蒲田行進曲のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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蒲田行進曲

[カマタコウシンキョク]
1982年上映時間:109分
平均点:7.59 / 10(Review 133人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-10-09)
ドラマコメディ戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-08-29)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
キャスト松坂慶子(女優)小夏
風間杜夫(男優)銀四郎
平田満(男優)ヤス
高見知佳(女優)朋子
原田大二郎(男優)
蟹江敬三(男優)監督
萩原流行(男優)勇二
酒井敏也(男優)マコト
榎木兵衛(男優)トメ
福本清三(男優)大部屋時代劇俳優
石丸謙二郎(男優)大部屋俳優
汐路章(男優)山田(階段落ちのモデル)
曽根晴美(男優)監督C
岡本麗(女優)トクさん
清川虹子(女優)ヤスの母
志穂美悦子(女優)スター(友情出演)
真田広之(男優)スター(友情出演)
千葉真一(男優)スター(友情出演)
清水昭博(男優)助監督
関本郁夫(男優)
中村錦司(男優)
原作つかこうへい「蒲田行進曲」
脚本つかこうへい
音楽甲斐正人
作詞桑田佳祐「恋人も濡れる街角」
堀内敬三「蒲田行進曲」
作曲桑田佳祐「恋人も濡れる街角」
編曲桑田佳祐「恋人も濡れる街角」
八木正生「恋人も濡れる街角」
主題歌松坂慶子「蒲田行進曲」
風間杜夫「蒲田行進曲」
平田満「蒲田行進曲」
中村雅俊「恋人も濡れる街角」
製作角川春樹
松竹
角川春樹事務所
東映(製作協力 東映株式会社京都撮影所)
プロデューサー佐藤雅夫
配給松竹
美術和田誠(題字)
編集市田勇
録音荒川輝彦(整音)
その他IMAGICA(現像)
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12
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21.《ネタバレ》 勢いが命!とゆーか、だからまァ~確かにコテコテにおバカな映画ですよね(そもそも、池田屋にはなんであんなバカみたいな梯子段があんのですかね?)。加えて、実に格好の悪い人たちの映画でもあります(地味に往生際もだいぶん悪かったりで)。人気?俳優の腰巾着で、腹ボテの女を厄介払いに押し付けられても文句のひとつも言えやしない…でも、少し考えると、事情はあれどもその女には実際に惚れてはいるのだから(かつ人間的にはその女性は間違いなく人生を共にする価値のある人なのだから)ソコら辺はグッと飲み込んで受け入れる…てのも、銀ちゃんだって恩人は恩人なのだからソコはバカになって恩返しに一肌脱ぐ…てのも、頭がイイとは言えませんケドも実にとても格好好いコトだとも思うのですよね(=これぞ「漢気」)。ただバカなのはまあ困りますケド、イザって時に「バカに為れる」てのは、人間としては最上位に大事なコトだとも(ずっと前から)心に留めているコトではあります。格好付けてる(orアレコレ損得を考え込んでる)暇があったら、飛び出せ!と言われてる様な気もしますですね(今年はそーいう年にしたいですね)。

今作では松坂慶子だけは、徹底的に美しい・格好好い・善なる存在として描かれている様に思います。ルックスのレベルが(なんか)桁違いに高いコトも相まって、ちょっと神々しい…とすら感じるとゆーか。その意味でもまた、どこかお得感のある映画です。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 9点(2022-01-01 23:50:06)
20.《ネタバレ》 深作欣二の最高傑作は「軍旗はためく下に」や「代理戦争」「暴走パニック 大激突」辺りだと思うが、この映画も初めて深作ワールドを味わった思い出深い作品だ。

映画ではなく「映画」を劇中で演じるシステムの人情劇。
「嘘の世界をいかに本物に魅せる」かが堪能できる。

冒頭の“夜”を創り、幕末の志士達が殺し合う戦場を再現する場面。

舞台の上を駆けるようにノビノビと演技する俳優陣。
日本映画の斜陽化が顕著と言われた時代だったらしいが、登場人物たちの顔つきを見ているとそんな暗いイメージが湧いて来ない。役者魂とやらが全力で伝わって来る。

