1.史実に基づいて作られた映画というのは、時として、非常に重たいものを感じます。もちろん、どれだけ忠実に描かれているかは知る由もありません。ですが、この映画はかなり客観的に描かれているのではないでしょうか。そして、網羅的(こんな言葉があるのか?)だと思います。特殊部隊として、あるいは、レジスタンスとして勇敢に戦う人の姿、暗殺の犯人を探すために、村を一つ丸ごと破壊したという史実(実写フィルムもありました。)そのために、いたたまれず?犯人を密告する人の姿、最後の舞台となった教会の外で事の成り行きを見守る女性の姿。やがて2発の銃声が・・・。なんともため息の出るような結末です。そして、国家反逆罪で処刑された人等を最後で伝えていました。歴史として、そういう事実があったというのが、ひしと伝わって来る映画だと思うんです。重いんです。だから迷ったあげく、10をつけちゃいました。もちろん、ちょっとした疑問もありますよ。暗殺時に投げられた手榴弾って、実際、あんなにシケてんの?とか。最近見たわけではないのですが、印象深いので、つい記入してしまいました。あ、そうそう、邦題は無視した方が良いと思うのです。僕は、7人を特定できません。