14.《ネタバレ》 初めて観たとき、興奮してしばらく映画館の席を立てなかった記憶があります。この後、駄作・凡作を量産するピーター・ハイアムズですが、そんな彼にも本作では映画の神様が降臨して歴史に残る大傑作となりました。確かに、今DVDで見直してみると、ご都合主義が目立つ部分がありますが、そこをものともしないパワーを持っている映画です。本作のあまりにも有名なプロットは世界中の妄想おたくにパクられ、「アポロ11号は月に行かなかった」という都市伝説を誕生させましたし、そもそも「NASAの陰謀」というコンセプトはこの映画が世に送り出したものです。ヘリと複葉機のスカイチェイスは、現在のCG全盛の世の中では二度と造れない価値あるシーンですね。今でもジェリー・ゴールドスミスの書いたテーマを耳にすると、アドレナリン濃度があがります。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-06-03 20:26:29) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 設定だけでもう7点は確実な感じの映画。最後の最後までどっちに転ぶかわからなかったので、のめりこめました。面白くなかったら金返す、も納得の内容。 【θ】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-12-18 18:16:48) |
12.何だ?このタイトルは? と思いつつ見たら驚きでした。 【やぶ】さん 10点(2004-10-11 00:06:31) |
11.たまたまどちらにもO.J.シンプソンが出ているせいかと思っていたが、どうも私の中でこの作品は「カサンドラ・クロス」とイメージがダブる。何かと思っていたら両方とも、ウォーターゲート事件直後に国家の陰謀をテーマに作られた作品だった。どうりで似ているわけだ。人類初の有人火星探索に飛び立ったはずのカプリコン1号が、実は離陸直前に発見された整備不良のため人間を乗せて飛ぶわけには行かなくなった。NASAの威信を賭けて、絶対に中止できないこの飛行計画を「実現」させるため、搭乗予定だった3人の乗組員にセットを使って火星上陸シーンを演じさせ、TV中継を通じて全世界を欺こうとする。国家の陰謀を扱った作品はこの後もずいぶん多く作られたし、最近では「アウトブレイク」レベルにまで陳腐化したが、この時代に強く正しいアメリカがこんな悪いこともしちゃうんです、という作品はかなり珍しかったように記憶している。社会派SFという新しいジャンルを開拓したこの作品で、O.J.シンプソンは80年代末に「裸の銃を持つ男」シリーズに出演を始めるまで、かなり長いこと人々の心に、タフでクールでカッコ良い黒人というイメージを残し続けた。テレビ中継のからくりを見破り、国家の陰謀をスクープしようと駆け回るトップ屋、エリオット・グールドが絡んで俄然サスペンス色の強くなる後半、ラストに雪崩れ込む息詰まるカーチェイスなど、見どころ満載のコンパクトな作り。実際には123分と当時としては決して短い作品ではないのだが、極めて短く感じられるということからも、この作品のシナリオの上手さ、プロットの巧みさが充分評価できると思われる。娯楽作品ではあるが、ニューシネマという時代の最後の一波という意味で、70年代のアメリカ映画を語る上では決して無視できない作品と言えるだろう。 【anemone】さん 10点(2003-12-12 23:42:26) |
10.アポロ計画の胡散臭いトコを突いた快作。未だに、風になびく星条旗はなに?だの、影の向きがどうだの、突っ込まれて、まともに回答できないので実際こんなトコだったのかもね。アームストロング船長は懐柔されたのか?とか考えると切りが無いな。 【ロカホリ】さん 10点(2003-10-22 00:40:49) |
9.軽飛行機とヘリコプターの空中チェイスシーンは見ごたえたっぷり。ラストもスローモーションで、なかなかいい感じに終わってた。前半は結構衝撃を受けましたね。 |
