2.《ネタバレ》 いままでたくさんのアクション映画を見てきたんですが、血がたぎるという映画は数作品しかありません。
この映画はその中の1つです。
荒削りなんだけど、目が離せないちゅうか。
舞台は「甦りの森」というどっかの裏山みたいなとこで、低予算感がそこここに漂っています。
出演者は誰にも名前がありません。
主人公が囚人番号・・(忘れた^^;)と呼ばれていますが彼ぐらいなもんでしょうか。
でも、一人一人キャラが立ってます。
アクションシーンがメインなんですが、あちこちにギャグがちりばめられており、
そういう部分が諸外国での評価を上げているみたいです。。。
そう、そーなのよ、この作品って日本では(特にこのレビュー板では)くそみそに言われていますが、欧米ではえらーく評価が高いのね。(実際に海外のレビュー版見てきましたが)
海外での評価はアクションだけの評価というより、アクションとユーモアのバランスに良評価がついていたようです。
そういう意味で、ほとんど話と関係ない二人、ファイターでスナイパーでマスターでトップブリーダーの刑事と相方の右手を捜し求める刑事はいい味だしてました。彼等ってR2D2とC3POに見えてしかたないんですがどうでしょうか^^;;
最後の戦いでヒーローが勝利してこれで終わりかな?と思った後、99年後というクレジットと共に立場が逆転した二人が対峙します。そして、二人の戦いが再開!!!
まさに終わり無き戦いって感じがして見終わった後の爽快感は素晴らしいものでした。
こういう映画日本でも撮れる人がいるんだ。(ちなみにアクションは主人公が監督していたそうです)
こういう作品が増えてほしいものです。