一心太助 天下の一大事のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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一心太助 天下の一大事

[イッシンタスケテンカノイチダイジ]
1958年上映時間:91分
平均点:7.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
コメディ時代劇シリーズもの
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監督沢島忠
キャスト中村錦之助(男優)一心太助/徳川家光
月形龍之介(男優)大久保彦左衛門
桜町弘子(女優)おとよ
丘さとみ(女優)良恵
中原ひとみ(女優)お仲
堺駿二(男優)笹尾喜内
杉狂児(男優)源兵衛
田中春男(男優)幸吉
沢村宗之助(男優)為吉
進藤英太郎(男優)川勝丹波守
山形勲(男優)松平伊豆守
加賀邦男(男優)原伊予守
原健策(男優)相模屋茂兵衛
清川荘司(男優)用人軍兵衛
市川小太夫(二代目)(男優)桑山伊勢守
東竜子(女優)お八重
沢田清(男優)大八
小田眞士(男優)久吉
脚本鷹沢和善
音楽鈴木静一
撮影坪井誠
企画小川貴也
辻野公晴
配給東映
美術鈴木孝俊
編集宮本信太郎
録音野津裕男
照明和多田弘
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1.《ネタバレ》 シリーズ2作目『一心太助 天下の一大事』。カラーになって太助の男っぷり、お仲の可愛らしさが光る。
太助の縦横無尽の活躍、お仲との関係性、彦左との確執も太助の一人前となった証左でもあり、なんとも眩しく感じる。今回は進藤栄太郎演じる悪徳旗本の川勝丹波守が木場の相模屋と結託して悪行を尽くし、屋敷に奉公した許嫁のいる腰元を誘拐する等の天下の一大事が本筋となっていて、勧善懲悪ものとして大いに楽しめる。太助と彦左の仲違いもあり、今回は松平伊豆守が躍進する。

最後のクライマックスのシーンは圧巻。大勢の民衆、魚河岸衆と木場衆が神輿を担いて威勢よく闊歩するお祭りの喧騒にまぎれて、魚河岸衆が木場の相模屋を襲撃し、川勝から誘拐された腰元を救助、大立ち回りの太助や魚河岸衆が大活躍。太助の刃のないチャンバラシーンも宮本武蔵の般若坂ばりのダイナミックさがあってとても痛快だった。そして天下のご意見番の到着。男同士の名呼びと抱擁。やはり錦之助と月形龍之介コンビの一心太助シリーズのクライマックスがこの回、このシーンでしょう。

家光、彦左、太助が一同に会するラストシーンもよかった。家光と太助は二人とも錦之助なんだけど、うまく演じ分けているというか、全く違和感がない。彦左の「馬鹿につける薬はございません」からの印籠取り出し、家光の「いつまでも馬鹿でおれよ」というセリフにも熱いものを感じる。やっぱり最後は日本一の徳川将軍、締めは箱根から見る富士の絶景なのです。
onomichiさん [インターネット(邦画)] 10点(2024-08-10 09:30:15)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.17点
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6233.33%
7350.00%
800.00%
900.00%
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