2.《ネタバレ》 女に生まれてきて良かったですゥ、これ観れたから・・(かなり女性向き大河)。フランスも作れるではないですか。確かにお金はかけてるけど、ハリウッド製みたいに金キラじゃなく、風景になじんだ色の使い方がやはり素晴らしいです、パステルカラーなんて要りませんね。黒猫クロマティさんがおっしゃってる船のシーンにくると胸いっぱいで、2時間で終わってたまるかい!と思えてきますし、私でさえわかりやすいお話なので160分大丈夫。ヴァンサン・ペレーズ演ずる海軍将校(?)がセクシーな男前だったが為にこのドラマは動くのですが、彼一人ではこの長作を支えることがしんどい、そこへもうひとりギイという男性の存在がうまくお話を動かせてくれました。ドヌーヴにはギイという男が似合うの(!?)。ドヌーヴのいいとこは、お皿一枚洗わなくても、ニコニコしなくても、母性愛がほんとに嫌味なく伝わってくるとこではないかなあ、これ不思議ですね(メリルは今作を観て、しまった、と思ったかもしれない、まあわからんけど。)。 たった1枚、似合わない衣装があってこの服の色が皮肉です(と私は感じたわ)。ラストもフランスらしい美とさっぱり感・・私は鑑賞してる時より、ビデオ返却した帰りの車中でボロボロ泣きました。/長くてレンタルためらってたんですが、黒猫さんのレビュー拝見して借りました、御礼申し上げます。