8.何度観たかわかりません。それはこの映画のスタイリッシュな映像が好きなのも有ります。しかしやはりこの主役兄弟の不器用な生き様が大好きです。本人の悩みなど他人にはわかりきらない。ラスティに兄の意思は伝わったのか、彼のその後も気になります。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-04-15 02:45:31) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 大小、明暗ともに強調の効いた画面がとてもすき。浮遊するシーンにもやられた。すべて悟ったようなモーターサイクル・ボーイが感じていたのは、色を失った無意味さしかなかったのかと思うと悲しい。それでも唯一色のあるランブルフィッシュ=ラスティ・ジェームズを、可能性に満ちた町の外へ送り出すことができたラストには救いがあると思った。ミッキー・ロークの醸し出すミステリアスさはすごい。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-08-22 15:33:22) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 所謂青春映画の中では最も好きな映画。 ラスティの憧れの兄貴であり、地元では伝説の男扱い。しかしその実は、自由も得られず、大人にさえなれずにいた、ザ・モーターサイクルボーイ。 他にも見所の多い映画ですが、彼を演じたミッキーロークに10点を捧げさせていただきたく。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-04-11 11:10:51) |
5.モノクロが美しい。高速で流れる雲。執拗に焚かれるスモ-ク。光と影の芸術そのもの。脚本はありきたりで退屈ですが、それは100%どうでも良いです。地下鉄構内で敵対するニイチャンが登場するシ-ンは何度みても脊髄に電気が走る。チンピラに襲われて死にかけて、空中浮揚するシ-ンは、印象的で、この映画の最も重要な部分だと思います。このイメ-ジは凄い。コッポラは映像作家としては間違いなく天才であり、そんな彼をこれからもずっと追いかけていきたい。 【こまわり】さん 10点(2004-01-15 18:21:00) (良:1票) |
4.初めてこの映画を観てからかれこれ10年程経ちます。映画を観るときの年齢で風味が違うような感じがします。初めて観た20代前半の時は、兄貴のモヤモヤ感はイマイチピントきませんでした。その代わり、弟の荒々しさに共感を覚えました。しかし、30歳になって観てみると、兄貴のモヤモヤ感は非常に奥が深く色々考えさせられることがあり、いい味だしてます。ミッキーにはまり役だと思います。その反面、今度は弟の荒々しさには呆れるばかりで、20代前半に得られた共感は何処かへ行ってしまいました。しかし、これもやはりマットにはまり役なところがコッポラの才能ですね。今度は40代で観てみたいです。今度はアル注の親父に共感するかもね。 【ダルマ】さん 10点(2003-07-20 18:31:43) (良:1票) |
3.トシがばれますが、実はこの映画、大昔にリアルタイムで観ました(笑)。ボクにとって、いまだに最高位にランクする映画です。原作の本を読んでいたので、原作とはイメージがだいぶ違う印象でしたが、ボクは映画の方が好きです。「テックス」「ランブル・フィッシュ」「アウトサイダーズ」というS・E・ヒントンの三部作は、すべて映画化されていますが、これは最も難解な作品でしょう。しかし、映画としては、最も魅力的だと思います。なんと言ってもミッキー・ロークの存在感。バイクで流すときの狂気を孕んだ恍惚の表情、弟が切られた瞬間に鋭く変化する眼光、無人のバイクが走り出す後方に映る怒りと憎悪の放射、彼にしか出せない色ですね。コッポラ作品の常連、トム・ウェイツは、この時代から、見事にラップを展開してます(笑) 【蜂須賀】さん 10点(2003-06-19 21:00:42) (良:1票) |
2.個人的にはコッポラ映画の中でもゴッドファーザーに匹敵する傑作だと思う。エンディングスタッフロールはツボに入ればマジ泣きできます。シンプルな映画こそ奥が深いっていうのをしみじみ体感しました。ただテーマがテーマなだけに、感情移入ができないと見てて辛いかも知れない。個人的にトムウェイツ(ビリヤードバーのバーテン)がF*** YOUするシーンはお宝ものだった。 【iggy】さん 10点(2003-01-10 03:11:49) (良:1票) |
1.とっても切ない映画だったと思う。マットディロン最高。 【mamik】さん 10点(2002-05-20 02:53:38) |