1.《ネタバレ》 シェクスピアの作品は台詞の言い回しこそ詩的だけど
人の傲慢さや醜さを好んで描く
リア王しかりマクベスしかりロミオ&ジュリエットしかり
本作は現代的な映像や演出を取り入れつつも
シェイクスピア映画にありがちな文学的要素を排除して
作品の本質を描き切った気がします
映画というより、強烈な一本の舞台です
冒頭の少年のように
映画の中の世界へ、自分も連れて行かれたかのような錯覚を抱きます
ただ、映画からの圧が、あまりにすごくて
通して観ると、たいへん疲れます。。。
あ、あとグロいのが大変苦手な方は、止めた方がいいです