20.《ネタバレ》 全く前知識無しで鑑賞 正直最初の30分ぐらいはあらら外したか?的だったが、ジャッカルが暗殺に向け淡々と進む展開にくぎ付けになってしまった;; ほんとにプロフェッショナルな雰囲気がスゴイ 若干そんなうまくいく?と思いつつ、そこ(偶然的な事)をうまく使うのもプロか!と思わせる(妙な)説得力があるよね 用意周到さとその状況状況での応用力は、まさにプロの殺し屋 ドキドキの狙撃シーンは間違いなく自分的にNO1決定 外した瞬間「あ”~~~~っ」って思ったのは俺だけじゃないはず(よね?) 強いて言うとフランス語だったらもっと雰囲気出てたんだけどなぁ でも久しぶりに面白いと思いましたよイヤホントマジデ 古い映画だからって侮るなかれですよ! 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2012-06-16 13:02:44) |
《改行表示》19.さすがF・ジンネマンといいたい傑作。 BGMの入れ方に非常に品を感じる。 現実音としてのフランス国歌や雑踏音の使い方など 本当に素敵。もりあげる為だけのくだらないBGM 挿入演出を廃し、ドキュメンタリのように丁寧に カットの積み上げで緊張感を醸しているのがすばら しい。セリフも必要最小限。 フランス解放の英雄ドゴールがなぜ命を狙われる のかなど、歴史的な背景についての知識がないと ちょっとわかりにくいかもしれない。 M・ロンスデールやD・セイリグとも個人的に 好きな役者で、何度見てもあきない。 満点を差し上げたい。 【ウンコマン】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-12-05 00:21:06) (良:2票) |
18.《ネタバレ》 サスペンス映画の最高傑作です。よくこの物語はジャッカルとルベル警視の一騎打ちのように語られることがありますが、本質はOSSとフランス政府の死闘を描いているのであり、二人は組織の代表として対決します(もっとも圧倒的にジャッカルの方が自由裁量権は多いのですが)。フレッド・ジンネマンは、ルベル警視が司令塔となってフランス官僚機構がジャッカルを追い詰めてゆく過程を、ドキュメンタリーのような冷徹な映像で描写しています。ジャッカルの情事が無駄なシーンという意見もありますが、この行動が後にパリに侵入する際に警察を撹乱する伏線になっていると思います。最大の疑問は、こんな大傑作がアカデミー賞でどの部門にもノミネートすらされなかったことでしょう。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-02-20 01:41:54) |
《改行表示》17.ジャッカルそのものを描き出すというより、浮き彫りにする感じでした。 また、ラストも余韻があっていい。 【kagrik】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-12-16 11:59:26) |
《改行表示》16.全編に敷き詰められた静寂が、極めて効果的に緊迫感をもたらし、終盤は瞬きさえ惜しむほど目が離せない。魅力溢れる俳優陣、小道具の芸の細かさ、美しき欧州の光景、いずれを取っても秀逸この上ない、至高のサスペンス映画。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-01-02 00:20:30) (良:1票) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 今は閉館してしまったテアトル東京で鑑賞しました。当時としてはめずらしく全席指定の映画館で、本作はヒットしたので3ヶ月のロングラン興業となりました。映画チラシが通常の二倍の大きさもあり、珍しかったですね。映画を見終えた後の、しびれるような感動を今も忘れることができません。語り口調は淡々としているのですが、本当にわくわくどきどきと面白かったです。その後、二番館、名画座、テレビ、ビデオ、DVDと、機会あるたびに繰り返し見ました。暗殺をテーマとしたサスペンス映画の白眉です。原作はフォーサイスの名を世に知らしめた名作中の名作です。原作の良さを損なうことなく見応えある作品となったのは、ジンネマン監督の手腕によるところが大きいでしょう。