1.《ネタバレ》 もはや絶滅しかけたジャンル『アイドル映画』。そのジャンルに再び希望の光が灯され
た。それがこのケータイ刑事シリーズの映画化。出演アイドルの可愛さは勿論の事、奇抜なトリック、凝ったディティール、内輪受け覚悟のネタ等々は映画化の際に失われずにとても安心した。邦画界のエログロナンセンス臨界点突破でお馴染み発狂シリーズの佐々木浩久監督の手腕が見事。中でもインド映画へオマージュを捧げたダンスシーンは素晴らしき出来(堀北真希の自信の面持ちが良い)。発狂シリーズファンとしてはカンフーなども入れて欲しかったが、それはパート2で是非。