1.はっきり言います。私、下ネタ、ぜんぜん平気な女です。
そしてまたはっきり言います。下ネタが苦手な人はこの映画を見ないでください。
下ネタが大好きな人だけ、この映画を見て「この下ネタはいまいち」とか「この下ネタは最高」と、下ネタ基準で評価してください。
ベジタリアンな人が焼肉食べ放題のお店に行って、「この店は肉ばっかりで全然ダメ!」っていうようなミスは犯すのは、とても残念なことです。
ということで、この映画は10点満点!!
サシャ・バロン・コーエン原案・脚本…なるほど、彼はこういう下ネタが大好きな俳優さんだったのですね。
大好きになりました。天才ですね。
ユダヤ人、障碍者、黒人、ゲイ…いじるのはタブーな人間たちに臆することなく、真向からブラックジョークを言い放つ。
全裸でドタバタ劇を繰り広げ、彼が走り回ってナニが見えそうになるたびに、黒い修正が映像に乗っかる。
(それにしてもこの黒い修正、すごく縦長なので、そうか、サシャはすごく縦長なんだなと理解。)
ほんと、彼って下ネタが好きなんですね。
この作品の続編「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」も出せちゃうくらいですから、相当彼の頭には下ネタがあふれて止まらないんでしょうね(誉め言葉)