軽妙なリズムに合わせて青春、性交、ヴァイオレンスにストーリーを進めるやり方は流石。

ピカピカの汚しも何も無い衣装に身を包む主役、
ボロを被りながらも、主役を盛り上げようと必死に食らいつく脇役やモブ。
そこにスポットを当て対比させる話が面白い。

ジェームズ・ディーンをDisりにかかるシーン。さすが深作怖いもの知らず(褒めてる)。
「人一人殺すぞ~!」と子供のように眼をキラキラ輝かせる監督。
この映画の時代設定は、日本映画が黄金期だった1950年代~60年代だろうか?
この頃はこういう事サラッと言える監督がいっぱいいたんだろうなあ・・・。

そして命懸けの「階段落ち」。
それを実際にやり遂げた俳優の伝説を元に作られたそうだ。
それをやれば生きるか死ぬか。だけど女房食わせるためなら死んでやらあ!そんな覚悟が伝わる迫真の演技!

ちょっと気合の入りすぎた雄叫びも多々あるが、そこが「これ映画だから!」と全力で唄うこの映画の魅力であろう。

だって「仁義なき戦い」の監督だし。
「マジに受け取ってんじゃねーよバーカ!」と監督が問いかけているような気がする。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-20 22:05:30)
19.時代設定はリアルタイムの1982年なんだろうけど、明らかに邦画全盛時代を意識している(汐路章のエピソードが基だから当たり前か)。松竹映画でありながら、スターと大部屋俳優の明確な上下関係を必要とするため、スターシステムで有名な東映を舞台にしているのも面白い。そんな古き良き時代(と言っちゃっていいものか…)を思わせる映画界に生きる大部屋俳優ヤス。そのエネルギッシュな生き方はおかしくも悲しいものだ。映画はスターだけでは成り立たない。普段、日の当たらない端役を輝かせたこの作品に映画好きの端くれとして低い点は付けられないって気分。そして意表を突いたラストシーンに+1点。この頃の松坂慶子は魅力的。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2012-04-26 00:31:00)
18.《ネタバレ》 すごくバカで純粋で優しい。でちょっと悲しい男たち。妙に大げさな演技は溢れんばかりのパワーの表れか。大好きな映画のひとつ。ラストでいつも泣いてしまう。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(邦画)] 9点(2010-12-18 19:28:58)
17.《ネタバレ》 やはり深作監督は映画人です。ラストのオチも賛成です。深作監督らしい荒さが作品のあちこちに見て取れます。主要キャストもそれぞれの役を好演。映画って良いものです。
TOSHIさん [DVD(邦画)] 9点(2009-05-10 23:32:37)
16.もう最高!久しぶりに観たけど映画への愛が満ち溢れてる。くさい演技もオーバーアクションもシンプルなストーリーも、全て計算し尽くされたものだろうし。過去に観たからと解かっていても泣いちゃったよ。昔ウンナンの南原もパロってたコントでの台詞が秀逸、蟹江敬三の「俺の映画だ!」ホント映画って・・・
カーヴさん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-20 23:40:10)
15.これぞ、映画の中の映画!日本一! (にっぽんいち!)例えるなら、ハリウッドには”スティング”があるが、日本には”蒲田行進曲あり!といった感じかな。
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 9点(2007-05-17 01:20:31)
14.世の中にこんなにバカでくだらなくて心温まる映画があったなんて驚き。平田満さんが強烈なインパクトがあって意外です。池田屋の階段落ちがこの映画へのオチへと上手く連結している。現代みたいにクールな時代ではこういう映画はもう作れないのかな。脚本だけでも十分堪能できると知らしめた究極の映画だと思います。コレがコレなもんで。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-18 19:38:59)
13.深作監督とつかこうへいは相性がいいと思う。作家のエネルギーと監督のエネルギーが合わさって最初から最後まで画面からいろんなものがほとばしり出る映画になっていました。古臭いんだけどそれが二人と俳優のエネルギーでねじ伏せられてしまってました。松坂慶子・風間杜夫・平田満の小手先を使わない体当たりの演技に感動。
あと、JACの3人最高。とくに志穂美悦子。女の人のアクションを観て素直にかっこいいと思ったのは初めてでした。
クリロさん 9点(2005-02-16 01:11:26)
12.よっ!銀ちゃーん!(風間杜夫)かっこよすぎ!!
