1.《ネタバレ》 同じ内容を描いた「ホテル・ルワンダ」のほうが有名ですが、あくまでもホテルがメインでありエンターテイメント性があるので、実話ではありつつも史実を題材にしたサスペンス映画になっています。
しかしこの映画はそういうものはなく純粋に描いているのでわかりやすくストレート。こちらの作品の方がルワンダ虐殺についてしっかりと知ることが出来ます。
虐殺を目の当たりにした現地人をスタッフとして大量に使っていることもあって非常に丁寧な作りです。
しかも、今この瞬間も虐殺がイラク等で行われている現状がありますから、何かしなきゃいけないと思います。
映画を見て感動して翌日には無関心に戻るというタイプの映画では全くありません。
「映画」としての何かを期待してみるのであれば大きな間違い。
実話として、現状として、記憶に焼き付けて欲しい1本。