27.リメイクをレビューした流れでコチラにも。 この映画は凄かったです。当時「サイバーパンク」なる言葉がもてはやされておりましたが、それを分かりやすく、かつ強烈(に暴力的)なイメージで映像化した作品だったと思います。サイエンスとフィクションとエンターテイメントが高次元でブレンドされた快作でした。かなり興奮して楽しませていただきました。 ってことで、サイバーがパンクになり難い現在から振り返ると、お話の理屈はリメイクがの方がしっかりしていますが、コチラの方が圧倒的にパワフルです。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-04-10 01:21:34) |
26.《ネタバレ》 ニュース間に入れられたビデオゲームのCM 【警報発令: 核攻撃 やられる前にやれ 】というのに驚愕しました。 さすが20世紀のアメリカだあ~ しかし、それよりなにより 別のCMで 心臓のCMあったですやん 【大手術!それは人生の一大事です 今すぐ私たち医師に相談を ファミリー心臓センターがご用意しました〝ヤマハ スポーツハート〟 早速お試しを。 保証付き、ローン有り 免税医療品 『CALL NOW』 ⇒ 1-800-555-4444 安心してお任せを。】 ←というコレ、 早速ご利用出来なかったのだろうか ご臨終のマーフィーさんは当然無理だとしても、せめてアンルイスさん ご利用出来てたんじゃないかな。 で、結局、あの人死んだのか死んでないのか どっちなんだよ それこそ彼女に使うべきでしょ〝ヤマハスポーツハーート〟 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-12-04 21:53:54) |
25.《ネタバレ》 人間とサイボーグの狭間の葛藤でドラマを作り出しているのがこの作品の持ち味のひとつでベイジル・ポールドゥリスのBGMも非常にマッチしているし、ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン、ロニー・コックス、カートウッド・スミスといった豪華な出演者の名演も光る。加えてターミネーター1作目と同じく、ED209がストップモーションで動く不気味さも独特の味わいがある。 脚本や展開は小学生当時とても印象に残り、日曜洋画劇場初放映時に録画したビデオテープが傷むまでけっこう見た。日曜洋画劇場吹き替えキャストの人選は、いま思いかえして文句なし。 【シバラク・オバマ】さん [地上波(吹替)] 9点(2013-11-18 19:21:35) |
24.《ネタバレ》 グロ系は苦手なので、今まで軽~くしか観てなかったけど今回マジメに鑑賞致しました。バーホーベン監督らしい「エグさ」とロボット警察官という「ぶっ飛んだ」設定が、すばらしくマッチングした傑作ですね。まだCGな時代じゃないので、一生懸命造りました感もすごーくいい!(DVD特典のメイキング映像は面白い!) しかしあれだね、この近未来の世界観の練り込みも良く出来てるし、なにより主演のピーター・ウェラーのロボットっぽい身体の動きがすごいよね。ウィーン、ウィ、ガシャ、ウィーンの効果音もよくできてんなー(感心)これみてたらマネしたくなる(笑、んなことないかw) イヤーーなかなかのものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-09 14:11:42) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 若かりし頃にレンタルビデオで自宅にて鑑賞。さすがというかやっぱりというか、ポール・ヴァーホーヴェン監督得意の【人間の持つ暴力性と狂気性の恐ろしさとくだらなさ】をしっかり描いている故に世界観がハードになり好感が持てました。ビジネス界の非情さもね。ロボットつっても子供がすんなり受け入れられない辛口ヒーローは、それはそれで良いですね。【若干付記】…公開当時、某娯楽番組に出演されていた故・石ノ森章太郎先生が、刑事ロボットものは私の作品の盗作ではないのか!と怒っていたのが愛らしく思えました(笑)。【若干付記・2】…全身が機械のターミネーターが本編ではサイボーグと呼ばれている謎と相対的に、このロボコップは脳が人間なのにロボットとよばれているのがワタシには謎です。 【aforkarn】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-04-01 12:39:32) (良:1票) |
