ダークナイト(2008)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ダークナイト(2008)

[ダークナイト]
The Dark Knight
2008年上映時間:152分
平均点:7.68 / 10(Review 346人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-08-09)
公開終了日(2008-12-10)
アクションサスペンスSFシリーズもの犯罪もの漫画の映画化
新規登録(2008-04-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-01-31)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストクリスチャン・ベール(男優)ブルース・ウェイン/バットマン
ヒース・レジャー(男優)ジョーカー
アーロン・エッカート(男優)ハービー・デント/トゥー・フェイス
マイケル・ケイン(男優)アルフレッド・ペニーワース
マギー・ギレンホール(女優)レイチェル・ドーズ
ゲイリー・オールドマン(男優)ジェームズ・ゴードン
モーガン・フリーマン(男優)ルーシャス・フォックス
キリアン・マーフィ(男優)ジョナサン・クレイン/スケアクロウ
エリック・ロバーツ(男優)サルヴァトーレ・マローニ
アンソニー・マイケル・ホール(男優)マイク・エンジェル
マイケル・ジェイ・ホワイト(男優)ギャンボル
ウィリアム・フィクトナー(男優)銀行支店長
チン・ハン〔1969年生〕(男優)ラウ
エディソン・チャン(男優)ラウの部下
コリン・マクファーレン(男優)ギリアン・B・ローブ
トミー・’タイニー’・リスター(男優)フェリーの囚人
キース・ザラバッカ(男優)スティーヴンス刑事
デヴィッド・ダストマルチャン(男優)偽警官
ニッキー・カット(男優)ショットガンのスワット隊員(ノンクレジット)
檀臣幸ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤原啓治ジョーカー(日本語吹き替え版【ソフト】)
木下浩之ハービー・デント(日本語吹き替え版【ソフト】)
小川真司〔声優・男優〕アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版【ソフト】)
納谷六朗ジム・ゴードン(日本語吹き替え版【ソフト】)
池田勝ルーシャス・フォックス(日本語吹き替え版【ソフト】)
遊佐浩二スケアクロウ(日本語吹き替え版【ソフト】)
本田貴子レイチェル・ドーズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
鵜飼るみ子バーバラ・ゴードン(日本語吹き替え版【ソフト】)
朴璐美アンナ・ラミレス刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
山野井仁サルヴァトーレ・マローニ(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典ギャンボル(日本語吹き替え版【ソフト】)
草尾毅銀行支店長(日本語吹き替え版【ソフト】)
金光宣明(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤真秀ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚芳忠ジョーカー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上和彦ハービー・デント(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
諏訪部順一スケアクロウ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岡寛恵レイチェル・ドーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
立木文彦ジム・ゴードン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞ルーシャス・フォックス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山像かおりバーバラ・ゴードン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林由美子ジミー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江原正士アンソニー・ガルシア市長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金尾哲夫ジェラルド・スティーブンズ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
楠見尚己マイケル・ワーツ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
東條加那子アンナ・ラミレス刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田直哉マイク・エンジェル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木勝彦サルヴァトーレ・マローニ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横島亘銀行支店長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大友龍三郎ギャンボル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
斎藤志郎チェチェン人ボス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
志村知幸グランピー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中尾一貴(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂詰貴之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲野裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
青山穣(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村治学(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
かぬか光明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作クリストファー・ノーラン(脚本原案)
デヴィッド・S・ゴイヤー(脚本原案)
ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
