1.《ネタバレ》 最初見たのはやはり12チャンの夕方4時のやつか。オリジナルでもそうゆう雰囲気があるのだが、この映画ちょっとコメディはいってるんです(吹き替えだと)。しかし、吹き替えで何度も観てる。内海賢二、広川太一郎でしょう。コンバットみたい。まさにコンバットの単なる1話。そのなかでマックイーンは後から部隊に左遷され入ってくる。まさに、カミソリの引き締まったマック。オオカミのよう。”俺に近寄るな!”という感じのマック。広川からは”これはお偉い社長さんで!”なんて言われちゃう。しかし、ここは地獄の戦場。敵の丘の上のトーチカを攻略すべく戦う。マックイーンは最後、虫の息でそれでも爆弾かかえてトーチカになだれ込む。このときのマックイーンのふらふらの姿、表情。彼はその姿を客に見せたいのだ。凄くよくわかる。俺もそうだ。幸せな俳優だ。”戦う翼”とまるで同じ。大脱走以前のマックイーンは違う俳優に見える。もちろん、大脱走の出演で大きく変わってしまったわけだが。いったい、何が変わったか。
さて、突撃隊。最後は自爆だ。そして一人だ。勝手にしやがれだ。孤独だ。カッチョエーのだ。しかし
不幸だ。まったく楽しくはない。マックイーンは自分の出演作の中でとても好きな作品としている。わたしからは言葉もない。たいした映画ではない。この映画が大好きだ。
追加!TV、コンバットにはビックモローが監督した長編”丘を血に染めて。1966年”があり、(昔、確かゴールデン洋画でやらなかったか?)これが、なんと原題”hills are for heroes"ということを今日知り、軽いショック!なんと!"
hell is for heroes"をもじってるんではないかい?あるいは、アメリカにはこういう”言い回し”があるのかもしれない。いや、でも、、、、確か、内容も似ていなかっただろうか?