拝啓天皇陛下様のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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拝啓天皇陛下様

[ハイケイテンノウヘイカサマ]
1963年上映時間:99分
平均点:7.12 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-04-28)
ドラマコメディ戦争ものシリーズもの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-09-08)【イニシャルK】さん
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監督野村芳太郎
キャスト渥美清(男優)山田正助
長門裕之(男優)棟本博
藤山寛美(男優)柿内二等兵
左幸子(女優)秋子
高千穂ひづる(女優)手島国枝
中村メイコ(女優)井上セイ子
穂積隆信(男優)副官
井上正彦(男優)情報部将校
玉川伊佐男(男優)髭の兵隊
森川信(男優)博の伯父
上田吉二郎(男優)朝鮮のとうちゃん
加藤嘉(男優)堀江中隊長
西村晃(男優)原一等兵
多々良純(男優)浦上准尉
桂小金治(男優)鶴西
高橋とよ(女優)やり手婆さん
清川虹子(女優)井上セイ子の伯母
葵京子(女優)鶴西の妻
山下清(男優)街の人
小田切みき(女優)浦上の妻
若水ヤエ子(女優)中島の女
山本幸栄(男優)経師屋主人
浜口庫之助(男優)天皇陛下
原作棟田博
脚本野村芳太郎
多賀祥介
音楽芥川也寸志
撮影川又昂
高羽哲夫(撮影助手)
製作白井昌夫
企画市川喜一
高島幸夫
配給松竹
美術宇野耕司
編集浜村義康
録音栗田周十郎
松本隆司(調音)
照明三浦礼
その他IMAGICA(現像)
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4.《ネタバレ》 大航海時代、産業革命を経て世界を西欧の植民地主義が覆っていた中日本人の暮らしは貧しく、士官は社会のエリートであり子供の憧れ、男子であれば家族が普通に兵隊になる、身近な存在であった。軍隊とて戦闘がなければ普通の組織の一種で、どういう経験をするかはそこにいた人間や組織の置かれた状況によって千差万別。主人公のように食うに困らぬ生活の中で、生涯の友人を得たり上官にやさしくされたり字を習ったり、比較的よい経験をできたこともあっただろう。このような作品が戦後生まれ、戦中世代に受け入れられていたことはその証左ではなかろうか。戦中世代が少なくなっていく中、かつての郷土部隊が国民と地続きであったことを知らしめてくれる作品のひとつとだと思う。
寅さん以前の作品であるが、やっぱり渥美清は素晴らしい。
クリプトポネさん [地上波(邦画)] 10点(2020-05-16 18:18:09)
3.極めて純粋な男の軍隊生活と戦後の人生を、笑いとペーソスを交えて描いた一大風刺劇。野村芳太郎監督の最高傑作に思います。戦争映画はやたら悲惨さをアピールするものよりも、こういう重喜劇的作品の方がより痛切です。
丹羽飄逸さん [映画館(邦画)] 10点(2006-12-25 19:55:30)(良:1票)
2.魂を打ち抜かれたかのように今まで映画を観て経験したことがないくらいの衝撃を受けました。男はつらいよシリーズなんか吹っ飛んでしまうくらい、渥美清の最高の作品は間違いなくこれです。
WEB職人さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-08-26 22:03:36)
1.《ネタバレ》 俳優、渥美清(本名田所康雄)が「男はつらいよシリーズ」以外に主演している全ての作品の中でダントツのナンバーワン作品である。ヤマショウこと山田正助にとっては誰もが地獄だと嫌がる軍隊での生活が天国であり、三度の飯をきちんと喰える上に風呂も入れさせてもらえる。軍隊での生活が天国だというヤマショウの気持ちを察するだけで泣けてきて仕方がない。よっぽど辛い過去を背負い、苦しんで来たに違いないであろうという気持ちが見ていて物凄く伝わってくるだけに悲しい。意地悪な上官のイビリなどはヤマショウにとっては大したことないのだ。上官役の西村晃、良いですなあ!桂小金治演じる鶴西が奥さんからの手紙を読ませる場面でのあの痛烈なやりとり、一方で渥美清演じるヤマショウには全く正反対な態度を取る。加藤嘉の中隊長もこれまた素晴らしい。ヤマショウにとっての中隊長はまるで父親のようである。他にも素晴らしい俳優がこの映画にはいて、ヤマショウに字を教える藤山寛美も素晴らしい。そして、忘れてはならない軍隊で知り合った長門裕之の棟さんとの男の友情、これがまた何とも良いのである。ヤマショウにとっておそらく初めての親友であろうこの棟さんの言うことなら何でも聞くヤマショウ、二人の演技、友情、全てがこの映画を素晴らしいものにしてくれているのが見ていてもよく解る。これは戦争の悲惨さをけして、前面に出すことなく人間とは何か?人間の本質のようなものをこのヤマショウこと山田正助という一人の男の姿に感じることが出来る。山田正助が棟さんとその奥さん、左幸子演じる秋子の隣の家で生活している未亡人(高千穂ひづる)に好意を抱くも相手にはされず失恋する。まるで後の寅さんのようである。いや、寅さんの失恋パターンとは違うなあ?しかし、未亡人に惚れるというのは寅さんと同じである。山田正助というこの真っ直ぐな性格、優しさに満ちた表情、それこそ正しく俳優渥美清そのものであり、言葉のトーンで泣かせることの出来る数少ない俳優がこの渥美清である。この映画を見ると渥美清という俳優の持っているもの全てが見えてきて、とにかく泣けて仕方ない。渥美清ファンは勿論、必見であるが、寅さんファンにも是非、一度は観て欲しい素晴らしい作品です。
青観さん [DVD(邦画)] 10点(2005-07-12 22:09:15)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.12点
000.00%
100.00%
200.00%
325.88%
412.94%
512.94%
6720.59%
7823.53%
81029.41%
912.94%
10411.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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