ハンス・ジマー
Boom Boom Satellites(戦闘シーンのBGM)
編曲ブラッド・デクター
ブルース・ファウラー〔編曲〕
ジェフ・アトマジアン
撮影ウォーリー・フィスター
製作エマ・トーマス
チャールズ・ローヴェン
クリストファー・ノーラン
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ケビン・デ・ラ・ノイ
マイケル・E・ウスラン
ベンジャミン・メルニカー
制作ブロードメディア・スタジオ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクコナー・オサリヴァン(補綴スーパーバイザー)
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
ニック・デイヴィス[特撮](視覚効果スーパーバイザー)
美術ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・カヴァナー〔美術〕(美術監督スーパーバイザー)
スティーヴン・ローレンス[美術](美術監督)
衣装リンディ・ヘミング
ヘアメイクジョン・キャグリオーネ・Jr
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
字幕翻訳石田泰子(ソフト)
松崎広幸(NHK)
スタントリック・エイヴリー
その他ヒース・レジャー(献辞)
ブルース・ファウラー〔編曲〕(指揮)
あらすじ
犯罪が犇くゴッサムシティ。 そこに突如として表れた犯罪者。彼は派手なパフォーマンスを好み、人の命など紙くずほどにしか思っていない。その上犯罪をゲームのように楽しむ。 彼が現場に残すのは、山ほどの死体と、爆破された瓦礫 そして、トランプのジョーカー・・・・
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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123
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56.《ネタバレ》 この映画のテーマを考えた時に「正義とは何か?悪とは何か?」なんて言葉しか出て来ない自分の語彙の乏しさが恨めしい。クレバーでクレイジーなジョーカーを勝たせないために、ゴッサムの平和への灯を消さないために、バットマンが取った悲しい選択に涙した。
追記:9点にしていたが、何度も見返している事実と減点要素が見当たらない事に気付いたので10点に変更。
alianさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2021-02-21 12:30:12)
55.正義と悪が表裏一体であることに改めて気づかされる。
正義は少しでも道を誤れば、簡単に悪へと転落する。正義と悪は互いがいなければ成立しないため、求め合っている。
これだけの内容が、たった2時間半に凝縮されているのだから驚きだ。
また、映像も凄まじく、映画館で観た時の迫力は圧倒的だった。
後の映画に大きな影響を与えた作品で、自分にとっても映画を好きになるきっかけになった。
アクアマリンさん [映画館(字幕)] 10点(2019-07-27 22:43:20)
54.ジョーカーがいいね。アメコミ映画を舐めてました
pillowsさん [DVD(字幕)] 10点(2019-05-16 11:21:34)
53.もうとにかくジョーカーがカッコよすぎる。ジョーカーが登場する度に興奮した。音楽もカッコいいし、実写にこだわるノーランのほとんどCGを使わずに撮影した大迫力のシーンも満載!これは映画館の大画面で味わいたかった。アメコミ映画の枠を超えた傑作。
素晴らしき哉、映画!さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-04-01 22:42:19)
52.《ネタバレ》 まさかバットマンで泣かされるとは思いもしませんでした。自分はもともとアメコミヒーローものは好きで、評価は甘めになりますが、これはまさに別格。序盤のバットマンコスプレ市民自警団に「どこが違う!」と問われ、「ホッケー防具など着けない!」とうそぶくバットマン。しかし、結局は彼もコスプレ自警団の一人でしかないことがあきらかになっていく。中盤のローマ皇帝に関する会話も重要で、法のなんたるか、超法規的な力の存在がなんたるかを深く考えさせられるすごい内容でした。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 10点(2013-08-13 10:37:54)(良:1票)
51.人生でもっとも衝撃をうけた作品。私のもっている善悪の区別がかき乱される。稚拙な表現ですが天使と悪魔が自分の中で争っている。その双方ともに自分である。そして、そのいずれかが欠けても自分ではなくなる。ゴッサムシティを巻き込むという壮大さを加味すると、これほどの物語になるのか。ジョーカーは恐ろしい、しかしいなくなった状態が想像できない。それは、第二、第三のジョーカーが生まれるからでなく、ジョーカーが今の自分の中にあるからだ。狂気とは、自分の善悪の葛藤のことをいうのかもしれない。
元祖さん [映画館(字幕)] 10点(2013-08-02 04:11:35)(良:2票)
50.《ネタバレ》 非常に濃密な2時間半でした。ジョーカー、マフィア、裏切り、愛、善と悪、おまけにトゥーフェイスまで出てきて普通なら破綻してもおかしくありませんが、それを一分の隙なく描いた脚本が素晴らしい。完璧と言っていい出来映えでしょう。それとジョーカーの存在感が凄い。狂気や破滅をそのまま具現化したかのような存在でそれを演じるヒース・レジャーがそれらを120%出し切っていたのではないでしょうか。正に映画史に残る名演技だと思います。
キリンさん [DVD(字幕)] 10点(2013-01-06 15:54:41)
49.《ネタバレ》 劇場公開時に映画館で観ましたが、この度久しぶりにDVDで観ました。
何度観てもヒースレジャーの演技に圧倒されます。正直そこまでやるのか、というほどの狂気を感じました。
前作はあくまでアメコミの枠内に収まる良作という印象ですが、今作は非常にリアリティのある内容でした。
後半にトゥーフェイスまで登場して、こんなに風呂敷広げてどうやってまとめるのかと思いましたが、ラストは見事としか言いようがありません。最後のバットマンの姿はめちゃくちゃかっこいいです。
やっぴーKさん [DVD(字幕)] 10点(2012-12-08 06:34:59)
48.《ネタバレ》 「ビギンズ」は観てませんが、「ダークナイト」観てきました。
バットマンの格闘シーンや、バイクシーンも良かったですが、
やはり印象に残ったのは悪役のジョーカー。ただのサイコ野郎と思いきや、
用意周到の切れ者で、混乱のみを求めるとてつもない悪役っぷりを観せて頂きました。
またあの中途半端なメイクが異常っぷりを際立たせている感じがしました。
ヒースレジャーの怪演が観れなくなると思うと悲しくなりますね・・・。
ストーリーは単純なヒーローものの話しではなく、考えさせられえるところもあり、
深い物語だったと思われます。

