43.《ネタバレ》 まずは、工場でのナット閉めから始まり、最終的には狂ってしまって「御用だ!」「御用だ!」 『ピーポーパー!』←(一応サイレンの音だよ♪一応ね。) そして退院した後フラフラしていて道端で赤旗拾った瞬間またもや『ウウーウウーー!』 そして出所後今度は開き直って食い逃げ企み『ウウーウウーー!』 そして今度は更にはデパートの警備をやり損なって『ウウーウウーー!』 そして挙句の果てにはストライキに巻き込まれてしまって『ウウーウウーー!』 っておい!一話で一体何回捕まってんだよ(≧∇≦)アハハハハ!(って数えりゃわかるよ、5回なんだけど) しかし、そんなわけでモダン・タイムスって実はこれ、こんなに面白いとは思ってもみなかった。一連の“チャップリンの○○○○・・・”と、タイトル頭にチャップリンが付いていないもんだから、てっきり後年のライムライトのような路線なのかなと思っていました。だから今までちょっと敬遠していた部分もあったのですね。でもそれは間違いだったと知りました。 そしてそんな成り行きからして目にした本作なんですが、、これって笑いの部分が今であっても全て笑える、それもほとんどお休みナシのノンストップ状態で。そしてストーリーの部分でもあの娘の存在によってかなり繋がってるし、スピーディーになってる そして正直、あの娘=ポーレット・ゴダードの演技がかなり素晴らしかった。あの生き生きとした表情やら(特にバナナを盗むシーンとか)、あの身のこなし。劇的な演技でしたね。 それでいて純真無垢であり、チャップとの恋人ごっこにおいては、お互いに愛情を与えて受けての関係。そんな気分でさ・・。うわあ、そんなわけでさ これってさ、今さらだけどもチャップ作品の中では一番好きな作品になってしまったかな キッドとか街の灯以上になってしまったかな うわあ 参ったなあ 困ったなあ~ 【3737】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-08 17:58:52) (良:4票) |
42.もう文句無し、大好きな映画です。とりあえずこれだけ言わせて下さい。先日、4歳の甥にビデオで見せてみたんですがね。まあ4歳児にはわかりにくい部分もあるので、私が活動弁士の役をつとめたわけですが。何と、画面を正視できないくらい腹抱えて笑い転げてるんですよ。時空を超えた笑いといいますかね、世紀を越え、国境を超え、世代を超えても、チャップリンの笑いは伝わってるんだなあ、と、何とも感動した次第です。 【鱗歌】さん 10点(2003-07-20 09:49:56) (良:4票) |
41.《ネタバレ》 まるで、現代の社会文明、機械化された世の中をこの時代に既に予測していたかの如く感じられる物凄い作品です。とにかく面白い。この面白さはどんなに時が経とうがけして失われることのない面白さで、ベルトコンベアーに巻き込まれる所やスケート靴を履いてすべる所、そして圧巻は例のあの滅茶苦茶な歌を歌うシーン!どこの国の言葉でもない歌(ティティナ)は何度観ても本当に可笑しい!とにかくチャップリンの芸の凄さ、素晴らしさに観る度に感動し、笑いぱなしで、本当に感心させられます。世の中、こんなにも面白い人っているのかと思うほどの面白さです。チャップリン映画の前では今の時代、どんなコメディを持ってこようが絶対に叶いません。チャップリンこそ映画史上、最高のコメディアンであって監督であると思っています。 最後の二人、手を取り合って歩くシーン、大好きだなあ!これもチャップリン映画ならではの笑いと優しさがにじみあった素晴らしい傑作です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-12 09:58:57) (良:3票) |
40.20世紀初頭フォードシステムという作業方式が誕生した。これは、生産の単純化・標準化とベルトコンベアーを用いた流れ作業による大量生産といった特徴を持っていた。これにより労働の生産性は格段に上昇したが、一方で人間性を疎外する結果へとつながった。チャップリンはこのような機械文明さらには資本主義社会を痛烈に批判しつつも天才的な芸と圧倒的な笑いでもって作品に深みを与えている。そしていかなる困難な状況におかれても希望を忘れず「人間」であることの尊さ・素晴らしさを彼は教えてくれる。チャップリンの代表作品であり映画史に燦然と輝く金字塔。 【CPA】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-30 05:35:01) (良:2票) |
