楽しい。そこに国も人種も動物もない、追われたら追いかけ返し、一つの仕事によって対等に渡り合い結ばれていく。だからホークスの映画は大好きだ。

下着姿で飛び出し乗り込み車の中でボトムス(ズボンは死後ですかそうですか)を履いてしまう写真家エルザ・マルティネッリの元気さと可憐さ、運転から治療までこなすブランディの色っぽさ、ロケットブッ飛ばして家を貫く動物嫌いのムードメーカーであるポケッツ、挨拶代わりに拳を浴びせる射撃の名手チップス、それを受け入れ良き相棒になってくれる古参の頼もしさハーディ・クリューガー、寡黙だがダンディな髭が印象的なヴァレンティン・デ・ヴァルガス、風呂場や寝室にもちょっかい出すキュートなネコ(科のチーター)ちゃん、拾われ水浴びしてくれた恩人のために市街地を駆け抜け缶詰の山を粉砕する可愛い子象たち(ヘンリー・マンシーニの「小象の行進」に合わせてピクニック気分で水浴びに出かける場面といったら!)、地元でウェインたちをサポートし続けてくれるマサイ族といったアフリカの人々。

そして父親のようにみんなをまとめるウェインの存在。
頼まれた仕事も大事だが怪我人最優先で引き返したり、寝室を不法占拠されても黙って譲り、わざと憎まれ役を買って新参たちがチームに溶け込むのに一役買ったり、子供の様に邪気な恋に挑む仲間にアドバイスしたり、飛び出していく仲間を見守るためにたった一人で後を追ったり。
みんなが楽しくピアノを弾いたりハーモニカを吹いて楽しくやっている時も、静かに見守り続ける。でも惚れちまったら粘り強く引き下がらないけどな。恋愛に年齢は関係ない。その精神は「リオ・ブラボー」の頃から変わらない。

ベッドの上の来訪者をめぐり酔っぱらった男たちが次々に訪れ同じセリフを繰り返したり、仕事のプロたちが動物や女性陣に振り回されたり、とっさのこととはいえ不慣れな荷台の上で倒れまくり受け止めた人がおっぱいを触ってしまったりギャグのキレも抜群。

動物たちとのやり取りも面白い。
小象に乳をやるのにヤギを大量に捕まえ、そこに小象が突っ込んできてパニックになりアチコチ走り回り(羊のミルクを被り黙って苦い顔をするウェインに爆笑)、猿の大群を木に登らせロケットでまるごとひっ捕まえ木を薙ぎ倒してしまう!鳥籠までヘルメットにして。

動物狩りも世話をしたり依頼人たちに送り届けるために絶対殺せない・生きて捕まえることを徹底する暗黙のルール。
撃つのは威嚇射撃で無駄な殺生を避けるため、新人試し&歓迎の射撃訓練のため、仲間の危機を救うために。ライフル握ってたその手で動物を生け捕るために奔走するのだから。仕事は違えど、住民を守るために殺ってしまった男にも気を遣うプロフェッショナル同士の思いやり。

段差だろうが河だろうが走り抜け、土煙をあげながらサイやキリンやシマウマを追いかけ、投げ縄で捕縛してもまた逃げられるかもしれない、檻に誘い鍵を閉めるまで気が抜けないスリル。河を渡る時でさえちょっとでも止まればワニが迫り来る。

ドアを開ければ象が雪崩れ込みベッドを潰してしまうのだ。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-02 01:34:58)(良:1票)
2.今から30年以上前,当然CGなぞ有る筈がない時代の傑作。今アフリカロケをやったとしても,絶対これ程の絵は撮れまい。サイの突進の重量感と迫力に肝を潰し,「子象の行進」に感心し,若き日のエルザ・マルティネリの生き生きとした演技に魅了され・・・。見どころの多い作品だが,今は亡きヘンリー・マンシーニによるメインタイトルは,どこまでも続くサバンナの黄昏の広大さと寂寥感を余すことなく表現している。
koshiさん 9点(2002-01-18 21:58:42)(良:1票)
1.壮大なアフリカを舞台に、銃器というものを一切使用せずに野獣と闘い、その大きな獲物を生け捕りにするという、H・ホークス監督が圧倒的な迫力と興奮で描く、実にスリル満点の作品。大画面に突進してくるかの如く、縦横無尽に暴れまくる動物たちのライブ感覚は、昨今のCGで再現されたものとは比べものにならないほど、まさに本物だからこその迫力で我々に迫ってくる。そういう意味では「ロスト・ワールド」の恐竜の捕獲シーンの原点とも言える作品で、当時の撮影隊の労苦が偲ばれる。
ドラえもんさん 9点(2002-01-03 15:32:02)(良:3票)
別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.92点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
428.00%
500.00%
6728.00%
7832.00%
8520.00%
9312.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 9.33点 Review3人
5 感泣評価 9.00点 Review2人
chart

【アカデミー賞 情報】

1962年 35回
撮影賞ラッセル・ハーラン候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS