1.この映画は、何度見ても凄いと思う。まず、あの豪華キャスト、ヘンリー・フォンダ(12人の怒れる男、バルジ大作戦、ミスタア・ロバアツ、アッパチ砦、モホークの太鼓、史上最大の作戦、若き日のリンカン、荒野の決闘、など)ジョン・ウェイン(駅馬車、リオ・グランデの砦、アパッチ砦、黄色いリボン、3人の名付け親、騎兵隊、コレヒドール戦記、西部の顔役、リバティー・バランスを射った男、ビッグケーヒル、リオ・ブラヴォー、エル・ドラド、アラモ、赤い河、捜索者、等々)ジェームズ・スチュアート(裸の拍車、ララミーから来た男、リバティー・バランスを射った男、或る殺人、ハーヴェイ、フィラデルフィア物語、裏窓、ロープ、知りすぎた男、めまい、スミス氏都へ行く、素晴らしき哉!人生、など)グレゴリー・ペック(子鹿物語、アラバマ物語、渚にて、ローマの休日、大いなる西部など)ジョージ・ペパード(ティファニーで朝食を、など)リチャード・ウィドマーク(アラモ、ワーロック、シャイアン、合衆国最後の日、オリエント急行殺人事件、マディガン、等)、カール・マルデン(終身犯、欲望という名の列車、など)という風に主演スターは、当時人気の絶頂にあったスターを総動員している、ほかにもリー・J・コッブ、ロバート・プレストン、ワォルター・ブレナン、アンディー・ディヴァイン、ヘンリー・モーガン、など助演じんも豪華である。また、ナレーターに老年まで、堂々たる演技を見せ、一級作品に多く主演した大スターの、スペンサー・トレイシー(老人と海、女性 NO1、ニュールンベルグ裁判)%2Cを迎えているところがまた良い。監督に西部劇の大御所的存在のジョン・フォード監督(この映画では、ジョン・ウェインを、グラント将軍に使っている)、ヘンリー・ハサウェイ、ジョージ・マーシャル、に迎えている。ジョン・フォードは、もちろん、ほかの2人の監督も西部劇を多くとったひとだ。最後にわすれがたいのは、アルフレッド・ニューマンの音楽だ、彼の音楽は、夢と希望に満ちていて、かつ、あの力強さ、何ともいえない。この西部劇は、かこに残されるべき名作だ。