39.トーキーの時代になってもサイレント映画にこだわっていたチャップリンが始めてその声を聞かせた。でもカフスに書いた歌詞は飛んでしまって、聞かせたのはどこの国の言葉でもなく意味不明。セリフなんかなくても言いたいことは十分伝えることができるんだよ、と彼は主張している。同感だがこれはチャップリンの神業的なマイム芸あればこそ。あの工場の歯車やベルトコンベア、自動食事機のセットなども今見ても本格的で素晴らしい。ギャグセンス、見事なパントマイム芸、機械文明に対する先見性などどれも天才的。前半の工場シーンのインパクトの強さに比べ、精神病院送りになる中盤あたりの印象はやや薄いもののラストシーンがまたチャップリンらしくて感動的。職を失ってしょんぼりする彼女に「笑って」と言うように口の端を挙げてみせる。どんな時にも勇気と笑顔で希望を持って、と言うメッセージには涙がホロリ、、、 【キリコ】さん 10点(2003-06-16 21:13:00) (良:2票) |
38.《ネタバレ》 今日はツイてないな~という1日の終わりに見たい作品。明日は良い事があるかも…と勇気をもらえます。ラストにチャーリーがニコッと微笑みながら発するシンプルな一言は、恵まれない生立ちを乗り越えてトップスターへと上り詰め、世界中の人々に沢山の笑顔を与えてきたチャップリンだからこそ説得力がある深いメッセージでしょう。そしてそして…やっぱりティティナ!!!チャップリン作品は「街の灯」→「キッド」→「モダンタイムス」という順番に見たのですが、70年前の当時の観客と同様に私もこの作品でチャップリンの声を初めて聞いた。まさに理想どおりの優しく、温かく、艶やかな歌声!そして素晴らしいパントマイム!感動です!!!でも…翌日、ネットでティティナの和訳歌詞を必死で探したのは内緒です(笑) 【あっち】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-08-15 14:15:05) (良:1票) |
37.《ネタバレ》 腹を抱えて笑った、というほどではありませんが、食事のシーンなど思わず声を出して笑ってしまいます。 この映画は人に一番大切なものを示唆しているのだと感じました。 そういえばこれを観るまで「Smile」はコステロの曲だと思っていましたが、チャップリン自身の作曲だったのですね。歌も上手いし、制作から監督、主演、演出、音楽まで全てやってしまう彼の才能に脱帽です。 「Back Up! Never say die.We'll get along」というセリフと、何も無い長い一本道を歩いていくラストの二人の希望に満ち溢れている表情が、機械化への一番の風刺なのだと思いました。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-09-17 18:30:23) (良:1票) |
36.《ネタバレ》 最後のシーンが素晴らしいですね。結局チャップリンは無職のまま…それでもハッピーエンドって言っていいのかな? スマイル!笑って生きよう!チャップリンから学びました。 【兵頭信者】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-01-24 22:34:18) (良:1票) |
35.工場での自動食事機のシーンは何度見ても腹抱えて笑ってしまう。このとき、一瞬チャップリンの右手が映るシーンがあるんだけど、その手がプルプル震えてんのね(笑)。こんな細かい所でもちゃんと演技してるなんて、ホント喜劇王は伊達じゃないですね。ティティナもそうだけど至高の芸の連続です。 【mono】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-20 00:40:26) (良:1票) |
