レネットとミラベル 四つの冒険のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レネットとミラベル 四つの冒険

[レネットトミラベルヨッツノボウケン]
Quatre Aventures de Reinette et Mirabelle
1987年上映時間:99分
平均点:8.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1989-07-22)
ドラマコメディオムニバスロマンス
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タイトル情報更新(2024-08-25)【にじばぶ】さん
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監督エリック・ロメール
キャストマリー・リヴィエール(女優)
エリック・ロメール(男優)(ノン・クレジット)
脚本エリック・ロメール
音楽ジャン=ルイ・ヴァレロ
配給シネセゾン
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2.《ネタバレ》 映画とは全く不思議なもので、観たあとすぐは興奮してよかった!と思っても日がたつにつれだんだん評価が落ちていくものと、観たときはそんなでもなかったのに自分のなかでどんどん存在が大きくなっていくものがある。この映画はまさに後者の典型。この映画はレネット(ジョエル・ミケル)という田舎育ちの少女とミラベル(ジェシカ・フォルド)というパリジェンヌの少女という対照的なふたりの物語です。レネットはフランス語で「りんご」、ミラベルは「あんず」という意味で、いってみれば、都会のネズミと田舎のネズミ的な構図。もっとも素晴らしいのは第一話の「青い時間」。まぎれもなくわたしがロメールの虜となった決定的作品。その作品は30分にも満たないのに極上の短編小説のような香りを漂わせている。「夜と朝の間には完全な沈黙が存在するのよ」と言い張るレネットに、それならといっしょに朝を迎えることを約束するミラベル。しかし翌朝、その沈黙が訪れるべき瞬間に車が通り、「沈黙」はかき消されてしまう。激しく泣きじゃくるレネットにミラベルはもう一晩泊まることを約束する。早朝、そっとひとりでベッドを抜け出すミラベル。そしていつの間にか彼女のあとにやってくるレネット。「青い時間」にミラベルがレネットを制して手をのばす場面は、映画史上最高の名場面。このときわたしはなぜかいつも泣いてしまいます。もう何度も観ているにもかかわらず。
はちかつぎひめさん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-16 23:28:07)(良:2票)
1.ささいなことでも依怙地になって他者と折り合わないレネットと、クールに見えて好奇心も思いやりもいっぱい持っているミラベル、2人とも可愛いのなんの。当人どうしは真剣でもはたから見れば微笑ましいという、なんともいえない幸福感と、ささやかな日常こそ冒険の連続であるという新しい視点の発見を、この映画からもらいました。赤と青のコントラストも美しい、珠玉のロメール監督作品。
あまみさん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-27 22:50:18)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 8.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6112.50%
700.00%
8337.50%
9225.00%
10225.00%

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