1.《ネタバレ》 僕も生まれ変わったら鳥になりたい!世界中を見て回りたい。でも焼き鳥にはなりたくないけど…。以前から「かもめのジョナサン」というネーミングだけは耳に入っていたが、まさか人間が全く出てこないかもめの映画だとは思わなかった。人間を撮るより動物を撮るほうが大変だったというエピソードも面白い。小説からの作品なので、啓蒙文学的な仕上がりだが、自分も歩んできた人生に異端的な部分があるので、妙にかもめの生き方に重ね合わせたりして色々、これからの人生を考えさせられたすばらしい映画だ。家のベランダに鳩が時々羽休めにくるのだが、以前はフンをされたら面倒なので、すぐにおっぱらっていたが、この映画を見てから鳥に対して見方が変わった。「高く飛べよ!!」とつぶやいてしまう。