34.チャップリンの映画の中でも個人的にはナンバー1!細かなアイデアとリアクション芸の宝庫に笑いっぱなしの83分。そして不幸な少女のポーレット・ゴダードを身を挺して守り抜く愛に満ち溢れた傑作。しかしやはり何と言っても"ティティナ"ですね、何度観ても体中がシビレまくる世紀の名場面、奇跡の瞬間です。このシーンには何かが降りてきていると思ってしまうほどスゥーッと空気が変わり、あまりにも感動的です!ホント素晴らしい大傑作。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-04 23:57:58) (良:1票) |
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33.親子三代に渡って映画好き。そのルーツを辿ってみると、この映画がそれだった。オヤジはこの映画を観た感動を伝えるために、俺を映画館に連れて行き、その息子も映画漬け・・・すごい伝播力。70年前の映画にしてシンプルに生きる意欲を沸き立たせる。製作時期のエクスキューズなしに鑑賞に堪えうる普遍性を持つ映画の原点にして頂点。恐慌に陥った暗い時代。娯楽も乏しい1930年代にオンタイムでこの映画を観た人は、どんな感想を抱いたのだろうか。何の躊躇もなく愛していると言える映画はこれだけだ。 【正義と微笑】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-28 00:02:54) (良:1票) |
32.前作に続いて生きていく上で大切なことを教えてくれる。 前向きに生きることの大切さ。ヒトとして生きることの大切さ。そして、笑って生きていくことの大切さ。 【Jump】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-24 00:19:25) (良:1票) |
31.私にとってチャップリンって存在自体がものすごくズルいんですよね。なぜゆえこういう作品を作るのかな。いや作れるのかな。彼は私の”感性の底上げ”をしてくれるんですよ。自分の中の何か足りない部分を教えてくれるんですよ。それは別に手取り足取り教えてくれるわけではなく、「俺の姿を見て何か感じろっ!!」と体で訴えかけるんですよ。”心のストライクゾーン”に向かって160kmの直球をガンガン投げてくるんですよ。なんてやつがこの映画界には存在したのでしょうか「・・・・・・。」 言葉が見つからないので作品の内容に触れますけどこれまたこの女性の為に彼はいつも体を張っているんですよね。お腹を満たしてあげたい、喜ばせてあげたい、幸せにしたい・・・と相手が喜ぶ笑顔が見て自分も喜べるってだけのほんの小さなことなのかもしれませんけど、それが”幸せ”の本質だろうということを彼は私に気づかせてくれます。私はなぜチャップリンの作品に早く出会わなかったのだろうか?と思ったことがありましたけど”今”出会えたことが自分にとって一番良かったのではないかと思います。ある程度年もとり映画を何百か観た今だからこそこの作品の良さが分かる時期に辿りついたのだと思います。もしかして10代とかの私だったら感性が成長していなくまったく良さなんて分からなかったかもしれません(あくまで私だけの例ですので)。サイレント・モノクロ映画。ようやく門の前に立てた気がする。あとは自分で開いて進んで行こう・・・ 【tetsu78】さん 10点(2005-01-23 21:50:33) (良:1票) |
30. これこそ、僕が初めて観たチャップリン映画。高校1年生の時、現代社会の授業でクラスのみんなと一緒に観ました。オープニングの音楽が、ちょっと角張った感じがして、ちょっと違和感があったものの、開巻直ちに工場のシーンになってからは、もう爆笑の連続!「第5班 スピードアップ 4-1」と、単語を並べたようなだけの指示 (こういう態度のオヤジ、最近ほんと多い!) をモニターカメラ (1936年当時に!) で飛ばし、画面はその「第5班」へ。ある工員が、画面を横切って行くのを追って、画面がパンして行き、「第5班 ナットの締めが緩い」という社長のアナウンスに重なって、最後はその張本人=ベルトコンベアでネジを締めるチャーリーが登場…という、主人公をさり気なく紹介する、実にスマートな冒頭。 そして、何と言ってもクライマックスの『ティティナ』を即興で歌い躍り、見事ピンチを凌ぎ切るシークエンス。ここでのチャップリンは、それまでのドジばっかりのボケキャラとは別人の、名エンターテイナーの顔そのものでした。後に、衛星映画劇場で放映された時には、逃さずちゃんと録画。この『ティティナ』のチャーリーに、何度も何度もアンコールを送り、巻き戻して観ていました。 |
