2.《ネタバレ》 クゥちゃんが妙にカワイイので、珍しくアニメを劇場鑑賞。「アメリカのCGアニメと違って顔が雑だわ~」ぐらいの気持ちで観始めたのですが・・。笑ったり泣いたりでしたが、後半はクゥが何か言うと泣き、クゥが泣くと泣き・・とボロボロでしたわ・私。何で自分がこんなにボロボロと泣いてしまうのか、映画を観ながらも不思議だったのですが、帰りにクルマを運転していて気づいた・・。クゥがおびえるクルマもTVや雑誌もネットも「私のモノ」なんですよ。「私」がクゥの生きる場所を奪っている「何か」の一部なんです。醜い行動を繰り返すマスコミもネットも支えている愚民がいてこそ、凶暴化する・・。そうやって生きる場所を失った人や存在がいることをどこかで意識しているんだけど、それをこの映画で突きつけられて涙が止まらなかった・・。
ごめんね、くう。