40. 過去、映画館でも見たことがあります。今、もう一度見直してみてやはり傑作の一つだと思いました。戦争の狂気とリアルな緊張感が最初から最後までぎっちりつまっています。 【海牛大夫】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-04-18 21:28:06) |
39.決して家族で見てはいけない。戸田奈津子に字幕作らせなくて正解。最高に下品で最高に面白い。 【どちて坊や】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-01-01 22:27:01) |
38.ハートマン軍曹すげえ。やっぱりキューブリックは音楽の使い方がうまい!最後の終わり方もよし!本当にこれはベトナム戦争というのはただの背景なだけなんだなと思った。 【ネネ】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-08-06 00:57:58) |
《改行表示》37.《ネタバレ》 今まで見た戦争映画の中でも1、2を争う凄い作品でした。戦争というものが、如何に人間の存在を否定するような地獄であるかを、ちょっと突き放した感じで描いています。 そして、この作品の凄いところは、重いテーマを扱っていながら、まったく無駄の無いシーンの展開、効果的な音楽の使用等で考えさせるだけでなく、娯楽としても成立させてしまうところですね。特に、ラストのローリング・ストーンズの「黒くぬれ!」が流れるエンドロールは、本当に鳥肌がたつ位格好良いです(これも今まで見た中で1、2を争いますね)。 大スクリーンで見たい作品ですね。 【TM】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-05-06 16:48:06) |
36.この映画はハートマン軍曹の魅力に尽きる。ハートマン軍曹に一度でいいから口汚く罵ってもらいたいw。ほほえみデブの切れ具合もよかった。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2006-12-23 20:33:02) |
35.前半の「訓練所」でのシーンがとにかく凄い。Born to Kill・・・取り返しがつかないほどの改造をやっておいて結果はこのザマ。今、イラクにいる米兵ってどうなんだろ?ちょっと心配。アメリカという国(政府?)の問題を突いた鋭い作品。音楽も○。 【長毛】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-05 02:18:19) |
《改行表示》34.こんなクソ面白いブタ戦争映画を見たのは初めてだ。これまで沢山のお上品な猿どもの争い&殺戮映画を見てきたけど、この胸くそ悪いボケ映画が一番心に響いた。 ベトコンを殺す為の前準備のシーン等はチンカスのような台詞を中心に見応え十分。トイレの残りグソのように不快なシーンや、壁にすり付けた鼻クソのように汚い言動が生々しく描写されていて、人間の奥底に有る凶器が否応なしに伺える。訓練後のナンシー・シナトラの選曲もアホセンス抜群。このクソ映画は設定がベトナム映画だろうが太平洋戦争だろうが湾岸戦争だろうがイラク戦争だろうが関係ない。闘争に餓えた猿豚の本性(二面性)を皮肉タップリに鋭くえぐり出した豪快でファックで糞マラな一発である。 【おはようジングル】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-15 15:26:46) (良:3票) |
《改行表示》33.戦争映画は基本的に苦手。でもこの映画は大好き。 放送禁止用語の連発が衝撃。この「○○」ども!! 【やぶ】さん 10点(2004-10-11 00:09:19) |
32.戦争映画に感動は不要ということだ。タイトルとラストの曲が好き。 【ドレミダーン】さん 10点(2004-07-11 17:40:32) |
31.「戦争」という行為が引き起こしてしまう、人間の狂気。前半、後半と舞台は変わるが、全編に貫かれた鮮烈なメッセージが強烈にスクリーンに映っている。「戦争」を実体験していない僕は、「映画」という媒体によって疑似体験するしかない。(かといって、絶対に体験したくないけど)デブ君が集団いじめにあって、人間不信に陥り狂っていってしまうが、周りの人々の「狂気」がその事実に埋もれてしまってるようで、目立ってない気がする。(軍曹のキャラや、主人公の「裏切り」とか)それが僕にとっては一番恐かった。どこまでが「正常」で、どこからが「異常」な精神なのか?戦場では「勝つこと」だけが第一。「人間の尊厳」なんて、存在しない。戦争が引き起こす剥き出しの「狂気」を描いた映画の中では、屈指の出来映えだと思う。2度見たが、名作だけど自分のDVDコレクションに加えれない強烈な「狂気」の作品。 |
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30.前半の、ハートマン軍曹の罵倒の数々だけでも観る価値は十分だけど、この映画はそれだけではない。ある時は軍事訓練で、ある時はベトナムの消耗戦で、次第に狂気が高まり、人命を重んじるなどの人間性が失われていく様子には強いリアリティを感じる。 【次郎丸三郎】さん 10点(2004-06-13 01:01:22) |
29.前半の訓練部分で十分、一本の映画ができるとおもうで。「ハートマン軍曹」って題名で。二時間くらいでも退屈せず観れるんちゃうかな。それぐらい前半のハートマン軍曹パートはインパクトがあった。とにかくハートマン軍曹のはく暴言が芸術的ってくらいの表現とスピードで、ほとんどしゃべっりぱなしやけど、よくこれだけの汚い表現ができるもんやなって関心してもーた。多分みる人の大半はこの部分笑ってまうんちゃうかな。ぶっ飛びすぎてるから。でも、その後の戦争部分はダルく思うかもしれん。ちょっと緊張感ないけどよくできてるとは思うねん。でもハートマン軍曹で集中力つかいすぎて疲れてまうねんな~。テンションが違うからかもしれんな、前半と後半の観る姿勢を変えなあかんとは思う。前半笑えた人も後半は笑えなくなってくるから。とにかく観る人に無視できない印象をあたえる戦争映画。必見かな。 【なにわ君】さん 10点(2004-04-21 02:15:22) |
