1.なんて素晴らしいんでしょう!もう10点以外考えられません!レオーネ監督作品の中では、ウエスタンが断トツに好きで、もうこれ以上の作品はないだろうと思っていましたがそれを超えてきましたね。回想と現実を行き来する構成は、惚れ惚れするほど上手いですし、何より4時間近い尺があるのに一切無駄がないのには驚かされます。全編に渡り名場面のオンパレードで、どの場面を切り取っても絵画のような美しさがあります。特にヌードルスが、トイレからのぞき見するダンスシーンはジェニファー・コネリーの美しさと挿入曲の素晴らしさが相まって、映画史に残る名場面であると思います。よくゴッドファーザーと比べられるようですが、なんら遜色のないクオリティを持っていると断言できます。ラストも色々な解釈があり余韻に浸れる本作、最高でした!