1.<モチネタバレシテマス>「私はね・・・川上富江に会ってみたいんです・・・会いたいんですよ」そう、僕も会いたい。だって、肝心のカンノが出て来ないじゃないですか。おかしいと思いませんか? 前半はすっかり中途な青春している女の子の話。何でも記憶が欠落しているとか。とにかくホラーらしいところがない。タバコ吸ったり、男と寝たり。でも普通の女の子が変な事件に巻き込まれます、ってノリですが、こちとらそんなのどうでも良い。菅野!カンノ!。観ていてだんだん、富江がカンノなんだろうってこと容易に想像出来る。それにしても出しませんなあ、カンノなのかもしれないけど、後姿だけ見せて思いきし引っ張ってくれちょる。「また会えなかったか、会いたいのに・・・」そう、会いたいよね。だって肝心のカンノ最後の方まで全然出てこえへんでぇ~。☆で、やっとや!もう終りやろうって思っとったらやっと出てきよった・・・「月子、あなたに言わなくちゃいけないことがあるの」って?んぅ~んん!また引っ張りよる。なんや!はよ、ゆわんかいなぁ!と思ったら、な~んや、やっぱそのオチですかぁ。そう来るか!結局は、意味分からん終わり方。これって続編を観ないと分からないのかなって・・・実は続編を観たんやけど、余計訳分かりましぇん!で、感想?これを観た人の大半は面白くないって言うんじゃないですかね。個人的には引っ張るだけ引っ張ったカンノの登場が全てを盛り上げてくれたので、何故か満足?ん? あと、主演をした中村麻美は良いです。観たのは「ファザー・ファッカー」以来ですが、何故か涙が出てしまいます。あと何故か本作に感動して立て続けに3回も観てしまいました?そう、“彼女に魅入られた男たちはお互いに殺し合い、最後には富江までも殺してしまう。しかし富江は再生・増殖を繰り返し、新たな恐怖を生み出していく・・・”のだそうで、私も何故か“富江”に魅入られてしまった一人なのかもしれません。ん?どこからか聞こえてきそうな。一番怖いのは“富江”ではなく、こんなのを3回も観て“10点”付けた私の方でしょうか?