1.《ネタバレ》 彼女がレズかどうかはこの際関係ないのかもしれない。親友と男の板挟み。ストレートだった自分が実は1歩踏み出せなくて悩む。こういうところがもしかしたら見所なのかなーと思ったりもする。もちろん自分はレズかもというシリアスなテーマもあると思う。途中彼女の悲しさも伝わってきた。恋に恋する女の子は悪っぽく描かれているけど、実はこういう子が等身大だろう。逆に主人公の子みたいな感情を出すのが苦手な子は異色で、さわやか君もそういうところに惹かれたのかな。学校で起こる嫌な出来事も
あったりするけど、あまり行き過ぎていなくて全体的に爽やか。この女の子の行く末はわからないけど、笑っていて欲しいなーと思った。最後に彼女の心からの笑顔が見れて、とっても嬉しい気分になった。青春映画として、そしてあの時1歩踏み出せなかった自分の物語として、色んな見方で楽しめる素晴らしい映画だと思った。