3.レンタルビデオで探し、ネットで検索し、ようやく入手して2度目の試聴となりました。前見た時は、やたらと歌の練習をしている少女、と、あの安宿で男女の戯れのように歌い太鼓を叩く2人、だけがやたらと記憶に残っていて、いつどこで何の映画なのかさっぱりわからないままだったのですが、今回ようやく見る事が出来ました。生きる事は恨の積み重ね・・・・重いセリフですよね。全体的に暗いトーンで語られる映画なのですが、あの親子3人でアリランを歌いながら遠景から近づいてくるひと回しのシーンが素晴らしい。あの輝きがあったからこそ、歌い続けていく事が出来るのでしょう。しかし本当の歌とは(人生とは)それをも越えたところで語られるものなのでしょうね。