あとは個人的にバットマンがガン=カタをやりださないか心配になりました(^^;)
とむさん [映画館(字幕)] 10点(2012-08-20 00:03:13)(良:1票)
47.《ネタバレ》 警察署より逃げ出し、パトカーでハコ乗りするジョーカーの美しさは見るたびに強く惹かれます。
reitengoさん [DVD(字幕)] 10点(2012-07-31 15:53:18)
46.《ネタバレ》 他のアクションやヒーローものとはもう完全にレベルが違う。全体的に暗い映像だが、ジョーカーの絶対悪、ラストシーンのあまりのかっこよさには鳥肌がたつ。脚本がめちゃくちゃできてる。ヒロインがそんなにきれいじゃないのだけが残念!でも10点!G.オールドマンてホントにスゴイね。レオンのあの人と同じ人とは思えません。
来た別府さん [DVD(字幕)] 10点(2012-06-10 22:55:34)
45.《ネタバレ》 (改行表示希望)
ヒーローものとは思えない、勧善懲悪という言葉だけでは済まされない
いろいろ考えさせられる、人間の裏と表を辛辣に表現した秀作。

人を殺さず悪と立ち向かうヒーローの戦いと苦悩、一方虫けらの様に人を殺して人を弱みに付け込みもて遊ぶジョーカー

とりあえずコインの裏表(運)で物事を判断する検事(トゥーフェイス)

など、人間の弱さ(脆さ)と強さ(尊さ)を上手く「裏と表」で上手く表現していると思いました。

・この作品のための前作(ビギンズ)なのだと思った。
 コミック特有の世界観を無くし、限りなくリアルな世界観も作品を見て納得

×
・軽くアクションが長い

・ヒロインの変更

・ティム・バートン版のバットマンが好きな人にはちょっといただけないかも。

・過去の作品で何かと問題な刑事役が多いゲイリー・オールドマンこのバットマンでもしでかすのかと思いきや

ビギンズと合わせて一本!
はぶじさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2011-07-19 09:31:40)
44.クリストファー・ノーラン監督による「バットマン」シリーズの第2作目。
まず前作「バットマン・ビギンズ」とは全く違う映画に仕上がっていることに驚かされた。前作は若干淡白な所があったが、今回は一切なし。やはりこの映画の一番素晴らしい所はテンポの良さ。また今までのヒーロー映画の常識をひっくり返すジョーカーとバットマンによる「悪同士」の戦いが、全世界で大ヒットした大きな理由だと思う。
dy2cyrさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-12-12 19:46:15)
43.《ネタバレ》 何なんでしょうか。私が今までヒーローモノに持っていたイメージ、●●をするから悪役。悪役をやっつけるからヒーロー。という対立構造に対するフラストレーションを完全に叩きつぶしてしまいました。