アカデミー賞の編集賞にノミネートされましたが、受賞は惜しくもなりませんでした。73年度のキネマ旬報の外国映画部門4位で、後年、サスペンス映画部門のオールタイムランキングでも同誌で4位に選ばれました。実写フィルムを巧みに織り交ぜた緊張感みなぎるクライマックスには、何度見ても胸の高鳴りを抑えることができません。 追記;新・午前十時の映画祭で映画館上映されていることを知り、40年ぶりに映画館で鑑賞しました。今見ても色あせない素晴らしい作品です。時計のシーンが数多く挿入されていて、緊迫感を盛り上げていることに気づきます。また、インターネットも携帯電話もない時代で、情報は手紙、用紙の手渡し、電話はダイヤル黒電話ですが、説得力を持って丹念に描かれていています。当時の風景をみごとにスケッチしている映像も見応えあります。計画が発覚したあと、ジャッカルは引き返すこともできたのですが、アルファロメオを駆ってパリへ向かう道を選んだのでした。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-12-25 21:56:48) |
14.《ネタバレ》 この緊迫感! ずっと音楽がないんですが、逆に映画全体を引き締めているように思います。「群衆に紛れ、ジャッカルがやってくる!」ラスト20分。心臓が止まるかと思うくらいドキドキしました。そして息することを忘れる最期の間合い……。ジャッカル、最高にダンディです。 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-21 19:49:42) (良:1票) |
《改行表示》13.実行までのプロセスをねちっこく描く原作にかなり忠実に作ってます。 当時無名に近かったエドワード・フォックスを起用し正体不明の不気味さをよく表現している。 仏国官僚の一人であるサンクレア大佐が散々英国の警察をけなすが、当の本人が愛人を装った女スパイに捜査情報をしゃべってしまったことが皆の前で暴露され悄然と去っていく姿にニヤリ。やっぱフォーサイスも英国人だけあってフランス人には何か思うところがあるのでしょうか。 そういった捜査側内部のゴタゴタをよそに着々と準備をすすめる暗殺者を努めて無機的に描いているようです。原作では捜査の手が伸びていることを情報提供者から知り、進退に躊躇しながらも、昔の貧しい暮らしに戻りたくない今の暮らしを捨てたくないと、迷いをふっきって実行へ一歩踏み出す描写があるが、あまりにも生っぽいと思ったんでしょう、映画では分かれ道でどっちに行くか一瞬迷うシーンに置き換えられています。徹底してプロセスを浮き彫りにすることで原作よりさらにハードな作品になっていると思います。 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-02-07 01:06:14) (良:2票) |
12.最近、レビューで自分の原点を見失いつつあるので書いてみます。小学生の時にTVで見た。以来、最高にかっこいいオトコ像は常にジャッカルであり、エドワードフォックスだった。映画としてより原作の素晴らしさ、演技の素晴らしさに負う所が多いのだが、DVDで見直してみて…狙撃当日の早朝、お祭の準備の様子を長々とドキュメンタリー風(つうかモノホンのお祭映像だと思うけど)に描いた点が、クライマックスの盛り上げに絶対必要だった事を思い知った。これはフォーサイスの才能ではなく明らかにジンネマンの撮る映像のパワーなんだろうな。これが群集の力か。観客の胸元までのしかかるような圧迫感を与えるシーンは他にあまりない。 【エスねこ】さん 10点(2004-02-12 04:21:39) (良:1票) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 これずううっと前にBSで黒沢明が評価した映画集とかなんとかでやってたのを見た事が有ってリストから題名見たら投稿したくなっちゃいました^^; 古い映画で画質も古臭くて最初は期待せずに見てたんですがこれがトンデモナイ快作でしたね!びっくりしました。 特に小技として出て来る特殊銃や古いアルファロメオなど製作者の繊細な感性が全編ににじみ出ていてプロット脚本共非常に丁寧に作りこまれています。 主人公は凶悪な暗殺者なんですがプロフェッショナル。次第に追い詰められて行くにも関わらず次々と警察の裏をかく所など正に拍手喝采です。そうゆう感情移入が自然に出来てしまって話に引きずり込まれてしまう辺りが並みの出来な映画では無い所でしょう。 最後のクライマックスなどは正に脱帽。家族と一緒に見ていたのですが みんな「あ!ああ!!」っと驚愕の声を上げてしまった程でして ともかく1度見て損は無い作品です。 【一般人】さん 10点(2004-02-01 01:35:09) (良:1票) |
