1.義父が悪い人なのかそうでないのか?それとも懐かしのブルース・ダーンは悪いのか?とかラスト近くの自動車の鍵(だったと思う)を巡る攻防とか、押さえるところはちゃんと押さえていると思う。しかもCGばりばり、カットわれわれの今のハリウッドで、見つかるか見つからないか、なんて地味なサスペンスを展開しているあたり、私にはえらく好感の持てる一作であった。■要するに「青髭」や「断崖」の少女虐待バージョンなわけだが、このサイトでのどえらい低い点数、リーリーを観るだけの映画といった評を読んでると、この手のサスペンス映画は西部劇やミュージカル映画同様に、やがて死滅するね、と思う。アクション映画やスペクタクルフルなホラーやサイコパスものにとってかわられんだろうな、と。■サスペンス映画ってこんなもんすよ、というわけで義憤を感じて10点。