1.ベートーヴェン崇拝者でゲイリー大ファンの私にとってはこの映画は最高この上ありません!たくさんのベートーヴェン関連の本を読んでるからこの映画がどれだけ史実から外れまくってるか解るけれど、ベートーヴェン演じるゲイリーは、音楽室のベートーヴェンと見事重なって見えたのは私だけでしょうか?(笑)史実から外れまくってることや、最後のオチとかで、嫌いだという人もいるかもですが、彼は二百年以上も前の人だし、随分彼に関する資料は失われていて、ほとんど“ベートーヴェン”という人のことを知る事ができない中で、多少つくってしまわなければならない部分があっても、おかしくはないと思います。ベートーヴェンの音楽と、世に伝えられたベートーヴェンの伝記に魅せられて、監督は自分なりのべートーヴェンを築き上げただけのことと思うのです。べートーヴェンという、芸術に人生を捧げた偉大な楽聖のことを忘れない為にも、この映画は十分観るに値するものであるし、すばらしいものだと思います。べートーヴェンの音楽も、十分にべートーヴェンの人生を語っていくうえで、すばらしい効果を出していました。ゲイリー自身が、吹き替えではなくちゃんとピアノを弾いていたという事実も、ファンとして感動したし、嬉しかったです。か、かっこいかった・・・!!(T▽T)クレイジーゲイリーと呼ばれていても、誰もがそのクレイジーを演じれるわけじゃありません。むしろ、強烈な個性と魅力を必要とします。ゲイリーにべートーヴェン役をもちこんだ、監督に乾杯!!はじめはアンソニー・ホプキンスに依頼がいってたようですが、彼がやっていたらどんなになってたでしょうか・・・想像できません(汗)でも、どっちにしろ最高この上なし!間違いなく今まで観てきたどの映画よりも大好きです!私情入りまくりですが(汗)一つ、言わせてもらえばシントラーさん、素敵にやさしく書かれすぎだったかも・・・実際のシントラーさんはべートーヴェンの死後、勝手に会話帖や楽譜、手紙を闇に葬り去った極悪人!!現在のべートーヴェンに関する資料が少ないのは彼のこの血も涙もない行為のせい!これがなければ、もしかしたら不滅の恋人のヒントもあったかも?なんせ、彼が映像に初めて出てきた時は見た瞬間、絶対にシューベルトだと思って疑わなかった(笑)シントラーの肖像画とシントラー役だった人の顔を見比べても、似てる所はめがねをかけてるとこくらいしか似てない。むしろシューベルトだって、あれは!(何)べートーヴェンの甥役の子、か、可愛すぎる・・・!!実際のべートーヴェンの甥も、美男子だったそうです。しかも成績もよく、頭の出来もよかった!やっぱり、多少なりともべートーヴェンの教育にも問題はあったのでしょう。しかし、大きくなっての甥の顔はなんだぁ~!ほっぺ赤すぎるだろう!母親そっくりじゃないか!見せしめに自殺とかするなよ!って、伝記とかで知ってはいたけど改めて画像でやられると突っ込まずにはいられませんでした(汗)エルデーディ婦人、めっちゃキレイでした!あの人が不滅の恋人役だったらよかったのに・・・・と思ったのは私だけでしょうか。なにわともあれ、あ~ゲイリーかっこよかった♪