22.《ネタバレ》 再生したマーフィの視界は常に広角域を使っている。通常の人間の視野とはちがう「ロボ」らしさを出し画面に奥行きを出すと同時に離れたものはより遠く見せ、彼が既にもといた世界からは隔たった存在になったことも暗示しているかもしれない。最初に始動し立ち上がる場面はカメラマンだけを動かし、モニターだけで姿を見せるのもセンスがいい。プリムローズ・レーンにあるマーフィの旧自宅での回想シーンは、彼の視点で連なる白い部屋を奥へと進む、わずかに残された記憶をたどる旅。悲しむ力も失くしている彼が嘆くこともないのがクールだが、失った家族のかわりに彼を支えるアン・ルイス巡査の友情とも愛情ともつかない好意が作品を冷たいものにしない。SWのチキンウォーカーにも似るシンプルで愛嬌のあるデザインのED-209は実物大モデルとアニメーションを上手く組み合わせており、モートン、ジョーンズ、クラレンスの敵方の関係も複雑である。半分メカゆえにジョーンズに蹂躙されていたマーフィが会長の一言で呪縛から解き放たれるラストは快感。誇らしげに名を告げる彼はどのような姿であってもふたたび一人の人間としての自覚を取りもどしたかのようだ。バーホーベンの暴力性はこの世界では無意義なものでなく、ポールドゥリスの特徴的なスコアも作品のイメージを印象づける。人間の再生を描いたこの作品の来年予定されているリメイクは、どのようなものになるのだろうか。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-10-19 00:02:16) |
21.《ネタバレ》 20年前とは思えないヒーロー像。現実感のある世界に、荒唐無稽な主人公を引っ張り出して観客をその脇に立たせてその顛末を眺めてしまうというスタンスは実に現代的。 ロボコップの立ち位置が法的に死体で、それを再利用した企業の固定資産でしかない。という所に妙な説得力があり、倫理観がガタガタになった世の中を冒頭の荒れきった警察署内や殺害シーン以上に暗示させる。このあたりの世界観構築の巧さは同年他SFB級作品を圧倒しているし、未だに色褪せない。 架空の都市、それも完全に倫理観や治安意識が破綻しつつもインフラだけは無機質に機能している社会に対する虞れと、それに対するささやかな反抗というテーマは普遍的だがそれをこういう妙なヒーローと合体させたという所に痺れる。 バーホーベン監督の神懸かり的な手腕によるグチャッとした奇妙な雰囲気も手伝い、ファンだけではなく従来のヒーローモノがそれほど好きではない人にもかなりオススメできる。当時の特撮を堪能することも出来、内容だけではとどまらないいろいろな面から一気に楽める。 【黒猫クック】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-15 11:36:20) |
20.《ネタバレ》 何で顔(露出している部分)に弾が当たらないの???!!! 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-04 19:59:22) |
19.《ネタバレ》 初見は20年前(たしかレンタルビデオ)で、点数はそのときの印象も加味したものです。今の映画からすれば、特撮のレベルは厳しいところですが、それでもストーリーが秀逸です。ニュースやコマーシャルを挿入してみたり、最後のどんでん返しや決め台詞は実にすばらしい。 【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-01-23 00:54:58) |
18.かなりの傑作です。「お子ちゃまお断り」のバリバリハードテイストですが、ラストの爽快感といい、マジでよくできている 【承太郎】さん [地上波(吹替)] 9点(2007-02-25 19:11:08) |
|
17.《ネタバレ》 ロボコップシリーズを3以外再視聴。リメイク含めてもやはりオリジナルが一番だった。残虐要素が多いけどそれがOKならリメイクじゃなくてこっちをお勧めしたい。その残虐描写も今となっては必要性があったように思える。あそこまでやって復讐の構図を明確にして悪役を次々倒す姿は爽快。 ロボコップはピーター・ウェラーじゃないとダメだと思うし、相棒のアン・ルイスも重要だしラストの痛快なナイスプレーもいいし、おどおどして転ぶドジっ子ED-209は萌えるし、くだらないCMもいらないようで必要だったり、細かい所まで面白い映画でした。 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-21 00:10:30) |
