3.《ネタバレ》 フォントリアーの映画は疲れます。とっても。後味も何とも言えないのが多い。
でも本作は、ちょっと雰囲気が違ってました。
それまでは迷惑で厄介な鬱病患者としての存在だったジャスティンは、
いろいろなものが見えすぎてしまって苦しんでた。
理解者もいないし、自分が異能者であることもわかっていて。
メランコリアが衝突するとわかってみんなが絶望する中で
唯一、魔方陣のような木のテントを作ればって助かるんだよって、
終焉しかない地球に、希望はあるよって幼い子に信じさせようとする最後が悲しかった。
絶対に助かることはないって伝えず、どこまでも希望はあるんだよって、
一緒に魔方陣を作ろうって、彼に木を削りくみ上げさせて
絶望を共有させず、希望を持たせ続けようとした。
僕が作った魔方陣に大好きな母親も入って、きっと僕が守れるんだって信じさせて。
助けて欲しかった絶望の中で生きてきたから
その絶望が消えることはなくとも、希望を持たせてあげたいと思ったのか。
終焉を受け入れるジャスティン。
最後まで希望を信じさせてあげて欲しいとジャスティンに目で伝えられで、必死で涙をこらえるクレア。
そしてきっと僕が作った魔方陣の中にいるみんなは大丈夫だって信じてる子の穏やかな微笑み。
とても綺麗なラストでした。