FHARCYDEさん 9点(2004-06-25 12:08:41)
11.「階段落ち」が話題になりましたよね。話も面白いですが、深作監督の演出、特にカメラワークが秀逸だと思いました。松坂慶子はこれが最も美しく撮れてるんじゃあないかと思います。
nizamさん 9点(2004-04-20 12:44:11)
10.あのテーマ曲を聴くと感動が甦ってくる。松坂慶子の健気さが魅力的で、子供心に憧れたものです。ラストのお遊びもこの作品ならではの演出で、他の作品が真似しちゃいけないと思う今日この頃。
もとやさん 9点(2004-03-09 13:58:46)
9.つかこうへいの同名戯曲、直木賞受賞小説の映画化。演劇界ではスーパースターなれど、全国的にはマイナーだったつかの名を日本全国に轟かせた作品。他のつか原作作品では舞台的と悪評なのだが、本作の風間杜夫の銀ちゃんは許されているという不思議な作品。この作品は、ヤスの物語ではありません。銀ちゃんのための物語です。それが理解できたら、貴方もつかワールドの住人です。
伊達邦彦さん 9点(2004-02-23 04:20:36)
8.スクリーン上の快活さ、馬鹿馬鹿しさのパワーが素直にこちらに伝わってくる、そういう映画でした。この後の日本映画が、ギャグにしても内輪ウケにすぎないものが大半となってしまっていることを考えると、多くの方がおっしゃっているように、この頃が日本映画が元気だった最後の時期かもしれません。風間杜夫と平田満のチームワークが抜群で、安心して威張り、安心して卑屈になっている様子が見て取れました。上記のようなパワーが伝わってきたのも、二人の演技から生舞台に近い熱気を感じたからかもしれません。松坂慶子が非常にチャーミングです。ひとつ残念なのは、中盤の「池田屋階段落ち」出演が決まったところでの平田満の切れっぷり。話からは「階段落ち」がそこまで深刻なこととは感じきれませんでした。「過去に何人死んだ」とか、落ちたらどんなことになる、という説明をもっとエピソードに加えてほしかったように思います。
神谷玄次郎さん 9点(2003-12-25 17:47:00)
7.もうホントに面白かった!セリフ回しといい、ストーリー性といい、独特の暑苦しさがたまらない
Keith Emersonさん 9点(2003-11-12 00:09:23)
6.日本映画の割りには、すげー面白い(失礼)エンターテインメントです。
虎尾さん 9点(2003-10-19 17:50:19)
5.演劇畑のつかさん、風間・平田を初めとするつかこうへい事務所の役者が東映京都撮影所に乗り込んでいった気概を感じる映画です。舞台で描かれたデフォルメされた人物像が映像になった場合果たしてどうか?という懸念はありましたが、それも杞憂に終わりました。つか演劇のキーワード「前向きのマゾヒズム」もピタリとはまっている映画です。
虎太郎さん [映画館(邦画)] 9点(2003-07-22 04:50:56)
4.邦画では一番を争うかな。公開当時立ち見で観たことを思い出しました。ああ、つかこうへいの舞台も観たかったなあ。
kazさん 9点(2003-06-19 18:15:47)
3.つうか、これは絶対に傑作でしょ。泣けるし笑えるし。物語が上手にできてるのはもちろんだけど、登場人物が最高。銀ちゃんしかり、みんな愛すべき奴ばっかだよね。なによりも、松坂慶子があんなに綺麗だとは・・・俺も将来あんな人〔子夏ミタイナ人〕と結婚したいってつぃ思っちゃった。本当は十点あげたいところだけど、劇場で見てないので、九点にしました。
ぽこにゃんさん 9点(2003-05-04 19:44:09)
2.つかこうへいの傑作。ヤスの階段落ちが印象的。「コレがコレなもんで…」は昔、よく言ってたなぁ。に~じの都、ひ~かりの港、キネマの天地~♪懐かしいね。ボクも銀ちゃん大好きです。
小僧さん 9点(2003-03-20 04:20:51)
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【点数情報】

Review人数 133人
平均点数 7.59点
010.75%
110.75%
200.00%
343.01%
410.75%
543.01%
61410.53%
72418.05%
84936.84%
92115.79%
101410.53%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review6人
2 ストーリー評価 6.80点 Review10人
3 鑑賞後の後味 7.60点 Review10人
4 音楽評価 7.88点 Review9人
5 感泣評価 8.16点 Review6人
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