16.映画館で観た時も興奮した憶えがありましたが、久しぶりにDVDで観ても かなり興奮しました。20年近く前の映画とは思えません。 悪に立ち向かう正義の味方的なストーリーは不変のものです。 ロボコップのぎこちのない動きには、賛否両論のようですが、 この映画は、あのぎこちのない動きのおかげで深い映画になっていると思います。 【しま】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-19 01:16:11) |
15.《ネタバレ》 ロボコップになる前のやられ方は確かに残酷極まりないですね。だからこそ、自分は単純なのでロボコップを応援したくなります。彼の精度の高さを示すものとして、女性のスカートを通してチンピラの急所をピンポイントで撃つシーンがあるんですが、あそこはけっこうシャレが利いてていいと思います。ラストの対決シーンは見ものです。 |
14.《ネタバレ》 悪役を倒すシーンがスカッとして気持ちいい。あと最後のキメ台詞と音楽がかっこいいですね~。個人的にはマーフィーがいためつけられるシーンより会社内でメカの暴走により社員が殺されるシーンの方が嫌だったですねぇ。 【トシ074】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-03-06 02:09:39) |
13.当時、劇場で3回見ました。音楽、アクション共に大好きでした。あまりに好きだったので弟を誘って見に行き、意気投合した唯一の作品です。それから第3部まで弟と一緒に見ることになりますが..... |
12.アメリカの暗部ともいえる要素を全編にわたり、自虐的にちりばめたあたりが風刺的な味わいで笑いにつながっている。犯罪や麻薬、銃社会はもとより、アメリカ車が大味で燃費が悪い事まで直接的に皮肉っている。殺戮兵器の開発、販売をする企業が警察のオーナーというのもわかりやすいほどのブラックな面白さだった。さらに、悪趣味といえるほどの過激な暴力描写で全体の印象をまとめ、大人のヒーロー映画として成立させた。 退廃的で暗い街角や廃工場の中で、ロボコップのボディーは光沢を失わず光り輝き、その未来的な美しさは映像的にも成功している。 【マーメイド】さん 9点(2004-01-19 11:18:07) |
11.《ネタバレ》 クラレンス(カートウッド・スミス)率いる悪役どもがいいね。全員がポンプアクションのショットガン持ってるのも○(クラレンスはリーダーだから自動ショットガンだった!)。 ヴァーホーヴェン監督は銃撃シーンの撮り方がうまいと思う(スターシップ・トゥルーパーズでも良かった)。 中盤でロボコップがアジトに単身乗り込むシーンや最後の工場での戦闘はバジル・ポールドーリスの壮大なスコアともあいまってカッコ良かった。終盤にクラレンス達が装備していた軍用対戦車ライフル「バレットM-82A1」を見て、子供だったあの頃「あのすごい銃はなんだろう?」って思ったね。しかしあれが一発でも命中していれば「ボロコップ」になってたのになぁ。 序盤に「ネネネネネネ・・・・」ってマーフィーの手を吹き飛ばすクラレンスもいやらしいのう。それと終盤、悪役の一人が有毒廃液のタンクに突っ込んでドロドロの溶解人間になるシーンがありましたね。ヴァーホーベンらしくて面白いシーンでしたねぇ。(笑) 【和魂洋才】さん 9点(2003-12-11 18:42:50) (笑:1票) |
10. いやーなんでこんなに面白いのか。「おまえはクビだー!!」バーンって・・さすがバーホーベン たまんないス 【ぽちょむきん】さん 9点(2003-09-12 03:51:08) |
9.冷たく残酷なシーンが多いのは確かですが、戦争や人殺しの実体なんてそんなものです。バーホーベンの映像に共通しているのは、人間の持っている性の良い部分悪い部分の露出です。彼は戦いは勧善懲悪で無く、殺し合いは「残虐」で「愚か」で「何も生まない」事を説き、そのうえで「友情」「家族愛」「人間性」をこそっと訴えかける映像をものにしています。「スターシップ・トゥルーパーズ」も同様でした。やはり欧州の監督らしいアプローチで好きです。アメリカ名物完全懲悪スーパーアクションが好きな方はダメかもしれませんね。子供向けなのに子供向けにならない映画です。 |
8.ロボコップがカッコイイし、ストーリーが感動的だし、まさに傑作でしょう。 【クロ】さん 9点(2003-03-27 14:44:12) |