この映画は悪が本物の悪です。一頃流行した悪とは何なのかという価値観を揺さぶるテーマ以前に、話し合いも欲も全く通用しない、犯す犯罪とは全く関係のない自分の楽しみのために必要なイベントとして殺害や窃盗をするという、現実世界の凶悪犯そのままの、行動規範のない現実の悪が登場します。

キャラクタや場面の切り替えでリアリティと映画の狭間を行ったり来たりするわけです。その感覚がなぜか恐怖映画以上のスリルを与えてくれます。そのリアリティが自警団が犯罪者を探しだし殺害するという異常な状況を作ることやそれに対する快感を与えない。殺害による個人的な復讐がそれ自体事件となり自治体の浄化につながらないなど、テーマがいかにも今世紀になってからの作品です。

それでも、今の時代には存在できない空想の正義が崩壊しても、正義ではなく悪と相対する存在として有り続けようと諦めない気持ちというのがズンと突き抜ける隙間を与えてくれました。テーマだけでなく、脚本、色彩、映像技術、編集やアクションまで何もかもがそろっています。過去の傑作同作品が実現できなかった部分を、現代の最高の技術で作り上げ、議論し尽くして作り上げたであろうテーマで、作り直しとは全く別の意味の超傑作に仕上がっています。

単純な対立構造、善悪がはっきりしている作り、ロボットアニメ的なヒーロー像という日本的な趣向にはなじみませんから、当分こういう作りの話はまず日本で作られることはないですね。残念ではあります。

何回観てもエンドロールも興奮で立ちたくないほどの映画でした。すばらしいの一言です。
黒猫クックさん [映画館(字幕)] 10点(2010-04-30 13:50:10)(良:2票)
42.《ネタバレ》 エポックメイキングってこういう映画のためにある言葉だろうと思います。
2008年は、期せずして「崖の上のポニョ」も公開されてましたが、時代の流れに迎合せずに思い切ったやり方で作られた映画という点で、両者が共通しているのも感慨深いものがあります。映画館で4回観たのですが、DVD発売後にメイキングを観て、なぜこの映画がこんなに濃いーのか、納得しました。
いろいろカッコよかったですが、一部では活躍不足として不評だったクリスチャン・ベール。活躍しないところが、とてもカッコよかったです。そういう感じ方をするのは女性だけかもしれませんが。ちょっと森進一チックな声ではあったけど(笑。
言うまでもないという感じですが、ヒース・レジャーの挑戦もすばらしかった。この映画で初めて観たのですが、彼はいつもチャレンジしてた人なんですね。もう居ないのが残念です。彼だけでなく、監督をはじめチャレンジングな人たちが集まってチャレンジした、その結晶みたいな作品。チャレンジのほとんどが成功しているのがまた凄い。
ここまで達成されてれば、バットマンのガールフレンドのキャラクターとか髪型とかほうれい線がイマイチでも、もういいです。そのぐらいのことは軽く吹き飛んでしまう圧倒的な何かを受け取った映画でした。
hatomixさん [映画館(字幕)] 10点(2010-04-02 22:34:07)
41.《ネタバレ》 実はバットマンの悪役は1人を除いて、全員が精神異常者。(犯罪紳士ペンギンだけは普通の刑務所行きだが、他の悪役は皆アーカムにぶちこまれる)
で、その代表選手がジョーカー。

そして、ジョーカーは、バットマンを「仲間」だと思っている。同じ精神異常者だと。
つまり、ジョーカーとバットマンは表裏一体の存在。
トラウマから正義の使者となったバットマン。
トラウマから悪の権化となったジョーカー。
やり方が違うだけで、根っこは同じだろう、というわけ。