28.他のベトナム戦争モノが、ベトナム戦争を描こうとしているのに対して、この映画は、もっと本質的な何か別のリアリティを追求している。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-04-15 18:39:01) |
27.戦場の真の恐ろしさは、死への恐怖でも人を殺すことへの恐怖でもなく、人を殺すことに慣れてしまうことなのだ、と理解した。 【ラーション】さん 10点(2004-01-22 01:03:38) |
《改行表示》26.《ネタバレ》 戦場に送る前に敵を殺すのを躊躇させない感情を身につけ、命令に絶対服従、団体行動の強制などを染み込ませる8週間の洗脳訓練。教官は徹底的に下品な言葉で怒鳴りつけ、自己の価値を卑下させ、知性をなくそうとする。バカなあだ名をつけて個性をなくしたり、一緒の歩幅でジョギングをしながら歌ったり、動作を一緒にさせるのも戦場で一線に立たせたときのために行う調教。なるほどすべてが納得です。主人公は開始部分で教官に口答えするように、いまいち染まることができずに通信部に配属される。それはヘルメットに「born to kill」とピースマークという矛盾した言葉が書かれているのが象徴。結局彼は最後にベトナム兵を殺し、殺人を共有することでみんなでミッキーマウスを歌ってまとまるというオチらしいです。これは戦争用に行われていることですけど、こういう訓練って現代でも行われてますよね。例えば大企業の合宿の研修会だってそう。学生を第一線で働かせる営業部隊にするために行われるトレーニングだったり、企業の理念を刷り込ませたり、社歌を歌って団体意識を高めさせたりするわけですよ。 私の義務教育期間も行進させられたり、国歌、校歌を歌わされたり、回れ右の動作訓練をさせられたり、体育祭でクラス対抗で競わされて、クラスの団結を高めされられたり。今思えば、我々もいかに洗脳されていたか、いい様に転がされていたかがよーくわかるわけです。もちろんルールを学ぶこと、団体行動も大切ですよ。だけどなんだか気持ち悪い部分を感じてしまう。難しいですね。 【バチケン】さん [DVD(字幕)] 10点(2003-12-31 23:10:00) |
25.まずテンポが素晴らしい。前半の教官の罵倒は「愛と青春の旅立ち」みたいな甘っちょろいものとは比べ物にならない。文句なしに10点 【モンティ】さん 10点(2003-12-25 16:49:27) |
24.《ネタバレ》 戦争映画にもいろいろな種類がある。プライベートライアンのように、すばらしい描写と、ストーリーでおすものもあれば、プラトーンのように戦争とは何か、戦争は人間にどう影響するのかを訴えるものなどがあるが、この映画はそれらとは違い戦争とアメリカを皮肉る映画だ。内容は前半の殺戮兵器としての兵士の育成と、後半の戦争の描写との二つにはっきりとわかれる。前半での出来事が主人公に与えた影響を私は見終わったあとになって気づいた。人間としての理性を捨てるようにしつけられ殺戮兵器となったが実際の戦争では銃を撃たずにただの諜報活動の仕事を与えられた主人公。最終的に戦うことになるが、そのとき前半の訓練の話が大きく影響している。この映画は戦争とは何かではなく殺すということを全体で大きく描写している。戦争映画としてはこの上なくすばらしい作品だ。戦車や、銃撃の戦闘シーンもさすがキューブリックという感じですばらしい。音楽も映画の中でとても大事な働きをしている。映画の中で軍隊が歌っている歌は心にとても重たいものを残す。プラトーンなどの対比的なベトナム戦争映画として見て欲しい。 |
《改行表示》23.戦争を批判するのはわかる、でもなぜベトナムを選んだのか、つまりアメリカを痛烈に批判しているんですね、戦争に加担する者は単なる殺人者なんです、狂気なんです、戦争に暴力に正義はないのです。そして人の思考、欲、業は暴力になり得る。 この映画は敵味方を明確に描いてないんですね、ここがこの映画の優れているところなんです。「ミッキーマウス」これもかなり強烈な皮肉です。キューブリックという人は暴力を吐き気をもよおすほどの描き方をして批判している人なのだと信じている。 無茶苦茶まっとうな人なのです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-12-15 11:42:05) |
22.《ネタバレ》 キューブリック作品の中でコレが一番わかりやすく、よいできだと思います。まだ観てない作品もありますが・・設定、脚本がわかりやすい、二部構成になってドラマがあります。戦争を題材にした作品は、暗い映画か明るく勇ましい映画が主です。この作品のラストは素晴らしい。なんで!?と思われる方が多いと思いますが、前半での(愛と青春の旅立ち)的な、軍事施設の裏とえげつなさ、後半での(プライベート・ライアン)的な、サスペンス。いや、(戦国自衛隊)的というか・・娯楽作にさえ見えるほどキレがいい。そしてあの、明日も何も変わらない、戦争は続いてく~みたいなラストの奇妙な明るい軽さ!これが戦争映画の本音では?涙を流し感動する映画はそこに自分はいないから。この映画はリアリティありますし、本当の戦争映画と思いました。キューブリックには、このくらいわかりやすい作品をもっと作ってほしかった。(ファイトクラブ)の中でも、似たシーンが出てきました。 【アルメイダ】さん 10点(2003-12-07 11:54:52) |
《改行表示》21.これほどすばらしい字幕スーパーは見たことありません。 「アカのおフェラ豚」とか「エスキモーのプッシーは冷凍マンコ」とか。訳者に8点献上。これからは訳者で見る映画を絞りたいと思います。 【iris】さん 10点(2003-12-03 15:38:49) (良:2票)(笑:1票) |