29.皮肉と希望に満ち溢れた名作。現在の社会と比べてみると、この映画内よりもっとひどくなっていることに気づく。例え社会からはみ出ても、何をやってもうまくいかなくても、希望と人間性を失わず前を向いて人生を歩んで行こうというラストに涙した。 【ラーション】さん 10点(2004-05-13 15:46:31) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 進み過ぎた文明への警告。機械化社会における人間性の喪失。この映画のメッセージは、チャップリン映画の中でも「厳しい」目を持って描かれています。しかし、声を荒げて非難するのではなく、ドタバタのアクションの中で、実に上手に笑いとともに見せています。でも、その笑いは自分を「笑う」のと同じなのですね。便利になることは悪いことではありません。しかし、過剰にまで進み過ぎるオートメーション化がもたらすものが何なのか、チャップリンは自動食事マシーンで見せてくれています。機械のペースで進む食事。会話のない時間。美味しさを楽しむ暇もなければ、余韻もない。今でさえ、食事マシーンなるものは存在しないですが、食事に対しての姿勢や考え方はオートメーション化になっているのでは?と思ってしまいます。その予見に驚くと同時に、それを目で見せて伝える凄さに唸らされます。この映画では、画面の端々にまで、機械に対峙する人間の生き方や考え方について私達に宿題を出しているように感じられます。「心」は大切なもの。「感情」は大事なもの。失うことは、人間をやめることと同じ。そうならないために、時代を越えて存在するものがある、それがこの映画「モダン・タイムス」だと思います。 【映画小僧】さん 10点(2004-03-18 13:47:04) (良:1票) |
27.昨今はわざわざ大金を投じてまで糞映画を制作するのが大ブームらしいが、この状況をチャップリンがもし見たらどう思うだろう?意外にも嘆く代わりに、現代の映画をうまく皮肉った作品を創ってしまうかも。・・・とチャップリンの傑作を見て思いました。一人の偉大な喜劇役者には、後世の人間が束になっても敵わないということをまざまざと見せ付けられた感があります。 【与太郎】さん 10点(2003-12-31 17:53:47) (良:1票) |
26.小学生の時、初めて見たチャップリン映画。ハマりました。何度見ても良い傑作です。 【城太郎】さん 10点(2003-12-23 13:03:30) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 この映画で初チャップリンという人は多いだろう。僕もそうだった。それからもう3回くらい見ているが、飽きる事がない。そして見事な先見の明。今ではロボットがとって代わっているとは言え、人間性の喪失は現代にもぴたりとあてはまる。ちりばめられた種々のコントも笑える。ラストシーン、「笑って」というジェスチャーをするチャーリー。サイレントっていい。そのシーンのBGM「スマイル」も、今さら言うまでもない名曲。 【アイカワ】さん 10点(2003-11-05 18:29:43) (良:1票) |
24.昨日、スクリーンで初めて観る機会に恵まれました。現代では笑いは完全にTVのものになってしまった感がありますが、こんな昔に映画で爆笑させて、さらに体制批判や人間性の重要さをも訴えている本作はやはり名作。コントについては今でもまったく色あせる所が無くて、チャップリンってドリフやビートたけしら(もう古い人たちだけど・・・)のコントの原点だったんだなぁって実感しました。 それと印象的だったのが、兄弟のためにバナナを盗む時のポーレット・ゴダートのぎらぎらした目。野性的でハングリーで、かなり好きです。 ラストの歌は「ティティナ」という歌だそうで、所々「セニョリータ」とか言ってるように聞こえるけど、基本的にでたらめな歌詞らしいです。上映時もあのシーンは字幕が出ないので私も含めた観客は反応に困ってるようでした(笑)。劇中の観客は笑ってましたが、あれはトーキーに対するチャップリン流の皮肉と感じました。 【じゃん++】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-07-14 00:53:37) (良:1票) |