|
10.決して派手さはありませんが、静的な緊張感を上手に表現しており、とてもおもしろい映画でした。 【おんせん】さん 10点(2003-06-28 16:06:51) |
9.おおおおお! 2003年になって、こんな古い映画のために18人もカキコしているとは! うれしいっす!(涙)わかりやすい映画って、いいと思いませんか? この映画、ただ画面を見ているだけで、話がわかる。なーんにも考えないで見ているだけ。それでいい。わかりやすい映画を作ったジンネマン監督に拍手。 【ハイエナ】さん 10点(2003-06-18 04:35:27) (良:1票) |
8.掛け値無しで最高のエンターテインメント。観ていると、いつしかジャッカルと自分を完全に重ね合わせてしまい、ドゴールは暗殺されはしないと知っているにもかかわらず、その成功を必死に祈ってしまう・・・ それも監督のただならぬ演出力と、何よりもエドワード・フォックス!!この映画を観て彼のファンに成らなかったら、節穴であろう。冷徹な、完全主義の男(デルフィーヌ・セイリグを始末してしまう抜かりの無さ!)を完璧に演じ切ったフォックスに何の賞も与えられていないのは馬鹿げた話である。97年版は愚の一語に尽きる。何も思い出したくない。 |
7.個人的に「ジャッカル」よりかこっちのほうが好き。こっちのジャッカルは怖いね。威圧感抜群だよ。 |
6.非常に素晴らしい作品。全編に渡り緊迫感が持続し、どんどん引き込まれてゆく。ルベル刑事がジャッカルの正体の調査に一進一退している姿は非常に人間味に溢れているし、ジャッカルの冷徹な姿には時には戦慄さえ感じる。正直言ってこの映画に携わった人の名前全然知らない。その分監督・俳優の有名無名にこだわることなく素直に見ることが出来た。最後までその正体を明かすことなく死んだジャッカルの棺桶をしばし見守り、去ってゆくルベル刑事が印象的。暗殺者を題材にした映画としては白眉。どう考えてもあの駄作は生まれないと思うが・・。 【ひよっこ】さん 10点(2003-05-20 00:24:36) (良:1票) |
5.派手さは無いのに、全篇ものすごい緊張感!暗殺物の最高傑作!「殺し屋のくせに、段取り悪いぞ!」と突っ込む人も多いと思いますが、そんなにすんなりいったら映画じゃなくなっちゃいますから(笑)そこは目をつぶりましょう。 【クロマス】さん 10点(2003-01-17 00:41:13) (笑:1票) |
4.イタリアの偽造師を殴り殺した直後の、ジャッカルの顔アップ。うまく具合に影で表情が見えなくて、より冷酷・不気味さが出てた。他にも試射のシーン等、映像のセンスも良い映画。 【ジャッカル】さん 10点(2002-08-17 13:03:19) |
3.フレッド・ジネマンの淡々として無駄のない演出が最高。何度見ても飽きない。 【jp】さん 10点(2002-08-14 16:21:46) |
2.この映画の公開時は中3のガキだった。しかし、金払って3回映画館に観に行った。これで映画にハマリました。その3回以来はビデオなどで観ていないので、とにかく「面白い」しか言いようがない。 【リョータ】さん 10点(2002-04-11 20:12:36) (良:1票) |
1.この映画は最高にかっこいい。映画を見た後で原作読みましたが、原作がまた最高におもしろい。子供の頃この映画を見て、モデルガン屋で買ってきたライフルを自分でジャッカルの銃そっくりに改造した覚えがある。そうそう、しばらく前まで、「ジャッカルスペシャル」という、ジャッカルがもっていた銃そっくりの空気銃(BB弾を使用し、結構面白い。威力もあって電話帳にめりこむぐらい)がどこかの通販で売っていました。本当に映画同様分解できて、何から何までそっくり。私は10年ぐらい前に買って、しばらく遊んでいましたが、いまどこへあるんだろう。久しぶりにうってみたい。 【vanvan】さん 10点(2001-10-17 21:39:27) |