1.《ネタバレ》 リアルにいそうなオヤジ宮迫&その娘。そこに麻生久美子が絡む。大好きなんですこれ。何度だって観れる。見飽きない。ただし、何処が何で何がそれほど好きなのかと伝えたくても上手く伝えきれないヘタレな自分が嫌い。だからという訳で、純喫茶磯辺の公式ブログに麻生久美子本人が投稿されていたコメントを引用させてもらう訳なんですが、麻生久美子いわく、『吉田監督はいい感じにヘンタイだということに気付きました(笑)。なのに、男らしくてカッコいい。演出法も“あんまハッキリ喋らないで” とか、役者がドモることが大好物だったり、なんかフニャッと、グニャッとして不思議な方なんですよね(笑)』 というコメントがありました。コレなんですよね、“あんまハッキリ喋らないで”とか麻生久美子のような大女優にわざとハッキリした台詞を喋らせなかったり、わざとドモらせたりして、それを好んで使う。実際に素子として麻生久美子が発してた言葉の中に「あ~~」とか「ええ~~~」とか間延びが目立つ台詞の他に、「あれだから」「あれでしょ」とか抽象的な台詞だってすごく多い。また登場シーンでは「えっ?」「‥えっ?」「‥‥えっ?‥‥?」という不思議な間を作り出した3連チャンな台詞があったり、または、「なんすか」「なんすか?」「なんすか??」とかという、なんだか観てるこっちが気恥ずかしくなってしまうほど身悶えする宮迫との掛け合い、、、、妙に心地良いんです その辺が。 吉田監督の作り出す不思議な間、というか自然な“間” 。いいですね・・・・。 ところで宮迫、『純喫茶磯辺』の初日舞台挨拶にはスケジュールの都合にて欠席のようだったのですが、普通であれば、主役の欠席にて行われる舞台挨拶って信じられない事なんでしょうが、やはり芸人稼業のほうを大事にしているんでしょうね。さすが宮迫と思えるか思えないかは別として まあ許せちゃいますよ。ちゃんと純喫茶磯辺の中では頑張ってたんだから。というか宮迫と里依紗ちゃんは今回、たぶん、地のまんまなんでしょうね とにかく全く面白い2人です。(^^; その反対で役作りに苦労したって言ってらっしゃったのが麻生久美子。そして長い台詞に苦労させられたっていうのがミッキー・カーチス談、これほんとなんです。どの台詞に苦労したのかその辺も楽しみの一部として見てくださいって言ってらっしゃいましたね。 あらま、まだ途中なのに文字制限が‥