8.先の読めないストーリー展開のオモシロさは無類で、ハイアムズ映画とは思えない(他がヒドすぎる。勿論嫌いじゃないけどね)。ハイアムズ恒例の「クルマ目線」のカーアクションも見事にキマって、大興奮。ゴールドスミス御大の音楽がたまらなくカッコよくて、『猿の惑星』と双璧をなすカッコよさ。御大、いい仕事してる! 【2009年1月4日追記】今日で冬休みオシマイ、明日から出社で気が滅入るもんで、景気づけに、1月4日にちなんだこの映画を鑑賞(ロケット発射日が1月4日なのです)。いやあ久し振りに観たけどやっぱり最高、そこそこ元気が出ましたです、ハイ。10点つけといたのはマチガイなかった。いや12点くらいに修正したいね。手に汗握るアクションとカッチョ良過ぎる音楽、それに対してエリオット・グールド演じるコールフィールド記者のノラリクラリぶりのギャップがオモシロい。大体、火星ロケットからの映像において、無重力の宇宙にいるハズのブルベイカー飛行士の目から涙が流れ「落ちて」いる事こそを指摘すべきですよね~。気付かない、それがコールフィールド記者の、良いところ(笑)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-07-06 16:28:13) |
|
【神】さん 10点(2003-03-29 18:55:15) |
6.ホントのアメリカって言う国を表現している数少ない映画だと思います。表に出る真実なんて、すぐには信用しちゃいけないらしいですよ。得にアメリカは。 【セクシー】さん 10点(2003-03-20 04:58:44) |
5.言わずと知れたピーター・ハイアムズ監督の傑作! これ以外ろくなのがないのも事実ですが。私はずっと二十年以上もファンやってます。でもこの映画を今観て判ることは、同年の他の映画の画面がシロシロなのに比べて、ぐっとコントラストのある撮影だってこと。画面が暗くなるのは「エイリアン」以降だと思ってたけど、まだ前例があったんですね。最近、ハイアムズ監督は撮影監督も兼任してますけど、この映画の時の撮影に影響されてるみたいですね。室内撮影のベージュっぽいライトとか。確か、「ジョーズ」とかやってた撮影監督だったと思います。 【1984】さん 10点(2002-11-01 17:51:50) |
4.これは、名作ですね。初めて観たのは、実はテレビ放送の時だったのですが、公開当時は、残念ながら観に行きませんでした。この映画のラストシーンほど素晴らしいラストは、今までなかったような気がします。初めてテレビで放送された時、何となく観たのですが、開けてビックリ。もうどんどん引き込まれてしまいました。あり得ない話では決してないので、なおさらですね。音楽も本当にメリハリのあるいい曲で、ラスト、無言で解決するシーンでは、本当にマッチしていました。あの、ラストで2人が走って来るシーンで、2人だけをスローモーションにしたのは、本当に素晴らしいです。10点! |
3.↓いや、びっくり。【BUNYA】さんはまったく私と同年代。当時、テアトル東京で「面白くなかったら料金返す」とか言って、嘘発見器まで用意してたイベント覚えてますか? 小さかったからかもしれないけど、確かに感動的に面白かったことを覚えています。ビデオのない当時は、その後も名画座等で何度も観ました。しかし、その後のピーター・ハイアムズには裏切られ続けています…。ノスタルジーも含めて10点献上します。 【sayzin】さん 10点(2001-07-10 17:27:23) |
2.コレ見たの小学6年生の冬休み、テアトル東京のシネラマで。この映画がボクに与えた影響、すっごく大きいのね。エリオット演じるコールフィールドに憧れて、結局ボクも新聞記者になっちゃったし。もう12年前に廃車にしちゃったけど、彼が乗ってたのと同じ赤のフェアレディZに一時期だけ乗ってたし。最近DVDで見直してみたんだ。なんか嬉しくて、涙が出たんですね。 【BUNYA】さん 10点(2001-06-24 21:23:02) (良:1票) |
【コロンビア】さん 10点(2000-12-30 08:48:07) |