1.《ネタバレ》 実際に、沢山のアルツハイマーを相手にしているので、笑えない映画ですよ、、、。彼女がものすごく可愛くて、彼も職人で、頑固で、良く、はなしがねられていると思います。携帯をおこ忘れたり、警官と街を歩く、アルツハイマーの人なら、笑えない、この話自体、通じないわけで、監督のアルツハイマーへの怒りが暴力に現れているのだと思います、いかっても、愛しても、優しくしても逃げられない、変えられない、頭の中の消しゴム、、、。末期になれば、トイレも、見当識も全部失われる、その病気への怒りはどこに向けたらいいのか、言葉で、アルツハイマー病を知っている人と、そばで見たことある人と、身内にいる人と、介護でケアーしてる人では見方が、深みが違うと思います。実際はこんなには若くないし、美人でもない、でも、病気の部分はよく描かれている、何度も泣けました。この映画と比べられるのは、ヨーロッパで車椅子を介護するあの映画と、日本でも、百恵ちゃんの旦那さんが、癌かなの奥さんを連れてドライブするあの映画と、もう一作くらいしか思いつきません、最高に楽しめました。よくある話ですけど、、癌で死ぬのか、アルツハイマー病で死ぬのか、不慮の事故で死ぬのか、糖尿病で足を切断して死ぬのか、老衰で自然死するのか、子供に見放されて孤独死するのか、たまには、自分の人生も合わせて考えて見るのも良い映画なのかなと思いました。 実はラスト5分前に書いていた、ラストが小さなタイタニック、ジェームスキャメロンのあれと同じで、階段に全員が立っているシーンを思い出します、毎日、仕事でアルツハイマー病を相手にしていますが、彼女が車の中で見せた仕草が忘れられないです。現実のアルツハイマー病は長生きしますからもっと悲惨だと思います。本人は夢の中かもしれないけど。