精神異常者であるジョーカーには、金も権力も名誉も、何も要らない。
ただ、同じ精神異常者であるバットマンを「同じ土俵」にあげたいだけ。

そして、バットマンはジョーカーと同じ精神異常者にならないために「最後の一線」として、けっして「殺さない」。

この展開が、1990年代以降のアニメとコミックでは主軸になっていた。
それをきっちり描ききって見せたのが『ダークナイト』。

でも、まさか、ここまでやりこむとは思わなかった。
信じられない。
最高な一本でした。
伊達邦彦さん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-10 18:18:16)(良:3票)
40.磨き考え抜かれた脚本、それを体現する俳優陣、圧倒的な映像に纏め上げた監督。
決して万人に受ける映画ではない(と思う)し、軽々しく他人に面白いから見て!と言える映画でもない。
笑うところは一切ないし、話も重い、ひたすらバットマンVSジョーカーの互いの信念に基づく対決?ゲーム?が描かれる。
初めて映画館で見たときは、ひどく疲れると同時に、言いようの無い映画というものの凄さを感じた。
今までに見た映画では得たことの無い感覚。上手く表現出来ないが、何かしら見た人を魅了する力がある映画だと思う。
それにしても「ジョーカー」・・・戯者、道化師、最後の切札、役柄に合った素晴らしい名前です。
Luckyoさん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-08 01:16:42)(良:1票)
39.冗長すぎる、という点で前作「ビギンズ」の方が上手くまとまっていたと思う。それを除けば全ての面で文句無し。ハリウッドも本気を出せばここまで美しく、緻密で、職人芸という言葉すら陳腐に聞えるほど徹底的に練りこまれた映画が作れるのだなと脱帽した。娯楽的な面白さや悲劇的なお涙頂戴ものなど、何かひとつふたつの要素で簡単に感動を誘う作品が(映画に限らず国境を問わず)溢れまくりの昨今の中で、「質の高さ」という、作りにくく手間がかかり伝わりにくい部分を訴求するこのシリーズはそれだけで評価できるし、それでかつ面白いのだから手のつけようが無い。「こんな作品を産んでくれてありがとう」と作り手に感謝してしまう実に稀有な、本当に稀有な作品。あと、ジマー&ハワードコンビの楽曲が死ぬほどカッコ良すぎてどうしようもない。冗長という部分で9.9点を付けたいのだが、小数点以下は無いので四捨五入で10点。
DeVanteさん [DVD(字幕)] 10点(2009-08-25 06:32:47)(良:1票)
38.ここまで悪役が徹底して大活躍する映画はないでしょう。すばらしすぎです。
666さん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2009-08-19 20:25:05)
37.前作バットマンビギンズを観てると、なぜバットマンがああまでジョーカーに無抵抗なのかわかる。ビギンズからの作風&世界観とヒース・レジャーの鬼演技が起こした奇跡の映画。
わさびさん [映画館(字幕)] 10点(2009-08-16 03:52:11)
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【点数情報】

Review人数 346人
平均点数 7.68点
020.58%
120.58%
241.16%
382.31%
492.60%
5195.49%
6349.83%
74914.16%
88223.70%
98123.41%
105616.18%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.82点 Review58人
2 ストーリー評価 8.32点 Review73人
3 鑑賞後の後味 7.53点 Review73人
4 音楽評価 8.10点 Review64人
5 感泣評価 6.12点 Review49人
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【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
助演男優賞ヒース・レジャー受賞 
撮影賞ウォーリー・フィスター候補(ノミネート) 
視覚効果賞ニック・デイヴィス[特撮]候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]受賞(音響編集賞として)
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞ネイサン・クロウリー候補(ノミネート) 
編集賞リー・スミス〔編集〕候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞コナー・オサリヴァン候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞ジョン・キャグリオーネ・Jr候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2008年 66回
助演男優賞ヒース・レジャー受賞 

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