3.犬好きと猫好きと鳩好きには必見の映画であり、また、これからペットを飼おうと考えている人も必ず観るべき映画だと思います。
この映画はディズニーがPIXARを買収した後、ジョンラセターが製作に関わった記念すべき1作目であり、長らく低迷していたディズニーアニメが復活した記念すべき作品でもあります。
初めての共同作業だったためかジョンラセター色が強すぎて「ほぼPIXERアニメ」になってしまったのですが、その反省からか次回作以降はもっとバランスのよい映画になり「塔の上のラプンツェル」などの名作が生まれていくわけです。
とはいえ、この「ボルト」ほぼPIXARアニメとなりつつしかも本家越えすら果たしてしまった感がある奇跡の1本。傑作である事は疑いようがありません。
ちょっと話は変わりますが、このサイトで10点を付けるという事にはやはり特別な意味があります。
すごくいい映画、面白い映画、傑作映画であれば9点までは自然に付けられます。
しかし、それを超えて10点を献上するには、単に「すごくいい映画」というだけでは無理です。
そこには「自分にとって特別な何か」が必要なのです。
「すぐれた映画」に「自分にとって特別な何か」がプラスされて初めて10点を付けられるのです。
そして僕はとてつもなく「犬好き」でとてつもなく「猫好き」でとてつもなく「鳩好き」ですから、この傑作に10点をあげる事は全くやぶさかではありません。