12.《ネタバレ》 この映画を観たのは何度目だろうか? なぜか評価をしていなかった。家の鑑賞環境が5.1チャンネルになったのを機会に観てみたのですが、やはり私のツボにドンピシャな映画。ジーン・ハックマンとウィリアム・デフォーとのやりとりも、よくある「お坊ちゃんエリート」VS「たたき上げ」の構図だが、二人の名演により全くありきたりさは感じられない。「人種差別は存在するんだ」という悲しい事実を胸に刻みつける映画。昔話で今は全くない話とは思っちゃいけない。。。。 |
《改行表示》11.《ネタバレ》 当時の人種差別問題が浮き彫りになった作品。 【哀しみの王】さん [地上波(吹替)] 10点(2005-07-02 15:13:08) |
10.差別問題がもちろん重点なんだけど、JハックマンとFマクドーマンドのやり取りがなんとも良かった。 【piggy】さん 10点(2003-12-27 02:46:41) |
9. 人種差別や公民権運動やアメリカの捜査機関に関する予備知識は特にありませんが、面白かったですね。映画の出来は悪くないと思いますよ。ジーンハックマンは悪役よりこういう熱い刑事役がハマリますね。ウィレムデフォーもいい感じです。すももさんのおっしゃるとおり史実と違う部分があるのかもしれませんが、映画はもともとフィクッションなのだから目くじら立てないで、肩の力を抜いて見たほうが楽しいですよ。 【もっと楽に】さん 10点(2003-06-27 05:38:04) |
8.すももさん。そんなに肩肘張ってると映画は楽しめないよ。ノンフィクションじゃないんだから。歴史の勉強をしに来ているわけじゃないんだ。映画なんだから、極端な話、嘘八百だっていいんだ。FBIや公民権運動の史実に基づいた映画なんか面白い訳はないだろ。間違い探しじゃないんだ。あまりお利口さんだと映画を見る目は曇るよ。 【すっぱいすもも】さん 10点(2003-06-25 00:10:58) |
7.【すもも】さん。あんたの言うとおり。でも、面白かったのでこの得点。許してちょんまげ。 【Figure4】さん 10点(2003-04-28 22:26:27) |
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6.観ているうちに、惹きこまれ、知らぬ間に主人公と同じ怒りを共有していました。また、自分の中にある差別の心にも気づかせてくれました。ジーンハックマンとウィレムデフォーが互いの捜査手法の違いに反目しながらも協力して人種差別と戦う正義感の強い熱い刑事を演じています。アラン・パーカー監督の作品の中で、1番好きな作品です。お奨め。 【くるみぱぱ】さん 10点(2003-02-13 01:11:55) |
5.娯楽作でも問題作でもなく、映画なんだと思わせる。心に残るという点だけでなく、映画のみせかた、そう、力の入り具合がなんともいえない。 【HAKO】さん 10点(2003-01-28 00:54:20) |
4.自分がこれまで見てきた映画の中では最高傑作の一つです。暴力、セックス、ホラー、お涙頂戴的感動などを非日常的な程に過剰に描いてインパクトを持たせるという手法が映画にはあると思うのですが、この映画では人間の持つ差別心という暗い欲動を鮮烈に描いています。それだけドロドロした差別が当時のアメリカ南部には実際根強く残っていたのかも知れませんが(上映当時のほんの数十年前の出来事だったというのは衝撃的です)、ここまでストレートに描ききる作品はそう多くはありません。当時はミシシッピー州民から描写が酷すぎると抗議を受けたそうです(南北戦争で負け人種差別のスティグマを負ったアメリカ南部は、太平洋戦争に負けて数々の戦争犯罪を糾弾される日本と色々な点で似通っています)。暴力、セックス等の過剰は昨今のアメリカ映画では珍しくも何ともありません。しかし、こうした社会問題、道徳観を深く抉るという意味での「過剰」な作品は希有です。暴力は過剰であっても安直な勧善懲悪プロットであったり、単なるキチ*イの話で済ましてしまい、真の問題には直面しない作品が殆どだからです。アメリカ南部における差別の問題が単純な善悪二元論では汲み尽くされないことは、ジーン・ハックマン演じる南部出身FBI捜査官の葛藤でうまく表されています。その一方で、ウィリアム・デフォー演じる北部出身のエリート捜査官が、おぞましい差別はびこるミシシッピー州へガムシャラに体ごとぶつかっていく姿が、この映画を単なるこ難しい社会批評映画ではない、楽しめるエンターテイメントに仕上げています。当時、司法長官ロバート・ケネディ指揮の元、全米の人種差別問題に全面戦争を展開した理想に燃える若きFBIエリート捜査官の奮闘は、見ているこちらも熱くなってきます。そんな彼が力で押していくだけでは駄目な事に気付き、ハックマンに助けを求める所から話が急展開していきます。 |
3.一回目見て、よくつかめなかったことが2回目でやっとわかってとても理解するとすごく面白い映画です。保安官代理がなかなかのキーパーソンで、町長がなぜ首を吊って殺されてたのかは2回見ないとわかりませんでした。FBIにゲロした者はすぐに仲間からリンチは半殺しに遭うのですが、なぜ仲間にゲロしたことがわかったのかのいきさつは省略してらっしゃいます。ジーンハックマン扮する刑事と若い刑事(こちらがボス)のコンビでやり方がちがいながらも、うまく組んで事件を解決していくのが素晴らしいものを感じた。若い刑事がジーンハックマンに「おまえのやり方でやれ」と言ったシーンは人生勉強にもなった。 【ノエミ】さん 10点(2002-08-07 05:09:02) |
2.今まで以上に人種差別に興味を持てた映画!!マジこれはみんなに見てもらいたい!!かなり感動&ショックを受けた!こんなに真剣に人種差別を考えさせられた映画は初めてでした。 【さやか】さん 10点(2001-06-12 21:16:31) |
1.実話とかドキュメンタリータッチとかが御得意の監督だけあって、力強い作品に仕上がっています。後半の脅して吐かせるってあたりは少々強引なところも感じますが、米の人種差別を取り上げた作品の中では一番好きな作品です。個人的にはジーン・ハックマンとウィレム・デフォーの凸凹コンビと「LAコンフィデンシャル」の主演コンビがかぶって見え、一人で笑っていたのを覚えています。 【イマジン】さん 10点(2001-04-20 20:22:09) |